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一流ホテルでの食材偽装

2013 - 10/28 [Mon] - 11:05

 最近ニュースで話題になっていますね、阪急阪神系列のホテルでの食材偽装事件。

 <阪急阪神ホテルズ食材偽装>社長「お客さんだますことに」

 当初、グループの社長は「偽装ではなく誤表示」「担当者の知識不足のためで、騙そうとしたわけではない」と釈明していましたが、どうにも苦しい言い訳。近年希に見る、最悪の釈明会見の1つでしたね(笑)。会社の危機意識が問われることが多い昨今の会見において、「誤表示」で切り抜けようとしたところは猿知恵が過ぎましたね。

 先日も友人と話していましたが「あの社長の会見はマズいよなぁ。アレだったら『すいません、ウソをついていました。申し訳ありませんでした。』とハッキリ最初から言ってた方がマシだったなぁ」という話になりましたねぇ。もちろんそのようなことを言ってしまえば、社内的には犯人を捜して責任者を吊し上げる必要がでてきますので、そういう事情から、あの言い訳会見になったということなのでしょう。

 それにしても、あの「誤表示」会見のまずかったところは、偽装以上にお店の信頼を失うことにつながったことですね。どういうことかと言いますと、最初から偽装していたのであれば、料理人達も安くて質が劣る食材で料理を作っていたことはわかっていたと言うことになります。そうであれば、少なくとも料理人が食材の良し悪し程度はわかっていたわけです。

 ところが「誤表示」と書いてしまいますと話は違います。料理人だって当然メニューの内容くらいは知っていたでしょうから、あるコースのオーダーが入ってくれば、どの程度の食材を使って作らなければならないかということくらいは知っていたはずなんです。「騙すつもりはなく、担当者が知識不足だった」と言うことであれば、じゃあ、現場で料理を作っていた料理人達は、誰ひとりとしてメニューに書いてある食材と実際に使っている食材の違いがわからなかった、ということになります。

 普通に考えてそんなことはありえないわけでして、テレビでもよく報道されているように、九条ねぎと普通のねぎの違いがわからない料理人や、高級牛肉と加工肉の違いがわからない料理人なんて、いるはずがないんですよね(笑)。社長の会見に従えば、「阪急阪神ホテルグループの料理は、食材の善し悪しすら分からないような連中が作っている」と言っているようなもんですからね(笑)。

 しかも驚くことに、グループの1つのホテルだけがやっていたのではなく、複数の高級ホテルで同じようにやっていたわけですよねぇ?それが「偽装ではなく誤表示」だったって?そんなに阪神阪急ホテルグループの料理人は揃いも揃って素人集団なの?って訊きたくなります。

 「知らなかった、無知だった。経験が足りなかった、配慮が足りなかった」と言えば問題を切り抜けられると思っている猿知恵経営者、猿知恵弁護士も世の中には多いと思いますが、今回はそれでは切り抜けられないケースだったんですよね。「気付かなかった、間違いだった」と言った時点で「自分達のホテルグループのすべての料理は、素材の違いも見分けられない素人が作っていました」と自ら言ってしまったようなものですからね。それは自社の料理人を自ら貶めているようなもの。

 これこそ墓穴を掘る、という言葉の典型的な例ですね。経営者として、もっとも発言してはならない言い訳でしたね。最初から「申し訳ありません、会社としてのコスト削減を徹底するあまり、一部担当者が暴走しました。期待してお越しいただいたお客様に多大なご迷惑をおかけし、そしてプライドを持って料理を作っている弊社料理人達の気持ちを傷つけてしまいました。まことに申し訳ございませんでした。」と言っていた方がどれほど傷も浅く、イメージも保てたことか。

 まあ、こういった記者会見の場では、経営者はくだらない猿知恵を回して自己保身や言い訳に走るのではなく、「世間が見たらどう感じるだろうか」「どうすれば会社のイメージを保てるだろうか」「どうすれば今後のダメージを最小限に保てるだろうか」という観点が大切なのではないでしょうか?

 まだまだ日本では、素直に謝った方が世間が許してくれるという風潮が残っていますからね。先日の会見は、世間体よりも保身を先に考えていることが透けて見える、最悪の記者会見でしたね。会社が失った信用は、きっと猿知恵を働かせた経営者達が思っているよりも遙かに大きく、そして長期間に渡ると思いますね。

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