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やっぱりネットワークが大切

2012 - 12/29 [Sat] - 01:14

 先日来頭を悩ませていた税務の問題があって、ない頭でいくら考えても結論が出ないので、その道に詳しい税理士さんにお尋ねすることにしました。さすがです、あっさりと疑問が解決して大助かりでした。

 そもそも、「来年にしましょう」と打ち合わせていたはずの税務を、昨日になって「あの話、社長が今年中にやってまおう、と言う話をし始めて、結局明日(=今日)銀行が金を貸してやっちゃうことになりました」と突然言われたら、こっちも慌てますやんか(笑)。だって、昨日の今日、そして年末最後の日にやられちゃったら・・。しかも銀行までカネを貸すだなんて言い始めちゃったんじゃぁ・・。ちょっと待ってくださいよぉ・・(笑)

 もちろん、最初はいろんな本とかネットとかで調べて一生懸命自分で解決しようとしていたんですが、やっぱりやったことがない話、しかも本に書いてないような事例は自分独りで考えたって、結論出すのに時間かかります。ましてや、昨日の今日のスキームに関する税務を今日中に結論づけて関係書類作るのなんて、普通にムリ。だって額もそこそこだから、税務間違えたらとんでもないことになりますもの。

 と、いうワケで、独力で解決するのは諦めて、どうしようもないときに税務を教えてもらう、その道のプロの税理士さんに教えを請うことにしました。この方は私の師匠、顧問税理士と言ってもよいかも知れませんが(笑)、こういうやり方が問題解決への一番の近道であり、しかも正解を教えてくれますからね。困ったら、時々教えてもらうんです(笑)。

 年内営業の最終日に突然電話をして大丈夫かなぁ、と思いながら電話をしますと、なんと留守電(笑)。「ヤバい、今日お休みかぁ。あぁ、終わったなぁ・・。しょうがない、また独りでシコシコ考えてみるか・・。」と諦めて本やネットを見ていますと、件の税理士さんからお電話。「ごめん、ごめん。留守電にしたままやった」、ああ、助かりました・・(笑)。

 で、一通り電話で話をしましたが、やおら先方の先生が「いま事務所にいるの?いまから行こか?」と言われたので、「いえいえ、それには及びません。私がお邪魔します!」と言って速攻で訪問。そして一時間程度にわたり問題の税務の処理について教えていただき、問題はあっさりと解決。やっぱり、餅は餅屋、その道のプロ中のプロに教えてもらうと完璧です。私の疑問もすべて解決。やはり教えてくれる方が素晴らしいと、こちらの理解もとても深まります。

 めったにやらない税務だけに、急に出てくると困るんですよね。でも、それも解決できないと私たちもプロとしてかっこ悪いですからねぇ。といっても、なんでもかんでも税務署に訊くのはもっとかっこ悪いし、税務署に訊きにくい内容というものもありますしねぇ。それに本屋で専門書を調べるには時間が必要。やっぱりそういう時に自分の足りない部分を補ってくれるのは、自分以外の力、ネットワークですねぇ。

 それぞれの個人には能力にばらつきもあるし、得手不得手もそれぞれあります。Aさんが得意なところはBさんが不得意かもしれないし、逆にAさんが不得意なところはBさんが得意かもしれません。だったら、AさんとBさんが一緒に仕事をするなり、困った時にお互いがチームを組んで問題解決をはかるのがベストなんです。

 なんでも独りでやろうとするのはムリですし、間違いですね。それは仕事を進める手法としては正しくありません。しかも高いレベルで問題解決をおこなうには、きちんと問題解決のための知識や経験を持っている人と組まなければ意味がありません。わからない者同士が何人集まって無い知恵を絞っても、それじゃ問題を誤った処理するだけかもしれませんし、そもそも結論が出ないかもしれません。

 よく若手税理士さん達が自分達の知り合い同士で問題解決を図ろうとしていることがありますが、結構危ういと思うんですよね。だって経験不足な税理士が頭付き合わせて「あーでもない、こーでもない」と考え、挙げ句の果てに条文や通達、さらにはネットの情報を読んでスキームを考え出すことがどれほど危険か。

 そしてそうやって考え出したスキームについて税務署から調査を受けると、気が狂ったように租税法律主義を主張し、ビデオ回したり録音しながら調査受けたる!って息巻くんですよねぇ。ホントは、自分達の経験と知識が不足のせいで自分達の税務処理が間違っていたことに気がつかないだけなのに、税務当局にケンカ売って食ってかかるなんて、ただイタいだけ。やり方がスマートじゃないです。

 それじゃダメで、結局レベルの高い仕事をするためには、自分に解決できないことについて、その道のスペシャリスト・専門家に訊くのが一番で、大切なことは自分がそういう問題解決のためのスペシャリストを知っているか、そしてその人が力を貸してくれるか、ということです。

 確か、私が尊敬する松下幸之助翁や、ヘンリー・フォードも同じような話をしていましたね。「私が社内のすべてのことを理解しておく必要はない。大切なことは、わからないことについて、すぐ私に正解を教えてくれる専門家が周りにいるかどうか」といった趣旨のことを2人とも発言していました。

 結局事業経営とか、ビジネスって、発展させていくためには内部・外部にそういう専門家、ブレーンを見つけて協力してもらうことが大切なんですよね。ただ、ここでとても大切なのは、逆説的ですが「わからないことが出てくれば、すぐ専門家に教えてもらって片付けりゃいいじゃない」と安易に考えないことですね。

 松下幸之助やヘンリー・フォードだから、超一流の専門家がアドバイスしてくれるんです(笑)。何もわからないただの素人には、そんな素晴らしい専門家がアドバイスしてくれることなんてないんです。ちゃんとした答えを、ちゃんとした専門家から得たければ、こちらもそれなりのレベルで尋ねないといけないんです。

 自分で問題が解決できなくて内部・外部に教えを請う場合には、絶対に丸投げしちゃいけません。やっぱり尋ねるこちらもそれなりに自分で調べて問題のポイントは把握しておかなければならないんですよね。そうでなければ、専門家に教えてもらっていても、結局答えが自分自身でわからないし、そもそも自分が理解するつもりもないクセに専門家に教えを請うなんて、その専門家に対して失礼なんですよね。

 そんなことをしていたら、結局「あいつ、自分で何も調べようとしないで、何でもかんでも俺を便利屋と勘違いして訊いて来やがる。こっちだって忙しい中時間割いて調べなきゃいけないのに、あんな奴の質問にいちいち真面目に答えてられるか!」って思われるだけです。そう思われちゃうと、いくら質の高い専門家を知っていても、猫に小判、豚に真珠、馬の耳に念仏(笑)。

 だから、専門家に尋ねるこっちもそれなりに準備をしていかないと、結局レベルの高い問題解決策は手に入れることができないんですよね。ええ、レベルの高い仕事をするためには、やっぱりお互いが努力して最善を尽くさなければダメなんです。レベルの低い者が安直に専門家に問題解決を丸投げしようとしたって、それじゃ大したことができないんです。

 で、そうやってレベルの高い専門家から教えてもらって、こちらも今後の問題解決にその経験と知識を活用していけばいいんですよね。確かに私たちも「税理士」という専門家ですから、いろんなことを自分で問題解決できるようにならなければならないんですが、しかし自ずと限界はあります。

 独りでどうしても解決できない問題は、悩んで考えても結論に自信が持てなければ、頼れる専門家に助けてもらうのがベストです。それが自分自身の成長を助けてくれることにもつながるし、今後より素晴らしいサービスを顧客に提供することにつながります。

 今日は本当にそのことを強く実感しましたねぇ。教えていただいた先生には感謝、感謝です。おかげでめんどくさい問題が1つクリアになり、私の税理士としてのレベルが1つ上がりました。しかし、問題解決してレベルアップしていくって、なんかドラクエみたいな話ですね(笑)。

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