税理士もりりのひとりごと

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風が吹いたら桶屋が儲かる

2014 - 01/14 [Tue] - 10:14

 消費税の増税が近づいてきましたね。街の中を歩いていますと、ときどき「消費税増税、絶対阻止!」とか「ブラック企業は許さない!」「大企業優遇税制改悪 反対!」などと書いてあるポスターを見かけますよね。共産党関連の主張だと思われます。

 はぁ、確かに消費税が増えりゃ、お財布は寂しくなりますよ。ブラック企業で働いている社員達は気の毒だと思いますよ。また、法人税を下げて消費税を増税すれば、結果的に大企業の税負担は減るかも知れませんね。消費税は、消費者から預かっているだけの税金ですから、消費税が増税されようと減税されようと、事業者にとっては本来的には痛くも痒くもない話ですからね。

 けどね、いちいち反論しましょうか?(笑) 「消費税増税反対!」なんて叫んでますけど、じゃ、いまのままの税収でこれから先も問題ないってワケですか?これだけ莫大な国債を背負っているのに?共産党の方々のポリシーは、福祉の充実、困っている人達を助ける、でしょう?だったらそのためには税金が必要なんじゃないですか?

 税金を支払うのは絶対にイヤだけど、自分達が困ったら税金で助けて欲しい、だなんて矛盾してるし、調子よすぎると思いません?そんな、自分が得することばかり考えないでくださいよ(笑)。自分が困ったときに税金で助けて欲しかったら、じゃあ、あなたも誰かを助けてあげるために甘んじて税金を負担してくれなきゃ。

 それと「ブラック企業は許しません!」って言ってますけど、残業代などを払わないで、労働条件などが違法な企業は、確かに大企業にもそういうところがあるかも知れませんけど、それよりも圧倒的に中小企業のほうが多いでしょう?しかも儲かっていない会社ほどそういう傾向にあるはず。で、共産党の支持者、民商の加入者たちって、儲かってない事業者さん達でしょう?じゃあ、自分達自身がブラック企業である可能性が高いのに、「ブラック企業は許しません!」だなんて、よく言えたもんですね?(笑)

 で、「大企業優遇税制改悪、反対!」ですか・・・(笑)。じゃあ訊きましょう、こういった主張をなさる方たちは、大企業が儲かると何が気に入らないんですか?あのね、大企業って、別に人じゃないんですよ、その大企業がどれほど儲かってお金が貯まったって、その会社が感情を持っているわけでもないんで、嬉しくも何ともないんですよ?

 じゃ、誰が喜ぶのか、と言えば、そりゃその会社の社員や役員や、株主さんじゃないですか。みんな自然人でしょ?で、文句言う人達は「大企業に勤めているような一部のエリートや、そこの株を持っているような金持ちだけが儲かるから許せない!」って言いたいんですかね?そう主張してるあなたの周りにも、大企業にお勤めの方や、そこの株を持っている人達っていませんか?

 なんとも、度量の狭い主張ですねぇ・・。こういう主張をなさる人達って、「風が吹けば桶屋が儲かる」的な思考で世の中の流れを捉えた場合、主張の内容や、思考のレベルが「風が吹いた」状態で停止してしまってるんですよ。「風が吹いて寒くて砂埃も舞ってしかたないや」と文句を言ってるだけなんですよね。

 いや、世の中お金は回るし、一つの出来事が起きれば、それに付随していろんなことが波及するんですよ。なんでもそうですけど、必ず「風が吹いたら、桶屋が儲かるかも知れない」というところまで物事を考えなきゃいけないんですよ。自分のつまらない感情に支配されて、風が吹いたところで砂埃がかなわん、と文句言ってるだけじゃダメなんですよ。

 何度もこのブログに書いてますけど、世の中何でもグルグル回るんです。特にお金はグルグル回して行かなきゃ行けないんです。不況はお金が回らないから起きるんです。お金を世の中に回すためには、どこかがお金を儲けて使ってくれるようにならなきゃいけないんです。そのきっかけにするには、大企業を利用するのが一番都合が良い、ということだけの話なんです。

 大企業が儲かれば、社員や株主が儲かるじゃないですか。そして彼らの懐に余裕ができれば、いろんなものを買ったり、食事を食べたり、お酒を飲みに出かける機会も増えるじゃないですか。不況の時は、大手チェーンの安売り店にばかりでかけていたかも知れませんけど、懐が緩めば、近所の商店街でお金を使ってくれる可能性も高くなるじゃないですか。そうすれば大企業減税に文句を言ってる小規模事業者に巡り巡ってお金が回ってくると思いませんか?

 また大企業の下請け、孫請けは、ほとんど中小企業ですよ。大企業が儲かって、設備投資にもっとお金回そうかなぁ、と思ってくれれば、もっと直接的に中小企業の仕事が増えて儲かるじゃないですか。大企業減税反対と主張している人達が、結局は儲かるんですよ?

 だからですね、世の中の動きって、風が吹くところばかりをことさらに取り上げて批判したって意味ないんですよ。もっとその先をしっかりと考えてくれないと。風が吹かなきゃ、結局なにも起きないんですから、なんとかしてどこかに風を吹かせなきゃいけないんですよ。それが景気を回復させるために行政や政治が行うべき最も大切なことの一つなのに、何かやろうとすれば文句しか言わない人達が世の中にはいるんですよね。

 そんな人になっちゃダメですよ。そんなに狭い思考で世の中を見て、文句ばっかり言ってたら、結局誰も助けてくれないし、誰もあなたにお金を回してくれないですよ。豊かになって、幸せに暮らしたいと願っているのであれば、もっと世の中を大きな視点から見て、そしてどうやって世の中が動いていくのか、ということを考えなくっちゃ。

 民主党政権の時は、その視点が決定的に欠けてたんですよ。大企業からしっかりと税金を取り、歳出を削減すればいいとしか考えていませんでしたから。すべてがマイナス思考、そしてすべてが縮減思考なんです。そうなっちゃうと、結局はさらにお金が回らなくなって、景気は冷え込むだけですからね。景気が冷え込めば、中小事業者は儲かる可能性がますます減りますからね。

 お金を世の中に回すための増税をどこかで行って、そしてそこで得た税収をしっかりと世の中に回す、あるいは影響力のある企業を景気回復のための牽引車として動かす、そういうことが景気回復のためには大切なんです。バカみたいに目先の小さな事ばかりにこだわって、そこを一生懸命突いたって、ほとんど効果なんかないんです。

 「風が吹けば桶屋が儲かる」、この思考を持つことは商売を考える上でも、景気を考える上でも、とても大切なことだと思いますね。

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