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ツイッターやフェイスブックのイメージ戦略

2012 - 12/24 [Mon] - 13:06

 最近は中小企業でも使いやすいIT広告ツール、コミュニケーションツールが登場してきていますので、活用なさっておられる企業・事業者さんもたくさんおられると思います。

 ただ、そういう中小企業・事業者さんたちのホームページや、ツイッター、フェイスブックページなどを見ていますと、若干気になることがあります。それは、本当にその情報発信ページが、

・事業のイメージアップに役立っているのか?
・広報・宣伝媒体として役に立っているのか?
・顧客の獲得に役立つものなのか?
・職場の志気を高めるものなのか?


という点です。

 もう本当によくあるのが、中小企業者の経営者・代表者さんたちが、会社名や役職、顔写真を公開した上でブログ、ツイッター、フェイスブックを個人的に開設して、そこに好き勝手なことを自由に書き込んでいるケースですね。税理士さんでも顔写真を公開してフェイスブックやツイッターをおこなっている方はとても多いと思います。

 そしてそこに個人的な考え、意見、そして友人達とのたわいもない交流を書き込んでいるわけですが、しかし、これリスク高すぎます(笑)。書き込んでいる本人としては「飾り気のない、自分自身をみんなに知ってもらい、好感を得たい」という狙いが有るのだと思いますが、果たしてそれを読んだ第三者がどう感じるか考えたことはあるでしょうか?

 友人から「いつも楽しみに読んでいます」なんてコメントをもらったりすると、余計に書き込みに拍車がかかったりするわけですが、第三者的に見ますと、そういう書き込みは公とプライベートがごちゃ混ぜになっていて、ものすごくイメージが混乱するんですよね。時として反原発や政権批判など、辛辣な意見を書き込むことも見受けますが、書いておられる方はその書き込んだ個人的な意見が時として「あなたの事業の社会的イメージまで決定づけてしまう」という自覚をお持ちなのでしょうか?

 会社名や役職を書いて、顔写真まで載せてネットに意見を発信するということは、それは事業者としてのオフィシャルな見解になる、という意識が猛烈に欠けているように思うのです。その状態であなたが反原発の書き込みを行えば、それはあなたの会社・事業も「反原発」主義であるとイメージ付けられます。「消費税反対」と書き込めば、事業所全体が「消費税反対」というイメージになります。本当は経営者のほんの個人的意見を書き込んだだけなのに、世間は事業全体のイメージとして捉えるのです。

 だってそれは「経営者としてのあなた」がツイッターやブログに書き込んだ内容だからです。いくら個人的意見と断った上での書き込みであっても、経営者のあなたがネットに書き込めば、それはその会社・事業所を代表して意見を書き込んでいるのと同じことなのです。つまりその書き込みそのものが、会社・事業の「意見広告」になってしまうのです。

 また、企業経営者や代表者が書いているツイッターなどで、私が一番「そりゃ、絶対やっちゃダメだろ」と思うのが「部下に関する記述」。よくあるのが、「部下にA君という者が居まして、彼は入社当時からこういうタイプの人間でなかなか思うように仕事ができません。先日もこういうことがあって、仕事の納期が大きく遅れていたので彼を強く叱りました。しかしこれは彼の成長を願ってのことで、彼にも私の気持ちは伝わっていると思います。」みたいな内容。

 確かに部外者が読めば、経営者が社内の部下に対する接し方を書いている文章はおもしろおかしく読めるものですし、書き込んだ側から見れば「社員に対する愛情・情熱」を世間に知らしめたいのかもしれませんが、例え部下の名前を匿名で書いていたとしてもそのブログやツイッターの書き込みを読めば、誰の話を社長が書いているのか簡単にわかります。そして社長がそのようなことを公に公表することを読めば、かなりの確率で社員、特に件のA君は不愉快に感じることでしょう。

 私はこういうことをネットに書き込むのは、本当にタブーだと思いますね。組織においては、志気、雰囲気というのはものすごく大事です。すべてと言ってもよいくらいです。会社や事業の業績を左右するのは、社員・従業員の志気、そして職場の雰囲気です。その志気や雰囲気をぶち壊すような書き込みを社長自らが行うというのは、これは事業にとって最悪だと思うのです。

 もちろん、社長としては会社のイメージアップ、宣伝、社内の士気向上、そして経営者としての自分の姿を伝えたい、という目的もあって書き込んだと思うのですが、社長がこんな社内の暴露話・社員の悪口を公の場に書き込んだ場合の社内的な影響について、社長自身は一度でも考えたことはあるのでしょうか?

 そして「社内のできごと、それも社員の失態をネットに書き込む社長がいる会社」というイメージを世間から持たれるかも知れないということを考えたことはあるでしょうか?世の中は何でもそうですが、「サイレントマジョリティ」というものが確かに存在しています。

 ツイッターやブログに好意的な反応を書き込んでくれる友人が1人2人いるからといって、世間のみんなが自分の書き込みを好意的に捉えてくれていると喜ぶのは早合点です。むしろ読んでいるほとんどの人は不愉快に思って、反応するのもバカバカしいから無視しているだけかもしれません。もし大切な取引先にそう思われたら、損だと思いませんか?自分の会社に興味をもっている見込客や就職希望者にそう思われると、ものすごい損失だと思いませんか?

 大企業ではかつて「CI」というものが流行した時期がありました。「コーポレート・アイデンティティ」、すなわち「企業イメージの確立・統一化」とでも訳せばよいでしょうか、そういったものに一生懸命取り組んだ時期がありました。流行は過ぎましたが、大企業はやはり今でもそこに多くの力を注いでいるのは事実です。
 
・世間から当社はどう見られているか?
・世間からどう見られたいか?
・どういう企業イメージが望ましいか?
・将来どのような会社になっていきたいか?


 果たして中小企業にはその意識があるでしょうか?そういった様々なことを考えながら、日々の事業活動や広報戦略、そしてネットの活用を考えているでしょうか?

 「みんながやっているからやってみよう」「話題だからとりあえず飛びついてみよう」と思ってツイッターやフェイスブックをはじめたことが、逆にご自分の事業のイメージダウンを招き、顧客に悪印象を与えてしまったら意味がないと思いませんか?やはり多少事業にかかわることを考慮して新しいことを何か行うのであれば、事業にプラスになるように活用していくべきだと思いませんか?

 中小企業の経営者の方々のブログやツイッターなどを読んでいると、そういう思いに駆られることが少なくないです・・。また、同業者である税理士さん達のブログや、特にツイッター・フェイスブックを見ていると「よくここまで大胆なこと書けるなぁ。俺やったら怖くてここまで自由に実名で書けないわ。お客さんが読んでること考えたことあるのかな?」と思うことが少なくありません。

 ぜひ一度、事業をなさっておられる方は、ご自分が公の立場としてネットに書き込んでいる内容が、第三者から見てどのようにイメージで受け止められるものであるか、客観的な目でチェックすることをオススメしたいですね。そしてご自分とご自分の事業の「イメージを統一」させる目的をもって、これからのネット活用を検討なさってみてはいかがでしょうか。

 くだらないことのようにお感じになるかもしれませんが、これ、本当に企業・事業経営者にとっては大切なことですよ。ネット活用がますます進むこれからの時代においては、なおさら真剣にご自分の事業、そしてご自分自身のイメージづくりを考える必要性があると強く思っています。

 「イメージ」が与える影響を、決して軽んじてはいけません。

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