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インフィニティ・スカイラインは成功するか?

2013 - 11/13 [Wed] - 13:55

 日産が新しいスカイラインをインフィニティブランドで発売することにしたのだとか。値段は約450万円からの設定。

 スカイラインはなぜ「NISSAN」を捨てたか

 それにしても450万円からの価格設定とは強気ですね(笑)。値段を上げればブランド品になると思っている日本人の共通思想を具現化しているかのようです(笑)。このインフィニティ商売、果たして日本で成功を収めることができるでしょうか?

 トヨタもレクサスブランドを逆輸入することで、高級車ブランドラインを確立しようとしています。モデルチェンジを繰り返すことによって、レクサスブランドのイメージが確立されて、それなりに日本社会においてもレクサスのブランドイメージは定着してきているのではないかと思います。

 しかし、それでも欧州高級車ブランドと比べますとイメージ面では劣っているように思いますね。そこでトヨタが採用した戦略が、「おもてなし商法」。以前は私もこの商法については批判的でしたが、最近はブランドイメージを確立させるためには悪くないやり方なのではないかと思うようになってきました。

 その心は、「敷居の高さを演出すること」です。そもそも欧州に多く存在する「ブランド」とは、「庶民には手を出すことができない」という意味の裏返しです。だからこそ家柄のよいお金持ちだけが手にすることができることにつながり、そのことが高級ブランドを形成していき、庶民から見た場合の憧れ、羨望につながるわけです。

 つまり、ブランドとは、ある意味差別社会、階級社会の裏返しなのです。日本では表向き生まれや育ちで差別をしたり、階層が存在することはありませんので、真の意味における「高級ブランド」というものができあがる素地がありません。なぜなら誰でも少しお金を貯めれば高級ブランドを買うことが許される社会だからです。

 もし日本で高級ブランド店が入店拒否や販売拒否を行ったら大変な事になります。日本では階級意識がないので、ヨーロッパなどと違って誰でも高級ブランド店に入っても構わないんじゃないか、と思っている人が多いからです。たぶんヨーロッパでは庶民が高級ブランド店に入るという意識そのものがないのだと思います。

 だからこそ、日本では高級ブランド品店では、庶民が入れないような雰囲気を醸し出しているわけですよね。その最たるものがレクサスにおける「おもてなし商法」だと思うのです。つまり庶民にとっては慇懃無礼になりかねないほどのおもてなしを周知徹底して行うことによって、逆にそのおもてなしに耐えられるレベルの客だけを選別しようというわけです。

 結局高級ブランドを作り上げるということは、「顧客を選別する」と言うことと同義です。それを表立って行うことが許されない日本においては、日本製品を国内でブランド品に昇華させることはかなり難しいのです。

 さらにはブランド品を作ろうとするメーカーの意識も問われます。先ほども書きましたように、ブランド品とは「顧客を選別する」ことです。ところが日本のメーカーは「良いものをより安く、多くの人に使ってもらいたい」というコンセプトで商品を作っています。つまり高級ブランド商法とは正反対のことをやっているのです。

 だから販売する側も、商品を作る側も、高級ブランド商売を行いたいのであれば世間の批判を覚悟した上で、顧客の選別を行わなければなりません。ある意味「カネのないヤツには売りません」というあからさまな姿勢が必要になってくるわけです。

 今回の日産のインフィニティ・スカイラインの発売に関しても、そこまでの徹底がなされた上で行われるのかということに興味を感じていますね。このスカイラインを「値引きして誰にでも売る車」として販売するのか、あるいは「450万円を払えない人には売らない車」として販売することができるのか、そこが問われることになるのではないかと思いますね。

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