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経団連が賃金カーブ見直し案を提示

2012 - 12/15 [Sat] - 16:26

 先日の新聞を見ていますと、経団連が春闘(よく考えたら「春闘」って、ダサイ言い方(笑))に向けて方針を打ち出し、65歳まで雇用が義務化されることを受けて「賃金カーブの見直しが必要」と指摘しているのだとか。

 このブログではいままでも何度も指摘し、そして「戦後最悪の愚策の1つ」と文句を言いまくってきた65歳までの雇用義務化問題ですが、私がずっと懸念していたように、とうとう雇用者側が若手を含めた賃金カーブ見直しを提案してくる状況に至ってしまいました。最悪だ・・。

 日経新聞に掲載されていた「賃金カーブ見直しのイメージ図」は下記の通りです。

賃金カーブ見直し案

 この案に基づいて見れば、65歳までの雇用を維持するために60歳以降から65歳までの賃金が増え、それを補填するために60歳までの現役世代の賃金を押し下げるという事になるようです。もちろん、この賃金カーブが個々の社員に適用されるものなのか、それとも会社が負担する賃金の総額をイメージしているのかわかりませんが、いずれにしても子育てにお金がかかる現役世代の賃金が抑えられる方向に向かうことは間違いなさそうです。

 最近は晩婚化もあって、40歳過ぎで第一子をもうける夫婦だって少なくありません。そうなってくると子供が成人する頃には60歳前後になるわけで、その間の賃金が大幅に抑えられることは社会全体における子育てムードに大きく水を差すものです。

 経団連としてもこれが最終案というわけではなく、もしかすると社会全体に対する問題提起としてこの賃金カーブを公表したのかもしれません。つまり「65歳まで社員雇用を義務づけるのであれば、会社としてはこんな風に現役世代の賃金を下げざるを得ない。少子化問題がますます強まるこれからの時代に、このような雇用環境で本当に正しいのか?」と世に問うているのではないかとすら思えるのです。

 この提案に対して、労働組合がどのような反応を示すのか大変興味がありますねぇ。労働組合が支援していた民主党政権の下でこのような65歳までの雇用義務化に関する法律が制定されたのですから、組合として65歳定年延長について文句はないはず。

 しかし会社側がその対案として、賃金カーブ見直し案を提示してきたわけですよねぇ。経営のことを考えれば飲まざるを得ないし、しかしこれを飲んでしまうと、当然ながら40歳から60歳までの社員から猛烈な突き上げを喰らいます。組合もものすごい板挟み状態ですよね。

 ま、そういう会社内の交渉はよいとしても、日本社会として、このような賃金カーブに給料が見直されて本当に良いのでしょうか?年寄り連中の雇用を守るために、本来現役世代が受け取っていたはずの給与が減らされるんですよ?ただでも日本の競争力が落ちて現役世代の賃金が減っているのに、その上年寄り連中の雇用を守るために更に賃金が減らされるだなんて、あり得ないんじゃないでしょうか?

 これだけ子育て世代の給料が減らされて、みんなが子供を産んで育てようと思うと思いますか?これからの日本のことを思えば、できる限り子育てが行いやすい環境を整えなければならないのに、この65歳までの雇用延長は完全に逆行しているんですよね。

 こんなことしていたら、本当に日本はダメになりますよ。20年、30年、そして50年先になった時、ジジイ・ババアばかりが生き残って、子供や若者がいない社会で、みんなが幸せに暮らせるとでも思っているのでしょうか?そうならないためには、いま誰が我慢すべきなんですか?そしてその我慢したものを誰に回すべきなんですか?

 今回の賃金カーブ見直しなんて、完全に逆じゃないですか。なんで年寄りの生活を維持するために若者が泣かなきゃいけないんですか?ダメですよ、本当にこんなことをしていては。我慢すべきは高齢者ですよ、絶対に。高齢者にはただでも医療費などの社会コストが高くついているのに、その上賃金まで高齢者にシフトしていっちゃったら、社会のお金が全部高齢者に集まっちゃうじゃないですか。

 なんでそこまで若者の生活を犠牲にしてまで高齢者の生活だけを守ってあげる必要があるのでしょう?もちろん、私にも親がいますから、意味合いとしてはわかりますよ。わかりますけど、高齢者に直接渡す金を増やさないで何とかする方法って無いんでしょうか?

 そもそも65歳雇用義務化なんて、政府が年金を約束通り60歳から払えなくなったからやることになったんでしょう?だったら65歳まで雇用を延長する企業に対して、政府が賃金の一部を補填してあげるのが筋なんじゃないんですか?なんで民間企業が、本来政府が負担すべき高齢者の生活費を、雇用維持という形で肩代わりしなきゃいけないんですか?おかしいでしょ、絶対。

 こんなの絶対ダメですよ。こんなことしたら年寄りが生き存えるだけで、将来の日本が死んでしまいますよ。高齢者ばかり雇ったって、産業の競争力なんか維持できませんよ。そこにさらなる少子化が追い打ちをかけるわけですから、どう考えたって明るい日本の将来像なんて想像できないでしょう?

 本当にだめですよ、こんなことしてたら。年寄りにお金をこれ以上回すことは本当に避けないといけません。確かに高齢者の生活を維持させることは大切なことなのですが、それは現役世代に負担させればいいじゃないですか。なぜ高齢者に直接渡す必要があるんですか?

 もうちょっと本当に将来の日本のことを考えましょうよ・・。こんな社会じゃ、子供が大きくなったときに可哀想すぎますよ・・。

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