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格安報酬の税理士広告が多くなりましたね

2012 - 03/22 [Thu] - 12:56

 最近は税理士業界でも、ネットなどで「月額数千円~ ○○専門、節税・助成金のアドバイスも!」なんてぶち上げて広告している税理士事務所がありますよね。

 ま、単純に「凄いな、そんな値段でできるんや」と驚くわけですが、やはり普通の私たちの感覚からすれば「ホンマのところ、平均的な事業者であればどれくらいの報酬を本当のところ支払わなあかんの?」っていうのが疑問ですよね。

 先日も仲の良い税理士さんと話しているときに、この格安税理士事務所の話題になって、やっぱりこの疑問が出てきたわけです。私たちが仕事をする際にはどうしてもマンパワーが必要となる業務ってあるんですよね。印鑑屋さんが昔の手彫りから機械彫りに変えて、時間とコストが劇的に減った、なんていうのとはそもそも業務内容が違うんですよね。

 だから効率化をはかるっていっても、やはりそれは会計処理を顧客に全部してもらって、そのデータをネットでやりとしして、極力入力処理と顧客へ出向く工程を省くのが最も効果的なやり方だと思うのです。しかしそれ以外の確認作業や申告書作成作業はどうしても人手が取られると思うんですよね、ある一定以上の作業品質を保とうとすると。

 もちろん、冒頭のような格安税理士税理士事務所の宣伝では、ある意味「最低料金」を表示しているだけで、実際に頼んでみると「たいして他と変わらなかった」ということはあるかも知れません。まあそれは昔から良くある商売のやり方で、ビックリすることでも何でもないのですが、正直年間入力件数3千件くらい、年商数千万円くらい、従業員10人くらいの企業で、決算、年調込みでどれくらいの報酬額を提示してくるのか興味ありますね。

 私のイメージでは、やっぱり現在の税理士業務の流れでは、どうしても省ける部分は決まってくるので、低価格にも自ずと限界があると思うんですね。多分私の事務所の報酬額くらいが妥当な金額じゃないかと思うんですよね・・(笑)。格安税理士事務所も、多分同じくらいか、或いは大都市に事務所を構えているのであればうちより高くならざるを得ないと思うんですよね・・。

 一体どういう作業工数を想定して報酬設定を行ったのでしょうね・・。きっとホントに月額数千円なんかでできるんでしょうか・・、と思ってホームページを見てみました(笑)。何か今流行のホームページで、メッチャ胡散くさ(笑)。若くて怪しいホームページ作成業者が「こんなん作りませんか?」と声を掛けてくるサイトサンプルと全く一緒。詐欺みたいな情報商材業者や税理士紹介業者のホームページと何一つ違わないレイアウト。こういうサイトのフォーム、パターン化されたものがあるんでしょうね。胡散臭さ爆裂してます。

 で、記帳代行込みで決算までして個人で十数万円、法人で二十万円強からですって。ま、最低料金がそれだ、ってことでしょうね。きっと最低料金が適用される事業者なんてほとんど存在していない料金設定だとは思いますが・・(笑)。でもこれならやっぱりうちの勝ちだな(勝ってどうする・・)(笑)。全然敵じゃないや(笑)。

 まあ関与先まで出かけていって資料預かって、帰ってきて入力作業を事務所でして・・、なんてことやってたらこの最低報酬ではできないでしょうね、絶対。一体人件費をどこまで叩いて職員を泣かせればこの値段でできるんや、の世界ですからね。経営者税理士だけ儲けて、従業員は低賃金で牛馬のごとく働かせてゴミのように扱っておけばいい、とでも思っているのかも知れませんが、それだともう経営者としてのモラルの問題。

 ま、しかし、私のポリシーと一緒で、今までぼったくられても気がつかなかった多くの税理士関与先に適切で、納得できる合理的な報酬額を提示して仕事を請け負うことは新たな税理士の社会貢献像として、とても良いことだと思います。やはり関与先が喜ぶことを行ってこそ、税理士事務所の社会的存在価値はありますからね。

 ただ、それがただの安売り商売や、利益度外視のメチャクチャな商売に成り下がってしまっては本末転倒です。もちろんこういったホームページを打つ税理士さんは、それなりに計算高いところがあるので、そのあたりの営業戦略はきっちり行っていると思います。

 こういったハデな低報酬広告をぶち上げて、顧客をかき集めるようなスタイルがこれからの税理士営業の本流になってくるのか、或いはある一部のセコイ顧客だけにウけるニッチな営業スタイルなのか、こればっかりはわかりません。ただ、税理士業を「事業」として考える場合、こういった営業スタイルは「アリ」ではないかと、私は個人的には思っています。

 胡散臭い、と思う反面、とても興味を持っているのも事実ですね。いずれこういう「広告をぶって、安値で注目を集めて、顧客を大量にかき集める」スタイルの税理士事務所が増えてくるのは間違いないでしょうね。でもそれもこれも、結局はレベルの低い仕事をして客から高額報酬をぼったくっても平気だった税理士達が、いまだに税理士市場に跋扈して、その結果若手税理士が適切に顧客を集めることができないことの反動ですよ。

 今からの時代、もっと多くの若手税理士がこういう形でぼったくりベテラン税理士達にケンカを仕掛けてくる場面が増えるでしょうね。いいんじゃないですか、これはこれで。

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