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素晴らしい銀・銅メダリストたちと、失礼な先輩・マスコミ

2012 - 08/06 [Mon] - 11:22

 日本のオリンピック、金メダルは私が個人的に期待してた十数個には遠く及ばないのですが、しかし銀メダルがとっても多いですね。皆さん本当によくがんばっておられます。見ていて勇気をもらいますね。

 もちろん金と銀ではいろんな面で大きく違うのは事実なんですが、今まで日本に縁がなかったような競技で銀メダルを獲得してくれたりすると、裾野の広がりというか、日本人のスポーツのレベルアップが幅広く行われているのではないかという気がしています。

 そんな中で、新聞などを見ていてあんまり好きじゃないのは、「元〇〇オリンピック ××メダリスト」達の「ご意見」。そもそもあんた達がやっていたころとは状況も環境も違うのだから、同じやり方が通用しないに決まっているのに、こういう方々は上から目線で先輩風を吹かせます。私はこういうスポーツにおける「先輩絶対主義」的なものが大嫌いなんですよね。

 新聞には女子柔道の元選手だった方が「日本国内でもっと鍛えろ」といい、マラソン元金メダリストは「練習が足りない」といい、そしていまだに続く「サッカー男子44年ぶりのメダルへ」というフレーズ。

 柔道に関して言えば、素人目に見てももう日本の「きれいな柔道」が世界で通用しないのは明らか。組む気もなく力任せに技を逃れようとする外国選手が主流の中で、一本勝ちだけを是としてトレーニングしている日本柔道は明らかに井の中の蛙。しかも、将来において世界の柔道の潮流が昔の「きれいな柔道」に戻る可能性はほとんどありません。

 もし日本柔道を再び世界で強くしたいのであれば「国内で鍛える」のではなく、積極的に海外の強豪国へ出かけていって、世界の柔道のスタイル、戦略、考え方を身につけるべきです。それは若いうちから海外に移籍する選手が多いサッカーがこれだけ強くなってきているのを見れば明らかです。

 「海外に修行に出よう」という考えを端から否定しているところが、日本柔道の思い上がりというか、勘違いというか、最大の負ける要因ではないかと思いますね。それと、ほかの競技では銀メダルや銅メダルを取ったら賞賛されるのに、柔道だけは選手もコーチも監督も「金でなければだめ」と言い、金メダルを取れなかった選手が「まことに申し訳ありません」とコメントするのはおかしいです。

 これも日本柔道の思い上がりだと思いますね。普通に銀メダルや銅メダルを取れば素晴らしいことじゃないですか。普通に考えればものすごく賞賛されるべきことなのに、柔道だけは泣いて詫びなければならないなんてホントに変な話。銀メダルであれ、銅メダルであれ、選手達には堂々と胸を張ってほしいし、周りの関係者も彼らを賞賛してほしいと思います。

 それとマラソン。はっきり言いましょう、いま力を伸ばしているアフリカ勢には練習をしたくらいじゃ勝てません、絶対に。日本人ランナーがどれほど努力して、練習してもウサイン・ボルトになれないのと一緒です。もうこれは人種的な資質の違いと言ってもよいくらいなので、これらの差を練習だけで埋められると思っているのは、相変わらず日本人の「精神論」「根性」における悪い部分が出ていると思いますねぇ。

 私も「精神論」「根性」は大事だと常日頃思っていますが、やはりできることとできないことが世の中には歴然として存在していることを冷静に認めることも大事です。そうでないとただのドンキホーテになってしまいますからね。100メートル走で世界は9秒5、9秒6あたりに来ているのに、日本人ランナー(あるいはアジア人ランナー)ではいまだに10秒を切ることすらできない差は認めるべきです。それを「練習すれば埋められる」と思うのは、少し違うんじゃないかと思いますね。マラソンだって、全く同じ話です。

 それと本当にうっとうしい、「メキシコオリンピック以来の銅メダル」という男子サッカーのフレーズ。私も男子サッカーには当初まったく期待していませんでしたが、ここまで来たのであればぜひとも金メダルをとってほしいです。そしてもう二度と「メキシコオリンピックの時は神だった」的な表現が聞かれなくなるようにしてほしいですね。

 そのせいで釜本はいまだに「伝説の人」扱いですし、釜本のえらそうな振る舞い、発言は本当に見ていてうっとうしいですからね。ほんまに「時代が全然違うのに、お前は何様やねん」と思いますからね。もうあの嫌な顔や発言を聞かなくてすむように、ぜひとも男子サッカーには金メダル、あるいは銀メダルを取ってほしいですね(笑)。

 本当に自分達との時代の変化を認め、後輩達の努力を素直に認めることができない「体育会の先輩」は最悪ですね。ほとんどすべての競技において、プロの参加ができるようになった今の時代のほうがはるかにスポーツのレベルは高まっているのに、アマチュアだけが集まって少しレベルの劣っていた大会で大昔にメダルを取った選手達が偉そうにコメントするのは不愉快ですねぇ。元メダリスト達も「いえ、私達がメダルを取った時代と今とでは全然状況が違いますから、今の時代にメダルを取る選手達は本当にすごいですよ」とでも言えばいいのにねぇ。

 先ほども書きましたが、それは柔道についても同じです。たしかにご立派な元金メダリストたちが監督やコーチに名を連ねているのでしょうけど、彼らがメダルを取れた時代とは戦い方や、外国勢のレベルもまったく違うのですから比較したって仕方ないし、昔のやり方が通用するはずもないのです。だから今の時代に合わせて練習だって変えればいいんですよね。

 だっていくら国内で死ぬほど練習をして最善の努力をしたって、国内には絶対にいないような体格やパワーを持ち、そして戦法をとってくる選手とオリンピックの本番でいきなり当たったんじゃ、いくら国内で準備したって意味ありませんやんか。世界で勝ちたいのなら、世界の中で死ぬほど練習しないと。

 金メダルを取れなかったからといって選手達が批判される必要は絶対にありません。もし昔と比べてメダルの内容が悪くなったという理由で批判されることがあれば、それは旧来の頭しか持っていない監督・コーチ、そして日本の柔道界を牛耳っている人たちが批判されるべき話です。もはや「日本人だから」という理由で自動的に勝つことができた時代とは違うわけですから、今の時代を戦っている選手達が金メダルを取ることができなかったことについて批判を受けるのはおかしいです。

 そうそう、そういえば男子体操の個人種目別の表彰式が終わったあとで、内村選手に対してアナウンサーが尋ねたセリフが失礼だったと思いましたねぇ。それは「頂点を目指してがんばってこられましたが、結果は銀メダルでした。そのことについて評価は?」。

 何が言いたいねん?何が訊きたいねん?この言い方を聞けば「お前は金メダルとって当たり前やったはずなのに、何で銀メダルやねん。銀メダルになってしもたことについて、おまえ自身はどう思うんや?反省とか、詫びはないんか?」と言っているようなもの。失礼やろが。何で銀メダルとったことについて、自分で自分を「評価」せなあかんねん?失礼やな、全く。アナウンサーの分際の癖に、素直に「すばらしい結果でしたね」「銀メダル、本当によかったですね」と言えばええやろが。

 確かに私も含めて外野も特定の選手達には金メダルの量産を期待してしまうところはありますが、だからと言って、マスコミ連中が銀メダリストや銅メダリストを批判したり、責めたりする口調でインタビューしたり、コメントするのは間違ってますよね。だって世界で2位、3位なんですから、その結果については十分賞賛されるべきじゃないですかねぇ。

 マスコミももうちょっとすべてのメダリストに対して、等しく敬意を払ってほしいものですねぇ。

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