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税理士を欲しがる企業が多いとか?

2013 - 02/20 [Wed] - 00:49

 今日でしたか、日経新聞に珍しく税理士のことを肯定的に捉える記事が出ていましたね(笑)。なんでも「企業から注目される税理士資格保有者」みたいな感じのタイトルで、国際税務に関する専門家として税理士が企業にとって魅力的な人材としてニーズが高まっている、といった内容だったと思います。

 もちろん、この記事を目にして「そうだよなぁ、俺達は国際税務にも強いから、そういう求人のニーズはあるかも知れないなぁ」と思った税理士さんもおられるでしょう。私ですか?そんなもん、カンケーありますかいな(笑)。言っておきますけど、私はこの世界に入ってから一度も国際税務なんかやったことありませんよ(笑)。

 実際問題、記事に書かれているような30代、40代あたりの税理士で、国際税務バリバリの方なんて一体どれほどいるもんなんでしょうか?大手税理士法人や、海外進出している企業のサポートをたくさん経験しているような税理士事務所であればそういう人材もいるでしょうね、確かに。

 でも、たぶん私の周りを見回してみても、「私は国際税務に明るいです!」なんてはっきりと言える税理士は見たことないですね。地域性にもよると思いますけど、東京や大阪、名古屋あたりならそういう企業もたくさんあって、税理士さんも国際税務に慣れている方も多いかもしれませんが、それ以外の都市や、もっと言えば田舎の地方都市の税理士さんなんかで国際税務なんてわかる税理士って居るんでしょうか?

 そんな、大手企業から即戦力として使えるような税理士さんなんて、ホント一部の限られた地域、特定の事務所にしかいないんじゃないでしょうか?そう思っているのは私だけで、実は皆さん国際税務バリバリだったらちょっと恥ずかしいんですが(笑)、でも多分そうだと思いますけどねぇ。

 今日の記事を見ていても「いったいどこの世界の税理士のお話?」って感じで、まるで別世界の話のように思えましたねぇ。こんな記事を読むと、知らない人は「へぇ、税理士って凄いんやなぁ、国際税務バリバリで、大企業にスカウトされるレベルの仕事してんのか。じゃあ、俺も税理士目指してみようかな」なんて勘違いしちゃうじゃないですか(笑)。

 正直なことを言えば、私の場合は税理士になった今のほうが国際税務なんて無縁なんで、話を聞いたって右から左に抜けて行っちゃいます。税理士試験で移転価格税制やタックスヘイブン税制についてはもちろん習いましたし、覚えて理解しましたけど、今は全く無縁なんで急に尋ねられても制度の概要くらいしか説明できません(笑)。

 本当に今日の新聞記事に書いてある税理士さんって、どこにいるんでしょうか?(笑)。そんなスーパーマンみたいな税理士さんも世の中にはいるんでしょうけど、なんか全税理士中10%居るか居ないかわからないような超スペシャリストを取り上げて、税理士全体を語るような書き方をされても困るよなぁ、って思いましたねぇ。

 税理士大嫌いな日経新聞のやることですから、もしかしたら「褒め殺し」かもしれませんね(笑)。こういう記事を読んだ読者が、知り合いの税理士に「あんた、国際税務に詳しいんやって?大企業が欲しくてたまらないらしいやんか」って話しかけたら、税理士が「は?なんの話?俺国際税務なんてやったこと一回もないでぇ」と答えるわけです。

 すると、「なんやしょーもな。『税理士は国際税務に詳しい』っていうのはウソかいな」と最初に尋ねた人は税理士に対して失望し、そして質問を受けた税理士に恥をかかせる、というシナリオ(笑)。素晴らしい、日経の巧妙なワナですなぁ(笑)。

 まあ、今回の話については地域性がかなり影響していると思いますけど、どうなんでしょう、そんなに国際税務に日々携わっているような方々ってどれくらいおられるんでしょう?正直、ちょっと不思議に思った記事でした。

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