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税理士に頼んだのにメチャクチャな申告

2012 - 03/05 [Mon] - 13:44

 検索キーワードを見ていますと「税理士に依頼 メチャクチャな申告」といったものが(笑)。なるほど、そういうケースもあるかも知れませんねぇ。

 確かに不良税理士やお爺さん税理士に依頼した場合、あるいは事務員任せの事務所なんかだとそういうことはありえるかも知れませんね。しかしそれ以外にも、依頼者側から見て「税理士に頼んだのに、こんなメチャクチャされて」と思っているケースでも、税理士側から見れば「そりゃ、しゃあないよ」って言いたいケースもあるんです。

 そういう場合は大抵人の良い税理士の場合が多いんですけど、例えば依頼者から「先生に全部してもらったらお金も高くなっちゃうので、決算や申告書の作成は自分で一通りやってみます。でも自信がないんで、決算書と、申告の内容だけチェックして欲しい。もちろんそれに対する報酬は支払います。」なんてケースの場合があるとしましょう。

 多分こういうケースであれば普通は税理士さんなら「いえ、私の仕事はお客さんの代理人として責任持って申告を提出をすることですから、内容チェックだけのお仕事はお断りします。」と言って断ると思います。きっと私も断るでしょう。でも、昔からの知り合いだとか、それ以外のカラミで人情的に断れない場合もありえると思うのです。

 そういうときには税理士側から見ると、やっぱり完璧な仕事ってできないんですよね。報酬だってボランティアに近いようなものしかもらいませんし、何しろ申告の表面だけをさーっと見るだけで、実際の中身まで責任持って細かく見ることはできませんからね。だってそこまでしたら「責任料」をもらわないと、こっちも割が合いませんやんか。だから数字のチェックくらいしかできないんですよ。内容の責任なんか取れないんです。

 でも、そうやってチェックした申告書に間違いがあったような場合には、冒頭のように「税理士に頼んだのに、全然メチャクチャやんか」みたいなクレームを依頼者からつけられることがあるわけです。でも税理士側から見れば、仕方ないんですよね、「そこまで言うのならちゃんと金払ろて、俺に任せてくれたらナンボでも責任持って出したるやんか。それをお前がケチっといていちいち文句言うな!図々しい奴ちゃなぁ。」と言いたいくらいなんですよね。

 まあでも依頼者からすれば、例え申告書に税理士の記名押印がなかったとしても、「税理士に目を通してもらった」というだけで免罪符を手に入れたような気になるのかも知れません。そして、「そうじゃないよ、悪いけど何か問題あっても私は一切責任取れないよ。それでいいですね。」とはっきり書面ででも説明していない税理士も悪いのかも知れません。

 まあどっちもどっちなのかも知れませんけど、こういうトラブルって、本当に特に親しい人の申告をちょっと見てあげるような場合に限って起きそうなことなんですよね。税理士の親切心、優しさがアダになるわけですが、やっぱりこういう場合なんかでもきっちりと「うちでは代理申告しかしてないねん。申告書のチェックだけ、っていうのも何か問題あったときにうちで責任とられへんからやってないねん。ゴメンネ。」と断るのが良いんでしょうね。

 考えてみれば、借金したときの連帯保証人頼まれるのと一緒ですかね。優しくなりたい気持ちや、人助けしたい気持ちはわかりますけど、そこはキッパリと線引きして断らないといけないことなんでしょうね。

 なかなかつらいところですね、このあたりは。

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