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ゴーン社長は10億円の報酬

2012 - 06/05 [Tue] - 22:43

 日産のゴーン社長の報酬額、とうとう10億円を超えるのだとか。すばらしいですね、全く。

 ゴーン社長と言えば、日産が経営危機に陥ったときにルノーから送り込まれてきた時にはものすごいリストラを敢行し、「ただのコストカッターなんじゃないか?」と大いに批判を受けたものでした。座間工場(確か)を閉鎖する際にも、従業員は減らすわ、地域への影響も少なくないわ、とものすごい非難の嵐でした。

 しかしこのときのゴーン社長の言葉が私にはとても大きく響いたことを覚えています。そのとき彼はこのような趣旨のことを発言したんです。「確かに座間工場を閉鎖し、社員の一部に退職してもらうことはつらい。しかしこれらを残して日産が潰れてしまっては元も子もない。日産を生き残らせるために、申し訳ないが一部の社員に泣いてもらう。もし業績が良くなったときには、日産に帰ってくる意思を持っている人は再雇用する。」

 これを聞いたときに「ああ、ゴーンさんって火中の栗を拾うことができるホンモノの経営者だなぁ。タダのリストラ屋じゃない。」と思いました。本質なんですよね、会社を生き残らせるためには一部の社員や地域に不利益を与えてもしょうがない、という考え方は。結局それで日産が生き残ることができるのであれば、経営手法としては正解なんですよね。

 ゴーンさんが成し遂げたと評価された日産の「V字回復」にしたって、「単なる会計上の操作だ」と批判する向きもありましたが、今ではそんな批判をする人すらいないほど会社の体質強化がなされてますよね。どれほどの批判を世間から浴びようと、自分が正しいと思ったやり方で経営の立て直しを図り、実際にそれを達成させる。これはなかなかできるものではありませんし、怒鳴り散らすだけの経営者ではできません。

 ゴーンさんは「人の心が持つ力」をよく知っている経営者だなぁと思いますね。「経営は金計算」という思想だけでリストラなどを行う経営者が少なくない中で、ゴーンさんは日産の社長に就任した直後に日本全国の工場から営業店までくまなく回りましたもんね。そして現場の人と接することで会社の本当の姿を把握し、そして同時に自分の顔を社員達に見せることによって、これから行うリストラ策への信頼を社員から取り付けましたからね。

 偉いですよ、ゴーン社長は。私が尊敬する経営者の1人ですね。あの厳しい目と、意思の強そうな眉毛からすれば、実際には相当冷徹な側面も持っているとお見受けしますが、経営危機に陥っていた日産を救って、今の状況にまで持ってきたのは、やはりゴーン社長が持つ冷徹さと行動力、そして意志の強さがあってこそのことですからね。

 確かに10億円の報酬は高いかも知れません。しかし現在の日産の復興をほぼ一手に引き受けて、成し遂げたのは紛れもなくゴーン社長のおかげ。高い報酬を得ることで、高いモチベーションを持ち続け、そしてその結果として日産の業績が更に良くなり、株主も潤うのであれば、この10億円の報酬も決して安くないのかも知れません。

 こういうプロの経営者が日本人にももっともっと現れて欲しいですね。

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