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法人税減税は大企業優遇?当たり前、そうに決まってるやん。

2013 - 08/19 [Mon] - 10:32

 アメリカの法人税減税の動きに呼応して、日本でも消費税増税にともなう景気の腰折れを懸念して法人税の減税を導入しようという話が聞こえてくるようになりました。

 こうなると、共産党や社民党辺りの左側の連中が「大企業を優遇して庶民から税金を巻き上げる、法人税減税と消費税増税は絶対はんたーい!」と騒ぐのは目に見えています(笑)。しかし、ところで法人税の減税は大企業優遇でしょうか・・・?

 そんなもの、当たり前です、大企業優遇に決まってますやんか(笑)。でもそれのどこが悪いって言うんでしょうか?

 あのねー、大企業優遇は当然なんですけど、それがどれほど国全体の経済や景気をブーストさせるために大切な政策になる可能性があるか、これを批判する連中は本当に考えてみたことはあるんですかね?大企業を優遇させて、大企業が儲かったら、何が不満なんですか?

 法人税の減税で一番喜ぶのは大企業だから許せない?それによって潤うのが大企業の社員だから許せない?一般庶民には関係のない話だから許せない?代わりに消費税が増税されるのが気に入らない?

 なに言ってんですか、いったい大企業がどれほど納税して、そしてどれほどの経済効果を日本社会に与えていると思っているんでしょうか。そんなもん、中小企業が束になってかかっても、トヨタ1社の法人税納税額には遙かに及ばないでしょう。そしてトヨタがどれだけの経済的影響を日本中の中小企業に与え、そして多くの従業員に給料を払っていると思っているのでしょうか?

 じゃあ、そうやって法人税減税を大企業優遇だと批判している人達は、トヨタが法人税の安いシンガポールなどに本社を移転させて、そこに社員も連れて行っても構わない、というのでしょうか?工場も海外に出て行ってしまえばいい、と思っているのでしょうか?

 大企業が儲かって、そしてその儲けをやがて社員に対して給料という形で還元したり、下請けに対する発注量を増加させることによって、どれほど中小企業を含めた社会全体に対する恩恵があることか。お金は天下の回り物、そして、水のように高いところから低いところに流れるという性質を持っているんです。

 いままでの長い不況は、大企業が苦しんだことによって、給料の伸びが鈍化し、そして下請けに回すお金を絞ったことによる影響がものすごく大きかったんです。そして、お金はお金持ちとそれを相手にする一部のお店だけの回りでグルグル回っていただけで、全然下の方に降りてこなかったんです。それが一番の原因だと私は思っています。

 じゃあ、どうすれば景気がよくなるか?そりゃ大企業に日本でバンバン儲けてもらって、余ったお金を社員への給料増加や、下請けに対する発注額という形で回してもらうことですよ。大企業の社員の給料が増えて余裕ができれば、彼らが商店街のお店や食べ物屋さんに落としてくれる機会が増えるんですよ。

 そうやってお金が上から下に流れてくれることによって、ようやく中小企業が潤うことになるんです。大企業に儲けさせないような税制や社会を作って、一般庶民が潤うかと言えば、それは絶対にありえない話なんです。よそからお金を稼いでくれる入口を閉めておいて、なんで日本社会が潤うことなどあるでしょうか?

 ええ、ですから、法人税減税は大企業優遇ですよ。そんなもの間違いありませんよ(笑)。でも、それを批判したって全く意味ないし、逆にそうすることが日本の社会全体の景気を下支するために、とても有効な政策になるハズなんです。

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