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消費税は8%へ、そして金額表示方法

2013 - 10/08 [Tue] - 10:50

 先日ようやく安倍総理大臣が、平成26年4月1日からの消費税増税を表明しましたね。税率は8%で、当初の予定通りです。経過措置の契約期限が昨日で終わって、その翌日に税率アップを発表とは・・(笑)。

 もうちょっと早く発表できなかったのな、という気もしないでもないですが、経過措置が関係な人から見れば、半年前に発表されるくらいがちょうど良いのかも知れませんね。ただ、マスコミなどではお店などでの価格表示を税抜にするか、税込にするか、でいろいろと意見があるように報じられています。

 これに関して個人的な意見を書けば、消費税表示は税抜表示を基本とするべきですね。そしてできれば税込総額を併記できるようにするのが望ましいですね。

 なぜなら、税込価格だけを表示する方式では、本体価格と消費税額が全くわからないので、税率が5%から8%に上がったときには突然3%値上げされたような印象を消費者に与えてしまうからです。当然そうなると、お客さんから「昨日までこの値段だったのに、なんで今日から値上げしたん?は?消費税が上がった?そんなん値札だけ見たってわからへんやんか!」って文句を言われるのがオチですよ。

 で、そういう声が店に寄せられると、店としてもだんだんめんどくさくなってくるんで、その文句を値下げで和らげようという方向になりかねないと思うんですよね。そうなると、また値下げ圧力が強くなってデフレに逆戻り・・という恐れだってあるわけです。

 だから、本体価格に関しては値上げされていない、ということを明示するためにも、税抜本体価格は必ず値札に書いておくべきだと思うんですよね。それは、今回の8%への消費税率アップだけの話ではなく、近いうちに10%に税率がアップしたときにも有効に働くハズなんですよね。

 そもそも、店頭での価格表示が税込価格表示に義務づけられた際には「税込表示を義務づけるのは、価格に含まれる消費税額がいくらであるかを消費者にわからないようにするのが狙い。それはやがて来る消費税増税を念頭に置いている」とまことしやかに言われていましたが、実はその狙いは逆効果なのではないかと思えるんですよね。

 だいたい、本体価格と消費税額をごちゃ混ぜにした総額表示にすれば、消費者の消費税に対する意識を低くできるだろう、なんて考え自体が消費者をバカにしてますよねぇ?(笑) 本来、きちんと納税者、消費者の理解を得た上で消費税増税を導入するのであれば、当然税額をしっかりと消費者に表示するのが筋ですからね。

 日本の消費者、納税者も、消費税という税金に対してもっとしっかりとした意識と理解を深めるためにも、店頭などでの価格表示は、税抜表示、あるいは本体価格と税額の別表示に慣れるべきだと思いますね。

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