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馬券課税の話で、疑問

2013 - 06/02 [Sun] - 12:18

 先日地裁判決のあった馬券課税の判決についてですが、少し疑問があるんですよねぇ。まず、百歩譲ってその馬券購入行為が、通常の趣味でやっている範囲を超えて、投資レベルだったので外れ馬券の経費参入を認めるとしましょう。

 そこで不思議に思ったのは、なぜ「事業所得」ではなく「雑所得」で争ったのか?という点。だって、実際の話として本業のサラリーマンとしての収入よりはるかに多い収入を得ていたわけですから、雑所得というより、事業所得のほうが適切じゃないですかねぇ?

 いえ、私あんまり所得税分かってないんで的はずれな話を言ってるかもしれませんけど、でも、サラリーマンが週末などの時間を利用して継続的に商売をしている場合には事業所得で申告できるじゃないですか。株の売買や、不動産の売買、自動車の売買や中古品の転売だって、これらを生業としている方は、譲渡所得ではなく事業所得で申告してもいいんでしょう?

 だったら、この方は何億も稼げるほど馬券購入行為を昇華させることができたのですから、立派な事業所得として申告を争えばよかったのに。そうすれば、外れ馬券を経費にすることはもちろんのこと、損失がかさんだ年は給与所得との損益通算や純損失の繰越もできるのに。もちろん、繰越は青色申告しておかないとダメでしょうから、今回のケースではダメなんでしょうけど。

 そうなんですよ、どうせこの件で争うのであれば、「事業所得かどうか?」で争って欲しかったですね。そうすれば、世の中に数多いるであろうセミプロ馬券投資者も事業所得申告が可能になったかもしれないのに。そうやって今の多様な時代を反映させた、柔軟な「事業所得」に対する概念を問うて欲しかったですね。

 もちろん弁護側が「いくら金額がデカイといっても、事業所得を主張するのはさすがに厚かましすぎる」と思ったのかもしれませんが(笑)。所得税の素人が的はずれな話を書いていたら、お許しの程を。

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