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日本の柔道は時代に対応できているか?

2012 - 07/30 [Mon] - 00:27

 オリンピック、本番が始まりましたが、いろんなことが既に起きていますね。良い話は、なでしこが1勝1分けで決勝トーナメント進出を決めたこと。男子サッカーもとりあえず1勝したこと。男子個人メドレーで高校3年の萩野選手が銅メダルを取ったこと。これは本当に凄かったです。

 しかし予想外の出来事もやはり起きています。まずは体操の内村選手が鉄棒で落下してしまったこと。これで鉄棒での内村選手(或いは団体の種目別?そんなのあったっけ?)の金メダルは消えてしまったとか。これは凄く残念です。それと柔道の予想以上の苦戦にはビックリしています。

 内村選手にはぜひ気持ちを切り替えてもらって、あらゆる最善の可能性を手にできるようにがんばって欲しいと願います。また彼ならそれをやってくれると思っていますが、鉄棒の本番での落下が引きずられないか少しだけ心配しています。

 また柔道に関しては、最初の福見選手が準決勝で負けてしまったのは意外でした。なんでも予想どおりには行かないものですが、彼女のどんな大きな障害にも負けない気持ちを持ってすれば金は確実だろうと思っていましたが、なかなか神様は簡単にご褒美をくれないものですねぇ。

 それと男子の柔道、平岡選手も海老沼選手も同じような攻めに苦労させられて、結局負けてしまいましたねぇ。それは相手の背中に手を伸ばして帯を掴むという攻め方。まるで相撲のような攻め方ですが、日本人選手でこのような攻め方をする選手をあまり見たことがありませんが、今回のオリンピックでは外国選手はこの攻め方をよく使います。

 今日の海老沼選手も、結局準決勝でこの組み手で投げられて一本負けです。こういう負け方を見るにつけ、日本の柔道選手は海外選手のやり方というものを本当に研究しているのかどうか、凄く疑問に思ってしまうんですよね。相手は日本選手に勝とうと思って、あの手この手を考えてくるのに、日本人選手は相変わらず昔ながらの正当派(「正統派」ですね)、精神派柔道で戦おうとしているようにしか見えないんですよね。

 確か北京オリンピックあたりでも、レスリングのようにタックルしてくる選手が多かったですよね。で、日本選手はタックル戦法対策をほとんどできてなかったので、結果がボロボロだったように記憶しています。

 今回も一緒じゃないですかねぇ。なんで日本の柔道選手・コーチ達は海外選手の戦略に対する対策を施そうとしないのでしょうか?何か間違った慢心というか、余裕をかましすぎのような気がするんですよね。

 もう柔道もオリンピックに採用されて50年近く経つ競技です。それだけ時間が経てば、出場選手の全員が日本式柔道を行うワケがないんですよね。それぞれの地域、国で独自の進化を遂げるはずなんです。なのに日本選手だけは相変わらず50年前の柔道だけを追求しているようにしか見えないのです。

 なんで同じ失敗を繰り返し続けるのでしょうか?なぜもっと「勝つための研究」をしないのでしょうか?なんかスケートの浅田選手と同じ「精神論」をそこに見ているようにしか思えないんですよね。海外の選手は「勝つための方法論・戦略」をしっかりと固めて戦いに来ているのに、日本選手だけはただひたすらに「精神論」と「根性」、そして得体の知れない「正統派」しか重視していないように見えるのです。

 今回のロンドンオリンピックに関しても、日本の柔道界は外国選手達の背中奥深くを掴む戦略の対策を取ってきたんですかね?日本選手であの組み手を行う選手がほとんどいないということは、きっと「邪道な戦法」として自分達が取り入れることはおろか、対策や研究もほとんどやっていないでしょうね。

 「正統な柔道を気持ちを込めて取れば勝てる」という精神論だけをよりどころにして。「柔道の最大の魅力は一本。一本で勝つ美しい柔道を目指す」なんてね。でも、日本柔道が国際大会で優勝できなくなってきた今となっては、それはちょっとカッコつけ過ぎじゃないですかね。

 なんか、申し訳ないですが、この二日間の柔道の試合を観ていますと、完全に日本の柔道は既に世界の様々な流派の単なる一流派という位置づけにしか見えません。「柔道発祥の地」「柔道最強の国」という変な過去のプライドが、日本柔道の進化、時代変化への対応を妨げているようにしか見えません。まるで日本家電メーカーが世界との競争で大負けていしているのと同じように。

 日本の柔道界も、本当にもっと真剣に柔道の世界的流れに対応するべきではないでしょうかね。この調子でやっていると体力、体格に劣る日本人選手達がオリンピックでメダルを一つも取れなくなる時代が来ることもそんなに遠くない気がしますね。

 「柔よく剛を制す」なんてマジックみたいなところが柔道の魅力のようにも言われてきましたが、もうレスリングと同じ「勝敗を争うスポーツである」という認識を持った方がよいのではないでしょうか。しかしそれは柔道が「世界スポーツ」に発展・認識されてきた証なのですから、その流れは本来喜ぶべきであり、決して抗うべきものではありません。

 日本柔道も世界の流れに順応して対応していけば、まだまだ最強国として君臨できるはずです。しかしそのためには「クラシックな精神柔道」しか指導することができない指導者達の意識を切り換える必要があるでしょうね。それができなければ、日本の柔道はいつまで経っても日本の中でしか通用しないものになり、国際大会では全く勝てなくなってしまうでしょうね。もう世界的に柔道は「柔の道を極めるもの」から「ジュードーというスポーツ」になっているんですよね。

 進化論にあるように「強いものが生き残るのではなく、変化に対応できたものが生き残る」のです。がんばれ日本の柔道。日本の産業、経済、社会全体も一緒です。生き残るためには「時代に対応」しないとダメです。

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