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福島「全員帰還」断念

2013 - 10/30 [Wed] - 13:12

 政府与党が、放射線量の高い福島県内の一部の地域住民については、帰還困難として移住のための賠償金を手厚くすることを検討しているのだとか。

 <政府・与党>福島「全員帰還」断念…困難区域「移住を」

 いろいろと批判を行う向きもあるとは思いますが、私は個人的には至極妥当な判断、というよりは、これがベストな判断ではないかと思っています。前のブログにも書きましたように、住民が自らの命や健康を犠牲にしてまで放射線量が高いと思われる地域で生活することが正しい判断だとは思いませんし、そのような危険な生活を断念させることも政府が行うこととしては正しいと思うからです。

 もちろん「それじゃ、先祖代々からのふるさとを失ってしまう人達がたくさんいる。それはあまりにもかわいそうではないか?」というご意見があることは十分承知しています。でもね、考えてみてください。私自身もそうですけれども、正直言って「ふるさと」と呼べる場所を持っていない人も今どきの世の中にはたくさんいるんですよね。

 転勤族のご家族にとっても「自分達のふるさとって、いったいどこだろう?」と思われることは少なくないんじゃないでしょうか?あるいは仕事の関係で、子供の頃に育った場所とは全く違う地域に住み、そしてそこで自宅を購入してそこでの生活が長くなり、将来も生まれ育った地域に帰る予定も、帰るつもりもない人は決して少なくないはずです。

 確かにふるさとを失うことは大変大きなことだと思います。思いますけど、申し訳ないんですが、私から見ると「命や健康を犠牲にしてまで、その『ふるさと』に固執しなきゃいけないようなことなんだろうか?」って正直思ってしまう部分も少なくないんです。

 もちろん、お気持ちはわかりますよ、わかります。でもね、人間の人生って、そういうように大きな悲しみの中で思い出にあったものを失っていくことの繰り返しじゃないですか。例えば、

・「別居していた両親が死んでしまったので帰るふるさとがなくなってしまった」
・「転勤族の子供だったので、せっかく仲良くなった友達や馴染んだ街と別れなければならなくなった」
・「都市計画などで昔と街の風景がすっかり変わってしまった」
・「神戸の大震災で、昔の思い出のあるお店や建物、家がすべて失われてしまった」・・

 等々、いくらでもそんなことは人生の中であるんです。私もそんな経験ばかりしてきていますよ。

 思い出深い風景や、生活様式がある日突然失われて、そしてそれが永遠に返ってこないという喪失感の大きさは、本当に良く理解できるつもりですが、でも、新しい生活も悪くないもんだと思いますよ。新しい場所で、新しい生活を少しずつ作り上げていくのも別の楽しさ、幸せがあると思いますよ。

 生まれ育った地域にこだわりたい気持ちはわかりますけど、まあ、それが人生のすべてではないです、正直言って。ごめんなさい、バッサリ言っちゃうと、それよりも大切にすべきことや、幸せなことは、いくらでもあります。悲しい気持ちはわかりますが、政府が手厚く補償する、と言っているわけですから、その補償で新しい場所で、新しい生活を築かれてはいかがでしょうか。

 どこにでも幸せってあるものですよ。そこまで住む場所に固執しなくてもイイんじゃないでしょうかね・・・。そういうとお叱りを受けるのかも知れませんが・・。

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