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聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

2013 - 10/25 [Fri] - 12:10

 「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という諺がありますよねぇ。私たちのように、税理士などという仕事をしていますと、仕事をやればやるほど自分が知らないことに直面することがあるんですよね。そのときに皆さんならどのように対処するでしょうか?

 いろんな人に尋ねまくって解決する人もいるでしょうし、自分で調べまくって答えを出そうとする人もいるでしょう。私の場合は後者ですね。特に税理士という、税法というルールに基づいて仕事をしている職業に就いてからというもの、まずそのルールを徹底的に調べて、そのルールに基づいて答えを出そうという姿勢が強まりました。

 自分で調べて答えを出そうとしますと、当然ですが、とても時間がかかります。ただ、自分でいろんな資料や税法を調べることができるだけ、自分の血となり、肉とすることはできます。しかし、このやり方の最大の欠点は「思い込み」そして「勘違い」、さらには「見落とし」や「理解不足」が起こりうることですね。

 そのため、私は今までも何度か危ない橋を渡ってくることになりました(笑)。かろうじて大事には至っていませんが、しかし肝を冷やした、というか、自分の無知と経験不足を税務署から指摘されたような気がして、とても恥ずかしい気分になったことを覚えています。

 そのため、基本的には自分で判断に迷う事例があれば、自分でとことん調べた後に税務署に最終確認を行うという作業を以前は行うことにしていました。ところが、あるときから「税理士は自分で税務判断をおこない、税務署に見解を求めないように」といった風潮が出てくるようになってきてしまい、そのせいで税務署に訊きにくくなった雰囲気がありました。

 だいぶ前にも書いたことがある話ですが、国税局の税務相談室なるものができたこともあって、そこに問い合わせたときなどは、先方の相談員が明らかに通達集を理解していなかったフシがあったので、こちらが通達の内容を問い合わせてみると「通達集を読めるんやったら、おまえが自分で解決せんかい!」と逆ギレされたこともありました。そんな態度で電話口に出られると、ますます局や署に訊くのが億劫な気分になってしまいました。

 しかし、ある税務調査の際には担当官から「こういう事例などでは、税理士さんから『どう処理をしたらいい?』と事前に問い合わせがあることが多いですよ。そうやって相談してくれはったら、こちらもご相談に乗らせていただいてますよ」と言われたこともあって、自分だけでグレー事案の解決策を導き出すことの難しさと限界を悟りましたね。

 そう、やはり「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」なんですよね。「税理士だからこんなことを署に尋ねるのはかっこ悪い」とか「こんなことを他人に尋ねると、バカにされるんじゃないか」などと考える必要なんてないんですよね。だって、私たちの仕事の目的は、依頼者の税負担を可能な限り少なくしてあげることにあるわけですから、その目的を達成させるためであれば、自分自身のちっぽけなプライドにこだわる必要などどこにもないですからね。

 ほんと、つまらないプライドなんて持つ必要ありませんね。プライドなんて、仕事を行う上ではほとんど役に立つことはありません。プライドなんて、心の一番奥の部分にしっかりとあればよいだけであって、普段の仕事や友達づきあいなどの場面で顔を出す必要はないんですよね。

 知らないことは知らないし、どー考えたってわからないものはわからないんですから、つまらないプライドや意地などはさっさとどこかにやってしまって、分かっている人に教えてもらえばいいんですよね。それが問題解決のためには一番の早道ですし、なによりも依頼者の利益を最大にするための手段となります。

 別に税理士だからといって、知らないことがないようなフリをする必要などありません。自己解決する必要もないし、仲間同士で相談して解決する必要もないです。答えを知っている人に尋ねるのが一番早いし、一番正確な答えが出ます。

 ・・・ということで、今日も署に電話(笑)。もちろん事前に法規集で内容を確認して答えを予測した上での質問ですが、万が一私の勘違いや思い込みによって間違った解釈をしていたら依頼者の税額が平気で100万円単位で変わる話ですので、念のための確認です。ちなみに答えは事前予想していたとおりだったので、大手を振って堂々と税金を減らした申告書を作らせていただきましょう(笑)。

 自分で考えて問題解決をはかろうとすることは確かにスキルを磨いていく上ではとても大切なことなのですが、悩んでも答えが出ないことがあったりすれば、悩むこと自体が時間の無駄になりかねませんし、なにより誤った判断を行ってしまうと依頼者にご迷惑をかけることになります。プロの立場に立つならば、自分のちっぽけなプライドよりも、顧客の利益を最優先させるべきではないかと思いますね。

 そこでもう一度、「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」という諺を常に忘れないようにしたいと思いますね。

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