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北風と太陽

2013 - 06/12 [Wed] - 11:19

 「北風と太陽」って、イソップか何かの寓話でしたっけ・・。内容は皆さんご存じですよね。よく国際社会、例えば北朝鮮政策についても、この「北風と太陽」が引き合いに出されますし、いろいろな場面における交渉ごとなどでこの寓話が持ち出されますよね。

 私は、よほど相手に悪意がある場合や相手が無自覚であるを除き、基本的には「太陽政策」ですね。その理由は、世の中誰だって他人と仲良くやりたいと思っているし、何をやる場合にもできる限り心地よくいたいと思っているはずだと思うからです。だから、怒鳴り散らして相手を不愉快な気分にさせるより、できる限り心地よい関係を保って、気持ちよく相手に動いてもらうほうを選択します。

 そもそも、北風政策をとる背景には、相当自分が相手に対して腹を立てているか、あるいは自分が相手よりも明らかにレベルが上である場合になどに状況は限られます。基本的に北風政策は、相手を力でねじ伏せるやり方ですから、当然ながら「自分が相手をねじ伏せたい」と思っているか、「自分なら相手をねじ伏せられる」と思っている場合にしか有効に働きません。

 そうでない場合に北風政策を使うと、ほとんど間違いなく争いの元になります。なぜなら相手にも感情やプライドというものがあるからです。感情やプライドを害されたり、否定された相手が、素直にあなたの言うことに従っていると思うのは、本当に思い上がり、勘違いに近いものがあります。

 また相手との力の差があるうちは北風政策でも有効ですが、相手の力が高まってくると北風政策は自分の身を危うくすることにもつながりかねません。しかしながら、第三者的に見ると強気に上からガツーンと発言する人に強さを感じたり、人間的な魅力を感じる場合が少なくなく、それ故に北風政策を支持する人がいるからなかなか話がややこしいことになります。

 上に述べた理由のように、私は仕事においてもプライベートにおいても可能な限り太陽政策で事に当たろうと思っていますが、スポーツの場面では時々北風政策を行う選手や監督が人気有ることもありますよね。特に弱いチームにカツを入れるような場合においては、こういった鉄拳監督や、辛口に同僚を批判する選手に賞賛があつまることがあります。

 何を書きたいか、だいたいお分かりでしょう(笑)。先日ワールドカップ出場を決めた試合の後の記者会見で、日本の主力選手が同僚を公然と批判したみたいですね。「さらなる奮起を期待するために、敢えて批判」などと記事などには書いてありますけど、発言した選手はそんな難しいこと考えてないですよ(笑)。腹立ったから、あんなおめでたい公式の場で空気を読まない発言をしただけのことです。

 社会に長くいる人ならお分かりのことだと思いますが、人前で誰かを批判したり非難することは絶対にしちゃいけないことです。例えそこにその批判の的となっている人がいなくてもです。それは単純に「恥をかかせているだけ」なんですよね。どうしても個人的に感じている不満などがあるのなら、それは一対一の場で冷静に伝えるべきであって、公の場面で公言するべきことではありません。これは日本だけじゃなくて、世界中どこでも同じことです。

 以前、日本のサッカー界には同じように孤高を貫く中心選手がいましたよねぇ。群れることを嫌い、秘密主義で、自分に厳しく、他人にも厳しく、ファンにも厳しい選手が。人気も絶大でしたし、世界でもそこそこ活躍し、お金も大変稼いだようですが、実際チームの中では彼が思うようには活躍できませんでしたよね。

 だって、サッカーって野球やテニスのような一対一のプレーじゃないですもんね。チームメートの協力が得られないと、絶対に活躍できないスポーツですから、チームメートの反感を買うような言動を行うと、そりゃチームの中で孤立し、だんだん試合でも相手にされなくなってきます。例え有力選手であったとしても。

 仕事でも一緒だと思うんですよね。仕事は、それこそ一人でやるわけじゃないですし、相手がいて、その相手にお金を払って貰ってこそ成立するものですからね。税理士なんかを見ていると、いまだに頭ごなしに相談者を怒る税理士もいますが、それで物事が上手く回っているうちが華だとよく理解するべきじゃないかなぁ、と感じますね。

 どうしても期待どおりに仕事をしない人、反感的な態度をとる人がいる場合には北風政策もやむなしと感じる場面はありますが、しかし物事の基本は太陽政策だと思いますねぇ。今どき「初対面でガツーンとかまして、その後も有利に物事を進める」なんて交渉パターンはなかなかできないと思いますね。だって今は情報化社会で、他の選択肢をすぐに選べる時代ですからね。気に入らない相手であれば「すみませんが、時間をいただいて検討させて下さい。仕事をお願いするかどうかはこちらが決めます」と言えば、相手もそれ以上強気に出てこれませんからね。

 スポーツも仕事も、今どき北風政策でことを進めようと思っているだなんて、ものすごく思い上がっているという気がしますね。「気に入らないことがあったら、とりあえず怒る」という昔の雷オヤジそのままです。一言で言えば、ただ「頭悪い」だけのように見えます。

 中には「ワザと相手を怒らせて、相手の本気を見定める」と言い放つ人もいますが、それも「アンタ、何様なの?」って言いたくなりますよね(笑)。確かにこういうタイプの人、世の中にはいますよ。いますけど、こういうタイプと付き合いたいと思います?上司にこんなタイプがいると嬉しいですか?いつも相手の値踏みばかりしているような相手と仕事を一緒にしたいと思いますか?

 私ならイヤですね。だって相手は自分の値踏みをして、「どうやってこいつを俺の思い通りに動かしてやろうか」と考えているだけですからね。「俺はお前の手下でも、部下でも、奴隷でもないわ!」と文句を言いたくなりますね(笑)。そりゃ、私がその相手より能力は低いかも知れませんけれども、あからさまに私を下に見て接してくる相手のために一生懸命働いてあげようとは到底思えませんね。

 ・・まあ話が長くなっちゃいましたけど、先日のスポーツ選手の記者会見を伝え聞きしていると、そんな気持ちになりましたねぇ。「記者会見会場でチームメートを批判」できる選手っているのは、それはそれはご立派で偉い選手なんでしょうねぇ(笑)。「有言実行」「そういう発言で自分を追い込む」と言えばカッコ良く聞こえますけど、実際に一緒にかかわる人から見れば、ただただうっとうしいだけじゃないでしょうかねぇ。

 それに会見の空気を読めよ(笑)。記者会見で本心と裏腹のリップサービスくらいできなきゃ、世界の一流選手には絶対なれませんよ。まあ、あまり勘違いして自意識過剰にならないことですね、スポーツ選手もビジネスマンも。どちらも他人に助けてもらってナンボ、他人に喜んでもらってナンボですからね。そこには過剰な自意識なんて要らないんですよね。むしろ邪魔なだけじゃないかと思ったりもしますねぇ・・・。

 凄い結果を出しても「それはチームメートのおかげ。自分はたまたま運が良かっただけ」と言える人になりたいですね。世界的なトップスポーツ選手や事業経営者も、公式な記者会見ではそう言いますよね。もちろん人が見ていないところでどう発言しているかは知りませんけど(笑)、でも本当のトップレベルの人達って、「周りのおかげで自分が生かされている」という意識が本心から強いんじゃないでしょうかねぇ・・・。

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