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柔道グランドスラム東京大会

2012 - 12/02 [Sun] - 12:43

 現在、東京で柔道の世界大会をやっているようですね。男女ともに優勝や準優勝を日本選手が占めることが多く、「日本柔道復活」の論調で報道されています。

 今日も朝方テレビを見ていますと、この大会の結果を報道しながら「男女ともに日本選手が大活躍しており、日本柔道の復活を感じますねぇ。日本柔道らしい、きれいな柔道ですばらしいですねぇ。」といった口調でしたが、ほんとに喜んでよいのでしょうか?

 地元、東京でやっているんですから、圧倒的に日本有利ですよねぇ。それに、各階級で複数の日本人選手が出場していますので、当然決勝戦が日本人同士になることもあり、日本人同士で試合を行うのであれば、一本にこだわる、いわゆる「きれいな柔道」を行うことにもなるでしょうねぇ。

 しかし、こんな大会で日本人が勝っているのを見て、「日本柔道復活。やっぱり一本で決まる柔道は美しいなぁ。」なんて喜んでるようじゃだめでっせ(笑)。それにオリンピック本番じゃないんですから、外国人選手たちだって本気じゃないでしょう?

 オリンピック競技に関しては、本番はオリンピックだけ、それ以外なんか所詮予行演習にすぎませんやんか。その大会で優勝を独占しているからといって喜んでいる日本人も、なんか若干痛い気がしますねぇ。あれだけ先のロンドンオリンピックでぼろぼろだったのに。

 ロンドンオリンピックがぼろぼろだったのは、「一本にこだわる美しい柔道ができなかったから」ではなく、「世界の柔道に日本人が対応できていないから」なのに、日本人同士が決勝戦で戦って一本にこだわる試合をしている様子を見て喜んでいるなんて、なんか本当に悲しいというか、情けなくなります。

 本気で試合を行うつもりをない外国人選手相手に、日本人だけ思いっきり気合を入れて、「日本柔道の真髄」だと」自分たちが信じている柔道の様式にのっとって試合をして、優勝して喜んでいる。なんか、井の中の蛙丸出しって感じがします。しかもオリンピックとは違う代表選手選出基準なのに。

 なんで日本人って、こんなにぬるま湯に浸かることが好きなんでしょう?気心が知れた仲間たちだけで盛り上がって楽しんでいればそれでいい、という。そうやって日本人が仲良しごっこをやって楽しんでいる間に、世界はどんどん進んでいって、気がつけば日本が世界の輪に入る余地すらないような状況になってしまっているのに。

 柔道なんか、まさに日本人の気質の象徴ですよね。「きれいな柔道」「一本にこだわる柔道」って、そんなことには日本以外のどの国もこだわっていないのに、相変わらず日本はこんなことにこだわってオリンピックや世界選手権で負けっぱなし。いい加減、もっと世界を見ろよ、日本柔道。

 政治の世界でも一緒ですわ。TPPに参加しなければ、そりゃ日本人同士では楽しく過ごせますわ。でもそんな鎖国状態でのんびりしてたら、やがてもっと酷い現実と痛みを突きつけられることになるだけなのに。そして、こんなことしていたら、そのときの耐性をどんどん失っていくだけなのに。

 ロンドンオリンピックであれだけの現実を突きつけられたのに、その半年後の東京の大会で、日本人同士が決勝戦を行って一本にこだわる姿を見て喜んでるなんて、情けなすぎ。そんなに「日本の柔道」にこだわりたいのなら、国際柔道連盟から離脱して、「日本柔道連盟」でも作ってやるべきじゃないですかねぇ。

 ええ、大相撲のように、あくまで日本人の美意識に基づいて、日本人の観客が喜ぶ柔道だけやればいいんじゃないでしょうか。それで、本当に柔道ファンが心の底から楽しめるのなら、そうしたらどうでしょうか?

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