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政局は混沌、しかし良い方向に大きく動くのでは?

2012 - 06/17 [Sun] - 00:44

 政治の世界、混沌としてきましたね。大きな変革の前触れと言いますか、更なる混迷に入っていくというのか、正直言って不謹慎ですが面白くなってきました(笑)。

 その原因は言わずもがなの、野田総理の「消費税増税法案」。何度かブログで触れているように、個人的には野田総理の政治手法と政治姿勢は高く評価しています。やはり政治家はこうでなくっちゃ。そしてあの物腰の柔らかさからは意外に見える「芯の太さ」。それがいまから展開されるであろう政治の大変革を巻き起こす気がしているのです。

 いままでの民主党の首相は、皆小沢と真正面から対決することはありませんでした。自分が打ち出した政策に対して党内で小沢を中心として反対意見が出てくると、あっさりと撤回する連中ばかりでした。しかし野田さんは消費税増税法案については、どうやら小沢グループから反対が出ようと無視して進める雰囲気ですね。

 もちろん野田さんが強硬に打って出られる状況が整っていることもあります。小沢グループにとって一番困ることは、いま衆議院を解散されること。解散権は野田さんにあるのですから、野田さんは小沢グループをぶっ潰す最後の切り札を持っているわけです。その上週刊誌を賑わしている、小沢一郎に対する実の嫁さんからの批判。誰かが裏で仕組んだとしか思えないタイミングです(笑)。

 小沢や小沢グループの議員たちも、野田さんが意外としたたかで強いことに実は驚いているんでしょうね。小沢やハトがいくら脅しをかけようと、全く意にも介さない。介さないどころか、どんどん野党を巻き込んで、きちんと「数」を読んだ上で法案成立への準備を整えていく。さらにはいざ解散となった場合にも、民主党が分裂、或いは大敗することすら恐れていない姿勢。ここまで一貫してやられると小沢にとっては予想外の脅威でしょうね。

 野田さんはそもそも「政治生命をかける」と言っていたわけですから、もし小沢グループが消費税増税法案に公然と反旗を翻すことで法案が通らなければ、解散を選ぶでしょうね。それで民主党が歴史的大敗を喫することは明らかですが、しかしそれは同時に小沢の政治の息の根を止めることにもなるかも知れません。たぶん野田さん自身は当選しようと落選しようと、どっちでもいい、「小沢先生と差し違えてやる」という感じでしょうね。

 野田さん自身解散すれば再選できるかどうかわかりませんけど、それ以上に小沢の周りに取り巻いているなんの役にも立たない連中がほとんど落選するのも必至。連中は内心穏やかでないはず。それにもかかわらず、野田さんの政策に賛成を示さないのは、「民意が消費税反対にあり、すなわち、増税に反対している小沢にある」と踏んでいる(勘違いしている?)からでしょう。踏んでいるというより、もうそう信じて突き進むしか彼らの貧困な政治経験からは判断できないのでしょう。

 しかしもし衆議院が解散すれば、消費税云々にかかわらずほぼ間違いなく小沢の取り巻き連中は落選するわけで、そうなってしまうと、票が集められず、取り巻きのいない小沢なんて、民主党にとってはタダの邪魔な存在。と、なれば今後の政局は完全に小沢を無視して党務を進めることができるようになります。もちろん民主党は政権には残っていないと思いますが、あとを継ぐであろう自民党にとってはとても政局がやりやすくなります。

 この野田さんの「覚悟」、そして「自分の利益より将来の日本の利益を優先させる」という姿勢が、傍から見ているととても頼もしく、面白いのです。だって普通に考えてみれば、税収を上回る国債の発行額があるような日本の財政状態がまともなはずないのです。だから誰がどう考えたって、これから少子高齢化が進んでタダでも歳出が増えようかと言われているのですから、いまの経済状況では国債の発行を押さえて増税による財政再建しかないのです。

 それが本筋の話なのに、民主党の連中は政権を取る前に夢物語として語った言葉である「マニフェスト」「増税の前にやることが」などとくだらない大衆迎合の意見を並び立てて、自分の票のことしか考えていないのです。実際、民主党が政権を取ってから3年経つのに何一つ財政改善の有効な手当ができず、国債発行の増額しかしてこなかったわけですから、これからも彼らに有効な対策を打つことなどできるはずないのです。

 こんな自分の票のことしか考えていない政治家は全員落選させればいいです。ですからいまちゃんとした議員かどうかを見極める判断基準は「消費税増税に対する考え」です。いわば踏み絵と言ってもよいでしょう。例えば「消費税増税はいつかしなければいけないけど、いまの経済情勢では難しい」というのならまだマシです。

 でも「消費税増税は反対。そんなこと民主党はマニフェストに書いていないし、国民と約束していない!」といいきる議員は100%アウトです。こんな議員要りません。それは与野党含めて同じです。いま増税の可能性に言及しない議員など、国や国民の将来などなにも考えず、ただ大衆迎合でええかっこしたいだけの「反対屋」です。

 うーん、野田さんの消費税増税法案を軸にした政局、実に興味深いですね。小沢は妙に強気に見えますが、実はかなり恐れおののいているのではないでしょうか。だって野田総理の不信任決議でも行って首相から引きずり下ろさない限りは、今のままでは3党合意によって法案が成立するにもかかわらず、小沢派は反対票か棄権票を投じざるを得ず、そうなると良くても党議拘束で除名処分になるか、最悪解散で煮え湯を飲まされるか、どちらかですもんね。小沢が民主党を割って出ても果たしてどれほどの議員がついてくることやら・・。

 ま、ポイントは民主党にどれだけ将来の日本のことを冷静に考えている議員がいるか、ということと、自民党がどれだけ大局的に行動できるか、ですね。実に興味深いです。解散後に政権を取るのはたぶん自民党でしょうから、今この解散前の時点でどれほど自民党が大局的に動くことができるか、ということが本当は一番のポイントなんですけどね。

 いま政局は野田首相のいる民主党が動かしているわけですが、本当は保守派の野田さんの政治姿勢にどれだけ自民党が協力してあげられるか、ということが自民党に対して問われているんですよね。そこをきちんとわかった上で自民党が行動すれば、自民党は解散後の政局がものすごくやりやすくなるはずなんですよね。

 いわば、近い将来に訪れる自民党の安定政権を築くために、いま野田総理が世間ウケの悪い法案提出をおこなって、そして民主党内の小沢とそれにひっつくゴミ議員たちを掃除してくれているようなものなのです。これに乗らない自民党だとすれば、本当にバカです(笑)。

 でも、この法案成立をやり遂げたら、野田総理、株を上げますよね、確実に。例え彼がその後民主党代表から引きずり下ろされようが、総選挙で落選したとしても。少なくとも私は彼の粘り強い政治力と実行力、そしてリーダーシップを高く評価したいですね。

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