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確定申告の環境が整った・・、今年は早い。

2013 - 01/21 [Mon] - 10:38

 税制改正の影響を受けたからでしょうか、今年は個人確定申告のソフトの仕上がりが早いですね。しかも電子申告までできる環境も同時にできあがって。

 例年でしたら所得税の前年度版の完成はだいたい1月末くらい、電子申告の準備も2月初旬、という感じでしたのに、随分と早まったものです。でもこれはこれで還付申告を電子申告でどんどん片付けていけますので助かります。

 で、今回の改正についても思ったんですけど、税金の世界って、結構ローカルルールが多いですよね。以前は「給与等の支払状況内訳書」なんてものを法定調書合計表に添付して税務署に提出していましたが、これだってある国税局管内ではずっと以前から提出不要だったり、また別の国税局管内では提出義務があったり、とバラバラでしたもんね。

 今回の改正でも、還付申告の手続きは1月1日から可能、ということが徹底されたようで、その影響もあってソフトの準備も早いのだと思いますが、たぶん大阪国税局管内では昔からこれは普通に可能でしたからねぇ。紙提出の時代には、私も今までに何度も1月中に還付申告の提出をしたことがありますからね。

 だから今回の改正についても「なんでいまさら?」感がすごく強いんですよね。もしかしたら他の国税局管内では、1月1日からの還付申告受付をしてくれない税務署があった、ということだったんでしょうかね?そのあたりは不案内なので何とも言えませんが・・。

 それと、これまた今年から税務調査に関する手続きが変わりましたけど、これも去年までは随分と地方によって違っていたようですね。大阪国税局管内では、税理士会と国税局との関係の影響か、あるいは顧客の意識の問題かわかりませんが、基本的には税務調査がある場合には関与している税理士に最初の一報を入れなければならない事になっていました。

 特に代理権限証書を添付している場合には、「必ず」最初に税理士に税務調査に関する連絡を入れなければならず、万が一税務署が納税者に調査に関する連絡を税理士よりも先に入れようものなら、税理士は税務署に対して「なぜうちに先に言ってこない!」と文句を言うことができ、それに対して税務署が詫びなければならない、というのが当然でした。

 当然、お客さんだって、もし直接税務署から調査の申し入れなどがあれば、税務署に対して「うちは税理士に全部任せてあるんやから、うちじゃなくて税理士に先に電話して!」と文句を言う風潮が強かったですね。つまり「代理権限証書」の意味は「この申告に関する全権を税理士に依頼する」という意味合いが強かったわけです。

 ところが、聞くところによれば関東、東京の方かな、では、近畿とは全く逆のようで、代理権限証書があろうがなかろうが、税務調査の申し入れの際には、まず最初に納税者本人に連絡を入れなければならなかったらしいですね。これは関西の税理士から見れば、たぶん驚く話で、「そんなことしたらいちいち署とケンカせなあかんやんか」と思う話ですよね。

 ところがこれには理由があって、本当に顧客の意識の違いがありすぎるという話なんですが、つまり納税者に最初に調査の連絡がいくことになっているのは、「調査の有無はまず納税者本人に連絡すべし。その上で税理士に立会を依頼するかどうかは納税者本人が判断して行うこと」という意識が納税者に強いからだとか。

 よーするに、関西のように最初に税理士に調査の日程調整などの連絡が入ってしまうと「その税理士に調査立会を頼まなければいけない雰囲気ができあがってしまうので、それがイヤ!」なのだとか。「申告を行った税理士に税務調査立会を頼むかどうかはわからないし、別の税理士に頼むかもしれないし、自分でやるかもわからないので、まず最初にこっちに連絡くれ!」というわけです。

 私たちから見れば「へー、そんなもんなん?」と思う話なのですが、お国柄と言いますか、地域が違えばこれだけ納税者の意識が違うものなのかと思いますね。結局、そういう地域ごとに異なる税務の実態を全国である程度統一したものにするために、今回の改正により定型的な税務調査手続きの適用が徹底されることになったようですね。

 そう考えると、面白いもんですね。私たちがごく当たり前のように行っている手続きが、よその地域では全く逆になったりするわけですからね。随分と日本の税務も近代化してきていたと思っていましたが、実はまだまだ前時代的なものを引きずっていて、地域の実状に応じて処理にばらつきがあった、ということだったんでしょうね。

 今回の税制改正などを見ていても、なるほどなぁ、と思いますねぇ。

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