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まだまだたくさんいる「偉い税理士先生」

2012 - 06/07 [Thu] - 23:27

 先日新しい税理士さんを探しに私の事務所にお越しになった方がおられましたが、その方が今お願いしている税理士さんというのが、まさに「古い」タイプの税理士さん(笑)。

 OB、というか途中辞めのOBさんかな。お話を伺っていますと、本当に古いタイプの税理士さんです。税額や納付書はいつも申告期限の前日に郵送されてくるのだとか(笑)。納税者の方はそれを受け取ってあたふたと銀行に走るのだとか。いるんですね、いまだにこういう税理士さん。

 そのむかし、この仕事を始めたばかりも私もそれに似たようなことをして、依頼者からしこたま怒られたことがあったので、今ではそういったことは絶対にしません(笑)。また今お願いしている税理士さんは、全く質問を受ける雰囲気すらないのだとか(笑)。なので、訊きたいことや疑問点、或いは相談に乗って欲しいことなどがたくさんあるにもかかわらず、今まで相談できた試しがないそう。

 依頼者は「なぜわからないことを訊ねることができないのか、不思議で仕方ない。」とおっしゃいます。そういえば、勤務時代にお客さんから私の上司への苦情として「なんであんたところの上司はなに訊いても答えてくれへんの?こっちはお金払ってるお客やのに、わからへんところを訊ねたらあかんの?そんなん普通とちゃうのん?おかしない?」と苦情を受けたことがありましたねぇ。どこでも同じような話があるもんです(笑)。

 また、その先生、ギリギリに申告書と納付書を作る割には、一目でわかるような数字の間違いを平気でやらかすのだとか。依頼者の方曰く「たぶん、その先生は『間違ってりゃ、また出し直せばいいやん』程度にしか考えてないんでしょうね。」とのこと。でも、それじゃ依頼者は困ります、ギリギリに書類作られた上に、数字違ってるんじゃあ。

 それと、ホントかウソかわかりませんが、申告書の作成が遅い理由は、その税理士さんの説明では「税務調査が2件ほど入ってしまったから」なのだとか。まあ、私がこのブログで何度も書いていますように、税務調査が多い税理士さんって、あんまり良い税理士さんだとは思えませんけどねぇ・・・。それとギリギリに仕事を仕上げる税理士さんも。

 ま、「資産税専門」を売りにしているくらいのOBさんですから、署の資産税部門出身なんでしょうね。でも、資産税についてはバリバリだと思いますけど、所得税や法人税はからっきしでしょうからね。だから数字間違えちゃうんでしょうね。OBの方々が専門分野以外についてはほとんど知識を持っていない、という話はOB税理士さんご自身がよく口にする言葉だけに、きっとそうなんでしょうね。

 それと、消費税についても全然知識をお持ちではないようで、申告・決算書を見ていますと、本来なら納めなくてもよい消費税を納める会計処理になっていて、これにはちょっと驚きました。書類を一目見るだけで「いや、これもこれで正しいですけど、別の処理をすれば消費税なんか納めなくていいですよ」とアドバイスできるような内容すらスルーさせちゃうところは、税理士としてどーなのかなぁ、と正直思いましたね。

 しかし、凄い税理士さんが今でもおられるもんなんですね。専門分野以外は全くダメ、なのに仕事を請けて、依頼者に迷惑をかける(笑)。数字が間違っても全然平気。仕事はギリギリに行って当然。税額すら直前まで教えない。そして質問は受け付けない、「自分が神」という姿勢。しかも調査も多い・・。

 まあ、サービス業としての姿勢は、このOB税理士さんにはゼロですね(笑)。もちろんそういう税理士さんも世の中にいると思いますよ。ええ、昔ながらの税理士像ではありますが、今でも世の中には結構いるでしょうね。でもその税理士さんのHPを見ると、私と大して年齢変わらない・・(笑)。へぇ、こりゃまた驚いた(笑)。

 そうそう、それと面白いことにこの税理士さん、電話に絶対出ないんですって(笑)。で、用事があれば依頼者にメールを送らせるのだとか。なんでも「税務相談は行き違いがあってはいけないから、電話じゃなくメールで」というポリシーだからだそう。

 でも、電話なら一言二言で終わるような用事すら、誤解を生じさせないように文章を考えながら、時間をかけてメールを書かなければならない依頼者の身にもなってあげればいいのに・・。電話に出られないほどお忙しいんでしょうね、きっと(笑)。お偉い方なのね(笑)。

 凄いですね、本当に「偉い税理士先生様」を地で行っています。お話を伺っていると、私と正反対な税理士像です(笑)。もちろんどちらが税理士として正しいとは言いません。でも、凄いな、とは思います。いまだにそうやって商売ができているということに。

 よほど物分かりのよい依頼者ばかりを捕まえているんでしょうかね。それとも相続専門を売りにしているから、金持ち連中からボーンボーンと高い報酬を年間10件程度ブン取ればいいと思っているだけで、継続的に商売をしようという考えが端からないのかな?ふーん、やっぱり世の中には偉い税理士さんがたくさんいるもんなんだなぁ、とあらためて実感しましたね。

 でも、今からの時代は絶対に依頼者目線で物事を進めていける税理士が勝つと思いますね。これは私の信念です。だってそれが「商売として正しい」からです。税理士業を「お役所仕事」と捉えるのであれば「偉い税理士」もアリだと思いますけど、私は税理士業は普通の「商売」だと思っていますので、顧客目線での対応を絶対的に重視します。

 結局、先日お越しになった相談者のように、「偉い税理士先生」に仕事を依頼している方々は不満を感じて「顧客目線」の税理士を探すようになるんですよね。もちろん不満を持っていても税理士を替えようとしない依頼者もたくさんいると思いますが、今からの時代は「税理士を替えよう」と思う依頼者がどんどん増えると思います。

 私たちはそういう他所で不満をお持ちになった方々を少しずつ拾ってお客さんを増やしていくのが営業戦略なんですよね。そして一旦捕まえたお客さんは絶対に逃がさない(笑)。なんか食べ残しにありつくハイエナみたいですが(笑)、でも実際そうやって変わってこられる方、結構おられますよ。だからうちの事務所が少しずつお客さんを増やせるんですよね。ええ、本当に「偉い税理士先生」の皆様のおかげです。心から感謝してます(笑)。

 もちろん、先日お越しになった相談者さんが私の顧客になるかどうかはわかりませんけど、でも相談者さんが今の税理士に感じておられるご不満の内容はよくわかりました。そういう「他の税理士さんへの不満」が、うちの事務所のサービス向上のための貴重な情報になりますので、そういうお話しを直接依頼者さんから聞けただけでも私には有り難いことでした。

 うん、これからも、この調子でがんばっていこう。絶対に「偉い税理士先生」に勝ってみせます、うーん、それほど遠くないいつかに(笑)。

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