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「考え方が根本的に間違っている」という表現

2012 - 04/08 [Sun] - 00:27

 税理士がネットで他人の質問にコメントしているケースや、知り合いの税理士さんが関与先などに税務や会計について説明している際に気になる言い方が「考え方が根本的に間違っている」とか「考え方が全然違う」という言い方。

 この言い回し、不思議なことにいろんな場面で税理士さんが使います。もちろん税理士さんに限らず、他の弁護士、司法書士、会計士などの士業、いわゆる法律にかかわる仕事をしている人にも使っている方が多いと思いますが、これ、もし自分が言われたとしたら、相当「カチン」とくる言い方だと思いません?(笑)

 なにか意見を述べたときや、判断業務をおこなった場合、あるいは作業を行ったあとで、税理士などから「あなたは根本的に間違った考え方をしている」とか「あなたは考え方が全然違ってる」と言われたら、言われた方はまるで人格や考え方を全否定されているように感じますよね。

 ええ、私だって先輩税理士さんなどにこう言われたら、その指摘を受けた内容の是非はともかくとして、はっきり言ってかなりカチンと来ますね。機嫌が悪いときだったら「なんでそんな失礼な言われ方されなあきませんの?先生にそんなことを言われる筋合いはないでしょ!」と言い返してしまいそうです(笑)。

 「考え方が間違っている」ってよく考えたら凄い表現なんですよ。「考え」が「違う」、すなわち、「あんたは考えがメチャクチャ」「あんたはバカ」「あんたは気違い」「あんたは正しい考え方ができない人」と言われているようなものなのです。

 なんで仕事をしているだけなのに、税理士にそんな人格まで否定されるような言われ方をされなきゃいけないのでしょうか?「そういうあんたは何様なのよ?そんなに他人の考え方を否定できるほど偉い人なのかよ?」って思いますね、私なら。

 士業と呼ばれる人達は、自分達が国からのライセンスをもらった専門家、その道のスペシャリストである、という意識が強すぎるのか、関与先などがおこなった行為や処理について指摘をおこなう際にこのような表現を無意識のうちに使っていることがあると思います。

 しかし、その無意識に使っている表現がどれほど相手にとって失礼な言い方であるか、一度考えてみてはどうでしょうか?だって別にその弁護士や税理士の考え方が100%正しいとは言えないケースだってあるわけですし、場合によっては指摘をおこなった弁護士や税理士の知識不足、思い込みでそう言っているだけのケースだって十分ありえるのです。

 こういう場合には、先ず関与先や相談者がなぜそういう処理をおこなったのかをじっくりと聞いた上で、「なるほど、そう考えて処理をしたんですね。わかりました。ただ、税法上は○○とするように書いてあって、税務調査の時などは税務署から「ダメ」と言われることがあるので、直しておいたほうがいいですねぇ。」程度の言い方をして、言われた相手が少しでも気持ちよく直す気になる方がいいと思いますね。

 こういうちょっとしたものの言い方、表現のしかたで、ずいぶん関与先や相談者に与える印象というものは変わるものです。税理士業は士業であるとともに、サービス業でもあるわけですから、こういった話し方、表現方法についても、相手を不快にさせないように十分気を遣うべきだと思います。

 知らないうちに関与先を不愉快にさせていたらお互いに不幸ですから、できるだけお互いが気持ちよく仕事できるようにこちらも配慮したいですね。

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