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米、関税全廃を要求 TPP交渉、重要5項目は猶予期間

2013 - 11/17 [Sun] - 13:44

 なんでもTPP交渉の場において、アメリカは日本に対して関税の全廃を要求してきているのだとか。

 米、関税全廃を要求 TPP交渉、重要5項目は猶予期間

 まあ、こういったアメリカの出方は当初から予想された動きではありますね。そんなもの、アメリカが日本の都合を考えて貿易交渉など行ってくるハズなどないわけで、それは誰だって最初からわかっていたことでしょう。

 日本のマスコミはこういうふうにアメリカが圧力をかけてくると、すぐに「日本劣勢」のイメージを植え付けようとします。でもホントは違うんですよ、アメリカだって関税を撤廃したくない輸入品目ってたくさんあるんですよ。実際そのせいで、アメリカ国内でもTPP反対運動、というか日本がTPPに参加することを拒むべし、というデモが起きたこともありましたもんね。

 そう、関税が撤廃されて困るのは日本だけじゃないんですよ。アメリカの国内産業に携わっている人達だって、関税がなくなっちゃうと困ると思っている人達は当然ながらたくさんいるんです。だから、アメリカが日本に対して関税撤廃の圧力をかけてくるのであれば、同じことを日本もアメリカに対して求めていけばいいのです。

 もちろん、アメリカだってそれをされると困りますから、今回の日本に対する関税撤廃要求は、安倍政権が農家などに対して「聖域は守る」と公約しているところを見越して攻めてきているだけのことなんです。「安倍政権は関税の全廃など飲めるはずもないから、じゃあ、それをネタにしてアメリカに有利なように交渉をもっていけばいいじゃないか」と考えているだけなんです。

 交渉を有利に進めたいという思惑から、日本に対して先制パンチを食らわせて揺さぶりをかけているだけなんですから、こんなものマスコミもギャーギャー騒がないで冷静に考えりゃいいんです。そんなもの本当に関税が日米両国で撤廃されてしまえば、アメリカの国内だって黙っているはずないんですから、バイアスをかけずに物事を素直に、当たり前に見ていけばいいんです。

 日本のマスコミも、すぐ「TPPはアメリカの陰謀。こんなものに参加したら日本の終わりを意味する」みたいな論調を展開したい思惑があって、こうやってアメリカが圧力をかけてくると「それみたことか。だからTPPには参加しない方が良かったのに」と話を持っていきたいフシがあります。

 しかし、違うんですよ、本当は。ただの交渉ごとなんですから、すべて是々非々でやって行けばいいだけのことなんですよ。輸入農産物にかける日本の関税が高いのなら、それは修正すればいいだけのこと。アメリカが日本の農産物や工業製品に不当な関税をかけているのであれば、それは日本も是正を求めていけばよいだけのこと。それだけですよ。

 ま、TPP交渉に関しては冷静に国益を考えながら進めていってもらいたいもんだと思いますね。その過程で、例えば日本の農産物に関する異常な農家保護・農家支援のようなものが明らかになってくれば、それは日本国内においても「おかしいんじゃないか?」と見直すきっかけにすればいいんです。

 穿った見方をすれば、JAなどがTPP参加に強硬に反対していた背景には、もし日本がTPPに参加して、農産物に関する話が世間で取り上げられてしまうと、今まで日本の農家やJAがどれほど努力を怠っていて、そして日本の消費者にわからないところで密かに保護されてきたのか、という事実が白日の下に晒されることを恐れていたからかも知れません。

 そう言う意味でも、TPP交渉を通じて様々な日本の産業やサービスの不可解だった部分が是正されていくことになるのであれば、別の意味でTPPに参加した意義というものがあるのかも知れません。そうやって、TPP参加という事実を、クレバーにそして前向きに捉えることも大切ではないでしょうか。

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