税理士もりりのひとりごと

税理士もりりがぶつぶつと日ごろの出来事についてひとりごとを綴っていきます





  税理士もりりのひとりごとのナビゲーター   トップページ > スポンサー広告> 税理士 > ニセ税理士  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ニセ税理士

2014 - 01/04 [Sat] - 15:22

 ニセ税理士、そういえば、先日ウチの事務所に「ニセ税理士のことでご相談なんですけど、どこに通報したらいいですかねぇ。腹立ってるんですよ。」という匿名のお電話がありましたねぇ(笑)。うんうん、わかります、わかります。

 ニセ税理士って、まあ、無資格で税理士業務をしている人たちのことですけど、だいたいこういう人たちは商売上手です。口が上手で、虚実交えて相手を信用させるのがめちゃくちゃうまいです。セールスマン向きの資質を兼ね備えている人たちだと思いますけど、仕事はどうか、と訊かれますと、だいたい「全然ダメ」ですね(笑)。

 だって、まじめに勉強して資格取ることができないから、そこは諦めてパチもんとして税理士の真似事をしてるわけですからね。そりゃ、仕事をする心持ちがそもそも不純なんですから、仕事がきっちりできるはずありません。でも、その「全然ダメ」な仕事内容や自分の実務能力も、言葉巧みに騙くらかして、相手を丸め込んでしまうもんですからバレてないだけなんですよね。間違って処理をしても、失敗しても、全て相手を騙しますからね。そして「これだけの仕事をするのは大変だったんだから」ともったいぶった口ぶりでめちゃくちゃな出来栄えの書類を渡して、彼らは高い料金を分捕ります。

 商売上手ですから、彼らは儲けます。そりゃそうです、詐欺師が金を稼ぐのがうまいのと同じように、ニセ税理士も口八丁手八丁でお客を騙して、自分の能力ではできっこない仕事をやったふりをして金をぶんどるんですから、そりゃ儲かります。だから、ニセ税理士たちの最大の弱点は「ウソが通じないこと」なんですよね。

 ニセ税理士たちは口だけが上手で、その実務能力は全然ダメレベルなので、本物が身の回りに現れてくるとすぐにどこかに消えていきます。例えば、実務を事務員に任せきりの事務所でニセ税理士をしてたんまりと稼いでいた輩がいるとすると、そこに新たな事務員として有資格者が入ってくると、その途端に退職したりします。またニセ税理士が行った仕事の失敗を追求する客が現れると、裁判沙汰にでもなれば大変なことになるので、お客と争わないですぐに損害賠償に応じます。

 いや、ニセ税理士をやってる人たちって、どれほど口で「俺は凄い。実務経験はバリバリだから安心して任せて」とお客に話していたとしても、所詮ニセモノ。仕事は大したことないし、ミスをして税務署から指摘されたり、調査に来られたりしても、彼らは責任を取ることなどできません。何のトラブルもなく、お客から文句を言われていないでお金を払ってもらっている間だけが花の商売なんです。

 ニセ税理士って、世の中にはたくさんいると思いますよ、正直言って。税理士会はこういう無資格ニセ税理士の取り締まりは甘いんですよね。有資格者の税理士法違反行為には口うるさいくせに、無資格者の税理士法違反行為の取り締まりはほとんどやっていないはず。

 こんなの簡単ですやんか。世の中に広く「ニセ税理士行為を見聞きしたら、こちらまで通報を」って知らしめて、税理士会に窓口を設けりゃいいだけのことですよ。で、「お尋ね書」とかいうタイトルで

「貴殿がニセ税理士行為を行っているという連絡が当会に寄せられました。つきましては、そのような行為は税理士法違反となりますので即刻おやめいただきますよう申入れいたします。もし今後も継続して税理士法違反行為を行っておられる場合にはしかるべき手続きを取ることとなりますのでご承知ください。もし情報に誤りなどがある場合にはこちらまでご一報ください」

という内容の手紙でも送りつけりゃいいんですよ。ニセモノたちは、ビッグマウスな割には小心者たちですから、こんなのが自宅に届けば、すぐビビりますよ。

 会計士との資格付与云々なんかに一生懸命エネルギーを注ぐくらいなら、これくらいのニセ税理士通報窓口を各単位税理士会内に設けることくらい簡単な事でしょうに。でも、どこの単位税理士会ホームページを見たって、「ニセ税理士行為の通報先」なんて電話番号は書かれていません。そんなところから見ても、絶対に税理士会はニセ税理士行為根絶をしようとするつもりなどこれっぽっちもないと思いますね。

 そんな甘いことをやってるから、ニセ税理士が世の中に跋扈して、ええかげんな仕事に高い金を払わされる納税者がいたりするんですよ。またニセ税理士を本気でなくそうとしないから、本来の税理士のお客になるべき納税者が減ってしまい、税理士の食いぶちが減ったりするんですよ。

 ほんとうに世の中に役立つ税理士制度を目指すのであるなら、世の中にたくさんいる「ニセ税理士」と「自称税理士」たちを根絶させるべきだと思いますね。世の中には税理士なんて骨董品の鑑定士か何か程度の資格くらいにしか思っていない人もたくさんいるんですよ(笑)。だから税理士が日本の将来に役立つために税理士会がやらなきゃいけないことはまだまだいっぱいあるんですよ。会計士との下らない業際問題で時間と金を使うくらいなら、もっと足元をしっかり固める活動も地道にやってくださいよ。

 今回のゴタゴタに関連して、国会議員にばら撒いたお金も決して少なくはないでしょう?ばら撒いた結果があの程度だったら、お金をドブに捨てたも同然じゃないですか。全く何をやってんでしょうね、おねがいしますよ、本当に。

 そんな誤った方向に政治の力を使おうとするから、税政連に金を払いたくないんですよ。特定の長老が支配しているような組織じゃ、やっぱりちゃんとした将来を見据えた方向性は定まりませんなぁ。税理士会ももうそろそろ民主的・合理的に物事を決定して遂行できる組織に生まれ変わるべきではないでしょうかねぇ。

関連記事

トラックバック

http://moriri12345.blog13.fc2.com/tb.php/1912-3ad48cf2

 | HOME | 






プロフィール

もりり

Author:もりり
当ブログにお越しいただきありがとうございます、税理士のもりりです。のんびりと、時々辛辣に日々感じたいろいろなことを自由に書いていきたいと思います。

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。