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「弥生会計」をご利用の税理士先生へ朗報です!

2012 - 04/24 [Tue] - 12:40

 今し方事務所にファックスが流れてきて、見るとそこに「弥生会計をご利用の税理士先生へ朗報です!」「弥生会計のデータをクラウド上で手間なく安全にやり取りできる新しいインターフェース・・・・を開発いたしました。」と書いてあります。

 なになに、と思って見ていますと、別にこれ、ついこの間私が始めたクラウド利用法と全く一緒じゃない(笑)。いや、別に新しいインターフェースなんて要らないって、最初に一つソフトをダウンロードして設定すれば、それ以降はメンテフリーでローカルドライブのようにクラウド上のデータが使えますって(笑)。

 先日も客先のパソコンを設定して事務所と客先で同じデータをクラウド上で共有して作業できる環境を作りましたし、今日もこれからその作業を別の客先で行います。別にこんなサービス利用しなくたって、それくらいのことビッグローブのクラウドサービスでいくらでもできますよ。

 そのファックスを読んでいますと、そのサービスを利用してできることは全部うちの事務所がクラウドを使ってやっていることと全く一緒。「パクリかよ」といいたくなるくらい同じことやってます(笑)。ま、もちろんちょっとしたシステム開発に時間をかけるだけ、向こうの方が先に研究していたんでしょうけど。

 これでその会社が各税理士事務所から月額いくらお金を吸い取っていくのかわかりませんけど、こんな程度のこと、自分でやれば安くシステム構築できますやんか。こんなもんを外部業者にお金払って導入するなんて、いまどきパソコンのことをわからなすぎです。

 以前もブログに書きましたけど、もう今からの時代、好むと好まざるとにかかわらず、パソコンはビジネスを行っている人にとってはわかって当たり前、使いこなせて当たり前の道具になってしまうんです。今後ますます多様なサービスが提供されると思われるクラウドについても、事務所のサービス向上のために自分で研究して導入を検討していくのは当然。

 B4用紙でバーンとファックスが送られてきて、何が書いてあるのかと思えばただのクラウドストレージの話。そんな大都市でセミナー会場を開いてまで大袈裟に宣伝しなければならないようなことじゃありません(笑)。ホント一体このシステムでいくらカネを税理士事務所から巻き上げようとしてるのよ(笑)。

 こんな業者に無駄金払って儲けさせるのもシャクですよね(笑)。「クラウド、クラウド」って、何か魔法の呪文のように並び立てて、さも凄いことをやっているようなイメージを与えますが、別にクラウドって、やってること自体はたいしたことじゃありません。

 ただクラウドが画期的なのは、今までのパソコンは手元にあるパソコンで全てが完結し、逆にいえばそこでしかいろんなことができなかったわけですが、クラウドサービスを利用すれば、今まで手元でしかできなかったことがどこででも、極端にいえば世界中どこででもできるということです。その足枷が無くなった状態が凄く便利なのです。

 これからの税理士業務においては、「事務所で税理士先生がデーンと構えて、お客さんがデータや資料を全部事務所に持ってきてくれて、入力作業は事務員が事務所でシコシコ行う」なんて時代じゃなくなるでしょうから、クラウドなどを利用して事務処理の効率化と確実性を高める必要はありますよね。

 に、しても、利に賢いな、このファックスを送ってきた業者(笑)。別にそう大したことしてないのに、さも凄いサービスを開発しました、みたいに書いてくるところにビックリしましたよ。

 まあこれくらいのクラウドサービスなら、事務所が自分自身で導入すればいいんじゃないでしょうか。自計化が前提となる今からの時代、クラウドサービスを使うことは税理士事務所にとってはとても重要なことにはなるでしょうね。

 でもそうなると、営業戦略上の目的でデータの汎用性を意図的に低くしている旧専用機メーカーにとっては、ますます厳しい時代になっていくでしょうね。これからの時代のシステムキーワードは「汎用性、二次利用性、簡単、誰でも、どこででも」ですからね。

 旧専用機メーカーがやっているような「自社ユーザーだけをがっちりと抱え込んで離さない」「データ・ファイルのブラックボックス化」戦略では、税理士の業務の可能性がむしろ悪化しますからね。これからの時代の税理士システムは、旧専用機メーカーの手法とは別のやり方でないと、どんどん時代から取り残されていってしまいます。

 なぜなら、旧専用機メーカーのサービスベッタリだと、そのメーカーが新しいサービスを提供してくれないと、新しい仕事の進め方ができないからです。いまだにウィンドウズのソフトになりきっていない専用機メーカーの税務会計ソフトなんていくらでもありますから、そういうソフトを使っている事務所では、世に出てもう20年が経とうかというウィンドウズの便利な使い方すらできないのです。つまり事務所のIT化が世間から20年遅れているわけです。

 クラウドサービスを利用しようと思っても、その旧専用機メーカーがクラウドサービスを提供しない限り使うことができないし、使うことができてもその旧専用機メーカーが準備して提供するクラウドサービスしか使えないはずです。それではクラウドの本当の利用価値を知ることも、体験することもできません。ウィンドウズの便利さを20年経っても実感できないのと同じように。

 これからの時代は、旧専用機メーカーベッタリで変化に対応できない税理士事務所と、汎用性が高くて、価格も安いシステムを利用して機動力が高い税理士事務所では、勝ち負けが逆転していくような気がしますねぇ。

 逆に言いますと、旧専用機メーカーのソフトを使っている多くの事務所にとっては、最新のサービスに対する旧専用機メーカーの対応によって事務所の生き残りが決まる、と言えるかも知れません。

 税理士事務所も、業者に高い金を払って、なんか難しそうなシステムを入れておけばそれで満足、みたいなパソコンシステムに対する姿勢をとっていると、どんどん世間から遅れていきますね。つまり儲からなくなるんです。

 だって、世間はもっと簡単に、安くて凄いことができるシステムに移行していってますからね。

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