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最近の主流のビジネス本、絶対間違ってる。

2012 - 05/25 [Fri] - 00:56

 そう、最近どう考えても「勘違い」しているとしか思えないようなビジネス哲学を説く話が横行していますよね。「会社を3年で辞めろ」と呼びかける本や、「経営者は金を儲けるための仕組みを作れ」と説く本。

 それに踊らされてか、こらえ性もなく苦労して就職した会社をすぐに辞める若者や、人ではなく組織にノウハウを蓄積させてビジネスの仕組み作りさせすれば商売でも何でも上手く行くと躍起になっている経営者の話をたくさん耳にします。しかしこれ、違うんですよね、本質の部分で。

 ビジネスや人生において大切なことは、絶対的に「人」として成長することや「人」を大切にして育てることなんです。なぜなら、どんなに凄いノウハウを蓄積させようとしたって、「組織」や「会社」という形のない存在には、そこに属する「人」を介してしかノウハウを蓄積させることは不可能だからです。

 「人ではなく組織に頼る経営を」なんてビジネス理論もありますが、組織は「人」が作るものです。「人」が存在しない組織なんてありません。それも良い人材が作る組織だからこそ、よく機能するのです。勘違いしてはいけません、組織やシステムが人を動かすのではなく、人が動かすから組織やシステムが機能するのです。そう考えれば、結局ビジネスも金儲けも「人」、すなわち「人材の質」なんです。

 それと「過程」を理解していない人材や経営者を集めたってビジネスは上手く行きません。それが本を読んだだけで「ビジネス理論」をわかった気になっている人達の危ういところなのです。大切なのは「経験」です、絶対に。前回もブログに書きましたが、中小企業の経営者が、社員10人くらいしかいないのに大企業の経営者のように、ビジネスマニュアルだけを作成して権限を移譲し、その「仕組み」に基づいて業務を進めるなんてことをしちゃいけないのです。

 違うんです、10人くらいしか社員がいなければ経営者が全部面倒をみて、指示しなきゃいけないんです。中小企業でそんなことをやってしまう経営者は、組織のサイズにあった経営の仕組み、組織運用の在り方というものを全く理解していないのです。

 10人くらいの組織には10人くらいの組織にあった運営手法というものがあり、50人くらいにも然り、100人でも然り、そして1,000人の組織でも同じなのです。全部別々の経営手法、運営形態があるのです。それは自分自身がリーダーとして組織を少しずつ大きくさせながら一生懸命働いて、模索していく中で初めて理解して見つけていくことができることであって、企業の成長プロセスを理解していない人がそんな大企業の経営手法、組織運営を導入したって、上手く行くはずがないのです。

 もうとにかく世の中のみんながラクし過ぎなんです。「苦労して何かを得よう」なんて気がサラサラないのです。他人のアイデアや知恵、経験で金儲けしようとし過ぎです。そして他人のアイデアや知恵、経験を知れば、自分もその成功者と同じになれると信じ込みすぎです。そんなラクに金儲けできたら誰も苦労しますかいな。他人の成功話を実践するだけで大きな会社が作れるのなら、世の中みんな金持ち経営者ばかりですよ。んなわけないでしょ、絶対。

 違うんです、大切なのは「人」そのものが持つ「質」なんです。質が高い人がいなければ、ビジネスだって世の中だって上手く行かないんです。素晴らしいノウハウを教えてもらったって、それを本質的に理解してきちんと実践できるだけの資質を持った人材が集まっていなければ、組織として機能しないのです。

 トヨタの製造システムをよその製造会社で仕組みだけ真似したって上手く行かないのは、そのシステムを「人」が理解していないからなんです。或いは「人」のレベルがトヨタより低いからなんです。よその会社で成功している経営システムを導入しても、大抵が失敗に終わるのは形だけを真似して、それを実践するためには「人」が重要であるということを理解していないからです。

 仕組みやノウハウが目の前にあれば誰がやっても同じ結果が得られる、と思うのは大間違いなのです。だってその仕組みやノウハウを実際に行うのは「人」だからです。当然同じノウハウや仕組みを導入したって、それを動かす「人」の質によって得られる結果は大きく異なるのです。それが「仕組み、ノウハウ至上主義者」の方々が陥る最大の誤りなのです。

 高いレベルの人がいてこそ、初めて仕組みやノウハウというものは期待した成果を得られるものなのです。ですからまず質の高い人を育てることが最初に来るべき条件であって、仕組みやノウハウはその次なのです。マクドナルドだって、質の悪い人材がカウンターに立っていたら、どれほど凄いシステムづくりをしていたって客は離れていくのです。

 たかがアルバイト社員といっても、きちんとした教育システムに基づいて彼らを教育しなければダメなのです。つまり本質的に「人を育てる」ことができないと、どんなに凄い金儲けの仕組みを作ったって機能しないのです。

 質の高い人を育てるためにも、社会には教育が必要なのです。教育を行って社会全体の人材の質を高めないといけないのです。アホにはどんないいことを教えてもダメですが、ちゃんとした人なら少しコツを教えるだけでどんどん成果を上げてくれるのです。

 そういう「ちゃんとした人材」を社会として時間をかけて育てていかなければならないのに、やれ「会社を3年で辞めろ」だの、「人ではなく組織で儲けろ」だの、本質を理解していない人が見たら勘違いしてラクすることしか考えない話ばかりが世の中にはびこっているのです。

 3年で会社を辞められるほど自分が優秀だと思っているところが、そもそもイタ過ぎるし、社員を大切にして育てる努力もしないで「会社に仕組みを残せるように業務マニュアルを作れ。」と命令したって、そんなもんロクなもんできますかいな。

 一番大切なことは「人」です。良い人が集まった組織は何をやっても強いし、経営者なら良い従業員をじっくり育てる努力をしなければならないし、ビジネスマンや経営者本人は自分自身が良い人材になれるように不断の努力しなければならないのです。それがビジネスにおいても、人生においても成功に導くために最も大切な本質だと思います。

 ラクしたらあきまへん。

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