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データのクラウド保存に年24万円!

2013 - 03/27 [Wed] - 15:01

 先日、税理士の業務用ソフトなどを扱う業者からダイレクトメールが。なになに、中身を読みますと、どうやら弥生会計などのソフトのデータをクラウドに保存して、いつでもどこからでもアクセスできるようにしようというもののよう。いわゆる「クラウドのファイルサーバ」ですな、きっと。

 驚くのがその価格。初期設定に20万、そして月々2万円と書いてあります。なんと初年度44万円のコストがかかるのだそう!いや、それだけお金遣うんですから、そりゃ相当素晴らしいクラウドサービスだと思うんですけど、私が使っているビッグローブの同じようなクラウドファイルサーバサービスは月3千円ちょっとですよ・・。

 なんで初期設定に20万円かかるんでしょうねぇ?税理士はパソコンやネットワークの設定なんか全然できない人が多いから、その人達の代わりに設定する作業料が20万円ってことですかねぇ?いい商売というか、税理士ってそこまで「何もできない人達」って思われているんですかねぇ(笑)。

 たぶん、たぶんですけど、パンフレットを読んでいる限りでは、私が使っているクラウドサービスとほとんどできることは変わらないはず。ローカルのパソコンにひとつソフトをインストールして、それに少し設定を入力すれば、ローカルドライブのようにドライブ名を付けて(例えば、D:とかX:とか)ファイルマネージャーなどからすぐにアクセスができるような仕組みになっているはず。

 きっと、やらなきゃいけない設定ってそれだけじゃないかなぁ、と思うんですよねぇ。もしそうだとすれば、それだけで20万円ですか?私、半額の10万円でやりましょか?(笑)いや、これは良い商売ですよ。もう、パソコン無知な人達はいいカモ、って感じですね。無知って本当に世の中から食いもんにされるんですよねぇ。

 ただ現実問題として、その程度のパソコンの設定もできない方が多いんでしょうね、税理士さんの中には。だからこういう商売がまかり通っちゃうし、逆に言えば、そういうニーズが税理士の間にはある、ってことなんですよね。でもこれ、ちょっとパソコンいじれる人なら全然難しくない設定ですよ、ホントに。ものの5分もかからない作業です。

 まあ、確かに自分の専門外のことについては,金を払ってでもプロに任せてしまえばいい、といえば確かにそうなんですけど、そうやってなんでもかんでも任せていると、今回のクラウドサービスのように初期設定料として20万円、月々の使用料が2万円、なんてすごい料金を請求されても「ああ、そんなもんなのか。なんか高い気もするけど、しゃーないか」なんて思っちゃうようになっちゃうんです。

 そんなに世の中の事を知らないで、パソコンのことも何もできなくて、世間のコスト相場も分かってないような人が、自分の関与先に対して経営指導を行っているとしたら、これはどーなんでしょうか?そんな世間の動向やコスト相場も知らないような人に経営指導されるお客さんがかわいそうじゃないですか・・・?

 税金だけ計算できりゃ税理士は大儲け!なんて思ってたら、本当にすぐ世間から「税理士なんかなんの役にも立たへんから、イラん」って言われるようになりますよ。昔と違って、今どきは税金の計算くらいならできる人結構いるんですから。良いソフトだって誰だって買えるようになってるんですから。

 もうね、業者がこんなパンフレットを送りつけてくるところからして、税理士ってバカにされてるんですよ、正直言って。さがせばもっと信用できる他の業者がもっと安い価格でサービスを提供していることも知らずに、ただ手元に送られてきたパンフレットを見て相場の数倍の料金を払っても平気でいられるなんて・・。バカですやんか、そんなの。

 特にクラウドサービスなんて、パンフレット送られてきたからなんでも金払って使えばいい、ってもんじゃないですよ。だって、顧客の会計データを外部のコンピュータに保存するんですからね。そのコンピュータを実際に管理運用している連中の信頼性がものすごく大事なんですよ。

 だってワルい連中なら、そこで集めたデータを解析したり二次利用して第三者に流す恐れだってあるし、データの保管状況が悪ければ最悪データが消えますし、ショボイ業者ならすぐ営業を止めちゃうかも知れません。でもそのクラウドに保存したデータがホントに綺麗に消去されているかどうかなんて、誰にも分かりませんからね。

 それにクラウドサーバーなんて日本にあるとは限りませんからね。運用コストの問題で、中国とかにサーバーが置いてあったりすることだってありますからね。中国に置いてあるサーバーの管理者が、本当にデータを悪用しないと信じるんですか?もし北朝鮮やロシアにサーバーがあるとしても、本当にデータが安全にミスなく保管されていると信じますか?

 プライベートな写真を保管する程度ならまだしも、クラウドって、ビジネスの大事なデータを保管するときには、本当に慎重に業者を選んで、そのサービスを見極めないととんでもないことになりかねないんです。要するに、「自分でサービスの内容を吟味できないとダメ」なわけです。なんでもかんでも飛びついちゃダメなんです。だから常に勉強してちゃんとした情報を自分で身につけないといけないんです。

 それにしても、税理士会のIT研修の内容と言い、この業者が送りつけてきたクラウドサービスのパンフレットと言い、どこまで税理士って世の中についていけていない人達だと世間から思われているんでしょうか?完全にバカにされていますよ。なんか情けなくなってきましたねぇ・・。

 業者に騙されないように、ホント、税理士はもっと世間の動向を勉強しないとダメなんじゃないですかねぇ。特にIT関連の情弱がひどすぎるんじゃないですかねぇ・・。

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