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イマドキの就職活動

2012 - 11/04 [Sun] - 15:25

 先日新聞を見ていますと、最近の大学生の就職事情に関する記事がありました。それによりますと、大企業は若干採用人数を増やしているところがあるものの、大学進学率が昔よりも高まっていて学生数が増えているので、結局大学生の就職難を解消するには程遠い状況なのだとか。

 そして、その状況に更に拍車をかけているのが「エントリーシート」と呼ばれる、希望就職先にネット経由で登録を行うシステムなのだとか。エントリーシートというのは、例えて言えば、履歴書をホームページを通じてネットで書き込むようなもので、コピペですぐに入力ができてしまうので、人気企業のエントリーシート登録には膨大な学生が集まってくることになってしまうのだとか。

 以前の記事にも書きましたが、結局こういうシステムのせいもあって、本来ならその企業には全く縁もないようなレベルの大学を卒業する学生までもが、エントリーシート登録しちゃうんでしょうね。そしてもちろん、もともとその企業に縁があった大学についても、以前よりも更に学生が集まるようになって競争率が高まることになっているんでしょうね。

 で、そのようにエントリーシート登録制になってから応募学生が増えてくると、企業側がどのように対応するかということは目に見えています。私も会社員時代は大学の後輩のリクルーターをしていて、会社の人事採用担当とはよく話をしていたので彼らの思考はだいたい分かるのですが、山のようにエントリーシートが集まってくれば、多分採用側はすべてのエントリーシートに目を通すなんてことはやりませんね。

 そしてどうするか、と言えば、学生を単純に大学名で振り分けるでしょうね。ええ、東京大学なら直接会おう、3流大額なら却下、という具合ですね。なぜなら、企業は何につけても「効率」が大切なんです。そして「確率」も大事なんです。

 「効率」とは、そんな膨大な応募に対する採用者の絞り込みにかける時間は限界があるので、その時間内に採用者を決定させる必要からコストをかけないで効率的に採用者を絞り込む必要があるのです。そして「確率」については、名のある優秀な大学からの採用者であれば、確率的にビジネスでも役に立つ人材のパーセンテージは高いだろう、ということですね。

 だからそうやって膨大な数のエントリーシートが集まる企業ほど、大学名で振り分けざるを得なくなるはずなんですよね。エントリーシート制になってからは、そうやって誰でも簡単・気軽に企業に就職希望登録できるので、学生は全然希望していない会社に対してもとりあえず登録だけしていることが多く、それがなおさら登録件数の多さにつながり、学生側・企業側の双方にとって結局無駄で不幸な作業が増えるだけなんですよね。

 なので、最近は学生の自社に対する志望の強さを見分けるために、エントリーシートに具体的に何か追加で書かせる企業もあるのだとか。そうやってみると、本当に自社への就職を希望している学生だけしか応募してこないので、登録エントリーシート数が激減するのだとか。

 まあ、そうやって一工夫してくれる企業であれば良いですが、そうでない会社に対して2百件も3百件も「とりあえず」エントリーシート登録することは、結局学生自身が大学名などの表面的な要素で選ばれることにつながって、自ら首を絞めているんだということに気がつくべきですね。

 と言っても、これは就職に必死な学生側に罪はないので、企業側がより自社に対する希望の強い学生だけが応募できるようなエントリーシート入力時の工夫を行うべきですね。そうすることで、企業側も大学名だけではなくより人物を見ながら採用ができるようになりますし、学生も自分自身の良さをアピールする場を与えられないまま断られてしまうという不幸を避けられることにつながるのではないかと思ったりしています。

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