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私はこの道でやっていきます

2012 - 11/11 [Sun] - 12:54

 私にとって、税理士業というお仕事は天職ではないかと思えるほど性に合っているわけですが、最近の大手家電メーカーの巨額赤字決算や、それに伴うリストラの話を見聞きするにつけ、本当にこの仕事に入ってよかったな、と心の底から思っています。

 もちろん、将来のことはわかりません。税理士業だっていつ大変な時代を迎えるかもしれませんし、それは神のみぞ知るところです。しかし現状だけで考えれば、サラリーマンから税理士に転身したことは、私にとっては良い選択だったと思っています。

 前にもこのブログに書いたかもしれませんけど、そもそも私が税理士になろうと思ったきっかけは、「サラリーマンとして出世する見込みがなかったから」です(笑)。冗談みたいに聞こえるかもしれませんけど、これはホントのホントです。サラリーマンも10年やれば、自分が社内で出世できる人物かどうかの見分けくらい、自分でできるようになるものです(笑)。

サラリーマンって、出世しなければ意味ないんですよね(笑)。出世しなくても楽しいのは、出世競争に巻き込まれない30歳くらいまでで、その後は望まなくても出世競争に巻き込まれてしまいます。私は、自分が出世競争に勝てないことが薄々分かっていたので、出世競争が始まる前に逃げただけです。いわゆる、敵前逃亡、というやつですね(笑)。

 ま、しかし、悲しいかな、どれほど自分を贔屓目に評価しても、私が定年までその会社に残っていられそうな自信を持つことができませんでした。「きっと40歳代後半から50歳代の初め頃に、会社からリストラ対象になるだろう。その時は関連会社に出向させられるのか、それとももっと直接的にクビを言い渡されるのか?そんな年になって、そのような目にあって、その後の死ぬまでの人生、幸せに暮らせるのだろうか?」という心配は、やがて恐怖になってきました(笑)。

 会社に残って、常にリストラの恐怖に怯えつつ、給料が上がらないことや出世しないことに不平ばかり言いながら60歳まで過ごすか、あるいは元気があるうちにサラリーマンをやらなくてもよい仕事を見つけるか、その頃はそういう選択が常に頭にあったわけです。

 で、阪神大震災です。まあ、偉大な大自然の力の前では、人間が一人生きるか死ぬかなんて、人間がアリを一匹踏みつぶしてしまうくらちっぽけなもんで、いつ死んだって不思議はない、と。じゃあ、いつ死ぬかわからない人生なら、自分が満足行くような人生を送ってみよう、と。そうすれば、いつ死んでも悔いはないだろう、と思ったわけですね。

 と、いうことでサラリーマンはどうせ向いていないんだから、もう辞めようと心に決めて、でも会社での仕事はそれまで以上に一生懸命やりました。震災の片付けやら、新しいプロジェクトに関わったこともあって、多分当時社内の誰よりも長時間労働を行ったはずです。当然ほとんどがサービス残業です(笑)。でも自発的でしたし、与えられた仕事は何があってもこなすのが当たり前だと思っていましたから、苦には感じませんでした。

 で、自分でもがむしゃらに働けることがわかったので、プロジェクトに一区切りついた時を契機に辞めることにしました。大した評価をもらっていなかった社員でしたから、引き止める人も別にいませんでした(笑)。ま、残念ながら、評価の低い社員なんて、そんなもんです。だから、会社から残って欲しいと思われている人材でもないことが再確認できて、ちょうど良かったです(笑)。

 会社からも引き止められないような社員ですから、そりゃ、税理士で頑張るしか残された道はありません(笑)。別に見返すとか、そんな大層なことは考えていませんが、でも会社に残って過ごすはずだった人生よりは良い物にしなければ、辞める意味がありません。

 で、その後は今に至る税理士人生を過ごしてきているわけです。仕事には本当に満足しています。最近はようやく一人でも何とか出来るようになってきて、心からこの道を選んだことを良かったと思えるようになって来ました。

 ま、サラリーマンとしてはバカな落ちこぼれで、会社からも要らない人材だと思われていた人物が、なんとか家族を養っていけるようになれたことだけは、自分でもよくやったと褒めてやりたいです。多分会社に残っていれば、ちょうどこれからリストラ対象にリストアップされる年齢ですからね。これから精神的にも経済的にも追い詰められるであろう年齢に差し掛かる頃に、自分が選んだ職業が軌道に乗ってきて楽しみを感じるようになってきたことは本当に良かったとおもっています。

 でも、まあ、それだけの果実は手に入れても許されるだけのことは今まで頑張ってきたという自負は自分でも持っています。プライドとか、そんな立派なもんじゃないですけど、今くらいの収入は最低限でももらうに値するくらいのことは重ねてきたと思います。だから、ようやく、本当にようやく自分が願っていた人生を手に入れられそうな可能性を感じています。

 きっと、これからもどんどん収入も増えて、多分数年後には倍くらいの収入を手にしているでしょう。根拠はありませんが、そんな気がします。だって今までもそうでしたから。ちょっと前には、No.2予算を達成することだって「そんなこと、できるわけない。どうやったらできるんだ? 」と思っていたのに、現実には今年達成できましたからね。だから数年後には私の収入は倍くらいになっていても全然不思議だとは思いません。

 とにかく、サラリーマンとしてのリストラの恐怖を、今までも、そしてこれからも感じなくて済むことが私の一番ホッとする部分です。確かにここに来るまでは決して楽だったとは思いませんが、でもその見返りは今から十分手にすることができるでしょう。それだけのことはしてきたと思いますし、これからもそれを手に入れるだけのことは一生懸命やるつもりです。

 気を抜いたり、慢心すると、とんでもない天罰が下るので、これからもたとえ収入が倍になっても自惚れず驕らず一生懸命頑張っていこうと心には誓っています。でも私の人生を振り返り、そしてこれからの人生のことを考えてみた場合、リストラの恐怖に怯えないで済み、そして長い残りの人生にいろんな楽しみを見出すことができるようになってきた今になって、私は自分が税理士になろうと選択したことが本当に良かった、と思っています。

 ただ、他の方に税理士になることを勧めるかどうかは別の話です。私自身、決して楽だったと思ってはいませんし、運や出会いも必要ですから、誰にでも勧めません。もちろん、私よりもずっと早く結果を出すことができる税理士さんもたくさんいると思います。でも、これからの時代、本当にこの業界も厳しくなると思います。その中で勝ち残る方程式を自分で見つけて、身につけておかなければ、今からの税理士は大変だと思います。

 私は自分ながらに勝ち残る方法を見つけられたような気がしています。もちろんまだまだですが、私にはこの仕事を行なっていく上での信念のようなものは見つけられましたので、その信念にしたがって日々の仕事を行なっていけば、私はなんのストレスも感じることはありません。だから、私には、この仕事を行ううえでの将来の不安はありません。自分自身で信念を得られれば、何も怖いものありません。

 ま、リストラに遭わないで済むように自分なりに今まで必死で頑張ってきたんだもの(笑)。大手企業であっても、同じ年代の人たちがリストラの恐怖にされされるようになっても、私がそれとは無縁でいられることは許して下さいよ(笑)。私はリストラと老後の恐怖から逃げるために、一生懸命頑張ってきたようなもんだもの・・。

世間や友だちのリストラ話を聞いていて「勝った」とまでは思いませんが(笑)、でも「助かった」とか「こっちを選んでおいてよかった」とは正直思います。他人の不幸を嗤うわけでもないですが、しかし、他人に雇われている以上、どれほど良い職場で働いていても自分がリストラに遭うリスクがあることは、決して忘れてはいけません。そのリスクを消したかったら、自分が経営者になるしか方法はありません。

でも、一人で事業を軌道に乗せるのもなかなか大変なことです。サラリーマンの方が絶対に気楽です。私は落ちこぼれサラリーマンだったから仕方なく自分で事業を行わざるを得なかっただけで、そうでない方は何が何でも定年までクビにならないように会社にしがみつくのがいいと思いますね。

何度かこのブログにも書いたかも知れませんが、ビジネスマンの最も勝ち組は「大企業で出世して定年まで勤める人」です。かなりいい収入が得られ、しかも精神的なストレスもそんなにないし、定年になっても死ぬまで300万円くらいの年金が毎年貰えます。こんな幸せな人生はなかなかないです。

でも、その「大企業で出世して定年まで勤める」ことがなかなか大変になってきているんですよねぇ。会社自体がなくなることだってありますしね。そうなると、老後の年金も吹っ飛んじゃいますしね。

ま、今の時代はサラリーマンをするのも、自分で事業を行うのも何がしかのリスクを伴うわけです。でも、違いは、サラリーマンの場合はほとんどが自分ではどうしようもない世界で事が進み、一方で事業主の場合は全部が自己責任の世界だということでしょうか。

どちらを選択するかは、もちろん人それぞれですけれども、私がサラリーマンを辞める時に思ったのは、「自分の人生なんだから、自分が思う通りにやってみたい」ということですね。でも「自分の思う通りに」なんて思うのは簡単ですが、なかなか世間はそうさせてくれまへんで(笑)。

でも、長い時間がかかりましたけど、私もようやく自分の思う通りの人生が送れる入り口に来たと思えるようになりました。いや、本当に簡単ではなかったですけど、これからもっともっと頑張って、自分の人生をより強固なものにできるようにしたいですねぇ。

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