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一票の格差判決

2013 - 03/28 [Thu] - 00:03

 いわゆる「一票の格差」に関する判決がここのところ立て続けに出て、ニュースにたびたび取り上げられています。選挙が違法であるという判決と共に、選挙結果までもが無効という判決まで出ている裁判もあるようです。

 でもどうでしょうか、この「一票の格差」問題、なぜか弁護士さんはこの問題に一生懸命で一連の裁判を起こしている原告もほとんどが弁護士グループだと思うのですが、私たちも含めた一般の国民は一票の格差問題に果たしてどれほど関心を持っているでしょうか?

 なんか弁護士さんって「権利」という言葉に過剰なほど反応する人達なんだなぁ、と思いますね(笑)。犯罪者に対する「権利」、差別に対する「権利」、障害者や外国人に対する「権利」、そして選挙に関する「権利」。きっと権力に対して権利を主張することが民主主義、そして平等な社会の実現に絶対的な条件だと考えているからなんでしょうね。

 でもどうでしょう、はっきり言って弁護士さん達以外にこの一票の格差について声高に問題提起している人達っているんでしょうか?正直に言えば、私の周りには誰1人いませんね。一票の格差に関する話題など、社会人になってからいろんな人とお話しをして、そしてお酒を飲んだりしてきましたが、話題に上がったことなど一度もないですね(笑)。

 「そりゃ、お前達の権利意識が低いからだ。だからダメなんだ」と件の弁護士さん達は私たちをなじるかも知れませんが、でも一般の方たちってそんなもんじゃないですか?裁判所も弁護士さん達と同じ司法の世界の人達ですし、立場は違えど根っこの考え方は似たようなものでしょうから、今回のような判決が出るんでしょうね。

 しかも弁護士・裁判所という司法の人達が「違法」という判断を下して長い時間が経つのに、いまだに国会が自ら区割りを変更しないということに対して、正直自分達のやってきたことが無視されたようでいらだっている、という面もあるんでしょうね。

 まあ、そりゃ、国民1人1人に与えられた、議員を選ぶという選挙権の強さが住んでいる地域によって差がある、ということには問題があるのでしょうね、きっと。それはすなわち「オラが地域の代表者」が住んでいる場所の人口に応じて平等に選出されないと平等な政治が実現できない、という考えなんでしょうね。

 しかし、でも多少の一票の格差があるにしろ、その選挙結果によって著しい不平等を被った、という意識が私たち国民の側にあるでしょうか?私はそんなこと全然感じたことないんですよねぇ、実は。もちろん地元選出の国会議員から直接利益を受けるような立場にいないから、という理由はあると思いますけど、でも普通の人はみんなそうじゃないでしょうか。だったら一票の格差なんて、なんの実感も不利益も感じないんですけどねぇ。

 だからこそ、弁護士さん達がなんか妙に一生懸命一票の格差に関して裁判を起こしたり、新聞に意見広告を出しているのを目にすると、正直違和感すら感じるんですよね。「なんでこの人達はこんなことに一生懸命になっているんだろう?」って感じで、理由もよく分からないんですよね。

 そんなこと言うと「お前の意識が低すぎるからだ」と言われるんでしょうけど、正直、皆さんどうですか、この一票の格差問題?ものすごく大事なことだと思われます?それとも「そんなことどーでもええわ」って思われます?

 前にもブログに書きましたように、本当に一票の格差がなくなってしまえば、当然人口密度の高い地域ほど議員の定数が振り分けられることになりますので、都会の意見が国会に反映されやすく、逆に田舎・過疎地の地域問題はほとんど国会で取り上げられなくなる恐れがあります。

 都会偏重の政治を行わないようにするためには、ある程度選挙権に格差を付けて田舎の地域から国会議員を少し多めに選出する仕組みにする必要があります。そうしないと、逆に過疎地に住む方々にとっては自分達の生活が無視され、差別を受けかねない政治になってしまうからです。

 また今でもその傾向は既にありますが、少子高齢化が進んでいけば、人口比率の高い高齢者の意見が政治に反映されやすく、逆に人口の少ない若い世代の意見が政治に反映されなくなってしまいます。これも先ほどの都会と過疎地におけるケースと一緒で、ただ機械的に国民1人あたりの選挙権の効力を同じにするだけでは、世代間の不平等を広げるだけになってしまう恐れが高いのです。

 だから、一言で「平等」とか「権利」とか言いますけど、結構難しい問題もはらんでいると思うんですよねぇ。なんでもかんでも機械的に「平等」にすれば話は早そうに見えますけど、実はそうしちゃうと逆に弱者を生んでしまうことにもつながるわけです。

 特に選挙権なんてものは、国全体としての繁栄を目指す国政に影響を与えるものですから、地域によってある程度差を付ける必要もあるんですよね。そりゃ、「都会だけ繁栄させて、田舎なんか切り捨てりゃいい」ということであれば、1人1人に完全に平等な選挙権を与えればいいと思いますけど、そうはいきませんやんか。

 そうこう考えていますと、なんであんなに弁護士さん達が「一票の格差」に対して一生懸命に文句を言っているのか、なおさらよくわかんないんですよねぇ・・。

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