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なぜか予定申告であたふた・・。

2012 - 08/29 [Wed] - 19:03

 昨日から今日にかけて、ワケのわからないトラブルが発生して往生しました。と、いっても別にそれほどたいしたことじゃなかったんですけど、法人の予定申告の納税額がメチャクチャになってましてね、それであたふたしたという次第。

 すべての発端は、昨日X市役所より「電子申告で提出してもらったA社の均等割額、12ヶ月分になってましたんで6ヶ月分にこちらで直しておきますね。」という連絡をもらったこと。最初私自身も「え、なんのこと?そんなことあるわけないやん。」と思いながらパソコンで確認すると、確かに均等割額が12ヶ月分の金額になっています。

 今まで予定申告の均等割額が1年分になったことなど一度もなかったし、ソフトもずーっと使い慣れてきたソフトでした。で、試しにどうやれば6ヶ月分の均等割額になるのかわからなかったので、色々いじっていましたが結局よくわかりませんでした。

 当然私が心配したことは、A社さんに多めに税金を納めさせたのではないかということ。さらにはX市の他にY市にも予定申告を提出してますので、Y市にも均等割額を多く納めているのではないかということも心配でした。

 もう何がなんだかワケわかんなくなって、「とりあえずソフトメーカーに確認しよ。」と思ってサポートに電話をしましたが、5時までしか受付をしておらずアウト。そして日付は今日に変わります。

 早速ソフトメーカーに電話をします。「今までずーっと貴社のソフトを使ってきていて、予定申告書を作る際に均等割額を間違えて計算するなんて一度もなかったのに、24年度版ではなんでこうなるんですか?プログラムをどこか変えました?都道府県はちゃんと計算できているのに、市町村だけなんできちんと計算できなくなったんですか?」と訊きますと、「ご指摘の通り、24年度版からプログラムを変えました。ここをこう入力しないと正しく計算されないように変わりました。」とのこと。

 「おまえなぁ」と言いたかったところですが、そりゃあプログラムの更新内容をきちんと確認していない私が悪いわけですし、そもそもパソコンが計算した内容をしっかりと見ていない私が悪いに決まっています。プロなんですからねぇ。いくら「プログラムが変わってわからなかった」と言い訳してみたところで、「そのミスを見つけるのがプロたる税理士やろ?なにやってんのよ。」とA社の担当者に言われれば、ご無理ごもっとも。

 で、詫びの電話をするためにA社の担当者に連絡をします。「すみません、X市とY市の均等割、一年分納めてもらっているようです。すぐ返してくれるようですが、すみませんでした。」と言いますと、担当者は笑いながら「ほんなら、利息付くん?」とさすが大阪商人です(笑)。

 しかしここから更に混迷を深めます。「ほんなら先生、納付書に書いてあるこのX市の均等割、65千円、半分の32,500円でよかった言うこと?」と担当者が訊ねてきたので、私は「え?65千円?いえ、それは正しい金額です」と頭がこんがらがってきます。

 「じゃあ、Y市の納付金額はいくらでしたっけ?」と私が訊ねますと、「Y市は最初から納付書に金額が印字されてるから間違えてないはず。ええっと、65千円やわ。」との返答。えぇぇ・・・、ワケ分からんぞ。こっちが金額を確認した納付書は正しいのに、申告書の均等割だけ違うだってぇ???そんなことあるわけない・・。

 ま、とりあえずA社さんに納めてもらった税額は正しい金額だったので、それはそれとして電話を切り、なぜ電子申告で提出した申告書に記載されている均等割額だけが違ったのか、原因を追及してみます。念のために手元にある申告の控えを見てみると、アレ、均等割はX市Y市ともにきちんと正しい65千円になっています。「あれ、申告書正しいじゃない」と思いながら、更に考えてみます。で、ようやく理由がわかりました。

 つまりこういうことだったんです。私が申告書の控えを印刷して、そして納税額をA社にお伝えした段階では、すべての作業を23年度版の法人税ソフトで処理していたんです。はじめのほうに書きましたように、23年度版までのソフトは、予定申告のための繰越処理を行うだけで税額はきちんと正しい金額を自動計算してくれていたのです。

 そこまでで一旦作業を終え、日を改めて電子申告を行ったわけですが、その際は電子申告のシステムに上手く適応させるために、先日23年度版のソフトで作った予定申告データを24年度版のソフトにコンバートしたわけです。結局、この24年度版にデータをコンバートしたことによって市町村の均等割額がおかしくなっちゃったみたいなのです。

 「なるほどなぁ、そういうことか。結果的にはX市とY市に電子申告した均等割額だけが間違ってた、ということか。まあ、その程度ならよかった。」ということで、念のためY市の均等割額を正しい金額に直して、電子申告も再度行って、万事終了。

 読んでおられる方も、なんのことかよくわかんないかも知れませんが(笑)、まあ、要するにソフトのバージョンアップによって24度版のソフトで予定申告を作ると、そのままでは均等割額がおかしくなっちゃう、というお話しですね。

 まあ確かにデータコンバート後の内容をきちんと確かめもしないで電子申告で提出しちゃった私が悪いといえば、悪いのですが、まさか均等割額が勝手に12ヶ月分で計算されるようになってるなんて想像もしないじゃないですか。しかも23年度版で内容チェックしたときには正しく計算されていたわけですからねぇ。

 少なくとも旧バージョンのソフトで計算した内容は、そのまま新バージョンにコンバートしてくれないといちいちダブルチェックしなきゃいけないじゃないですか。それはソフトの仕様としておかしいですよね。まあ色々事情があるのかも知れませんけど、これははっきり言ってかなり困ります。

 きっと日本中で同じトラブルに見舞われた税理士さん、少なからずいるのではないかと思いますが(もしかして私だけ?(笑))、予定申告を電子申告で提出する際にはぜひ一度均等割額の確認を今一度なさることをお伝えしておきます。

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