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「年収は財布の値段の200倍」、間違って信じちゃダメ。

2012 - 03/04 [Sun] - 13:17

 自分の年収が自分の持っている財布の値段の200倍、って話がありますが、こりゃウソだね(笑)。どこかの税理士さんが書いた本に書いてある内容で、ネタとしてはとっても面白いモノなんですが、いえいえ、真面目に考えた場合、これは違いますね。

 違いますね、と言うよりも、この本を読んだ人のほとんどは「もし年収1千万円になりたかったら、まず5万円の財布を買えばいいんだな!」的に捉えると思うのですが、それが「違う」ということを私は言いたいのです。

 「5万円の財布を買えば年収が1千万円になる」、なるほど、おまじないや願掛けとしてそう思うのは決して悪くないことだと思います。そう思い込むことで頑張れる事って、世の中にはいっぱいありますからね。

 でも私は敢えて「違う」と言っておきます。なぜなら、それは順番が逆だからです。つまり「5万円の財布を買うから年収が1千万円になる」のではなく、「年収が1千万円だから5万円の財布が買える」ということなのです。

 確かにお金を入れておくものである財布と収入をリンクして話にするのは面白い視点だと思います。それに多くの読者が飛びついてくるのは当然ですし、なかなか面白いアイデアを著者の税理士さんは思いついたと思います。そこには敬意を表しますね。

 ただ、それを信じて高い財布を買おうと散財する人がいるもんですから(実際私の顧問先の社長もこの本を読んで5万円の財布を買った(笑))、勘違いしてしまわないように警鐘を鳴らしておくべきかな、と思ったわけです。

 本当は5万円の財布を買ったって、年収は1千万円なんかになりません。いえ、これは本当に。日本人には本当に昔から悪い癖があると思うのですが、バブルの頃からでしょうか、「一点豪華主義」ということをやる人が多いんですよね。

 ええ、ファッションも生活スタイルもごくごくフツーの人が、例えば時計だけロレックスにする、とか車だけベンツを買ってみる、とかカバン類だけヴィトンを集める、とかそんなヤツです。バブルの頃に少し給料が増えた人が多かったのですが、かといって当時は不動産の値段もバカみたいに高かったので、「家を買えるほどお金はないけど、余ったお金で車や時計でも買ってプチ贅沢をしよう!」ということだったのです。

 今でも震災復興特需に湧く仙台ではこのような「プチバブル」っぽい高額商品消費が増えていると聞きます。でも、これって考えてみればお分かりのように貧乏くささの裏返しなんですよね。身につけている服が安物で、ダサダサなのに時計だけロレックス、カバンだけヴィトンにしたって、余計貧乏くさく見えるだけなんですよね。

 順番が逆なんです。ヴィトンやロレックス、はたまたベンツなどは、家も立派なモノなどを持っていて、それでもお金が有り余っている人が「うーん、じゃあ小物にでもちょっと小金を使ってみるか」と思って、自分が持っているほかのものとのバランスをとりながら買うのがこういう商品なんです。

 これは私自身の金銭感覚なんですけど、人は自分が持っている金融資産の二桁下、つまり1%の金額の消費については、一度に払ってもそれほど躊躇しないと思っているんです。つまり預貯金1千万円の人は10万円までの商品、1億円の人なら100万円の出費ならそれほど迷わないで行えると思うんです。

 だから彼らは「たかだか5万円の財布」くらいならすぐにポンとお金を払えるわけです。払っても懐が痛くも痒くもないんです。もちろん10万円の財布を買っても全く屁とも思わない人もいるでしょう。「払えるから買っている」、ただそれだけのことなんですよね。

 なのに手元に2~300万円の預貯金しか持っていない人が、金持ちになるのを目指して10万円の財布を買うなんて、ひとつの消耗品を買うには高すぎると思うのです。ご自分が消耗品に使えるお金の限度はせいぜい2-3万円までなのに、それを遙かに超えた出費をしようとしているわけです。

 だからブランド品って、元々それほどお金を持っていない人が、少し手元にお金が余っているからといって買うべき商品じゃないと思うのです。年収数百万円~1千万円くらいの人がポルシェやフェラーリなんか乗るもんじゃないんです。例え中古で買えたとしても。

 そういう一点豪華主義に走るのではなく、普通の人が少し小金ができて贅沢をしたいなと思ったら、今の自分の生活レベルより「少し上」「少し手が届く」レベルの商品を買うべきなのです。でないと、自分の本来の生活レベルから、あまりに分不相応なモノを持つことになってしまい、見た目からして滑稽だし、それにそんな無理な消費をすると、逆にせっかくの「運気」「金運」が逃げて行ってしまうと思うのです。

 本来持つべきものでないモノ、似合わないモノをムリして買うことは、これから上を目指そうと本気で思っている方はやらない方がいいと私は思うのです。それは単なる「見栄っぱり」であって、「虚飾」だと思うんです。

 結局何事も「ウソ」や「ニセモノ」「パチもん」の類はメッキが剥がれて評価を落とすだけなんですよね。がんばって金持ちの真似をしたって、結局自分がそのレベルに追いついていなければ、あらゆる場面で自分の貧乏くささをより際立たせるだけに終わると思うのです。

 そういう振る舞いをすることはこれから上を目指す人にとっては損なことだと思うのです。ですから今年収5百万円の人が、例えば年収2千万円を目指したいからと言って10万円の財布を買うなんて、大バカなんです。分不相応過ぎなんです。

 そんな分不相応な消費をしていると、それこそお金が寄ってきません。だってせっかく集まってきてもすぐ無駄金に使われてしまうんですから、お金が集まってくるはずありませんやんか。お金は自分を大事にしてくれるところに集まるものですからね。

 だからいくら本に「年収は財布の値段の200倍」と書いてあるからといっても、真に受けて自分の理想年収・目標年収の200分の1の値段の財布を買うなんて大間違い、大バカです。本に踊らされて何も考えずに散財しているところからして、もうダメだ、って私は思うのです。

 例え「年収が財布の値段の200倍」ということが本当だとしても、年収500万円の人が財布を買うのであれば、せいぜいその200分の1の25,000円くらいの財布を買う、もしくは少し上を見て3万円程度の財布にしておくべきです。

 間違っても「俺は年収2千万円を目指すから、10万円の財布を買う!」なんて愚かなことはしちゃいけません(笑)。そんな分不相応な行動は運気とお金に逃げられるだけです。

 ま、「年収は財布の値段の200倍」というお話しは、そういう感じで理解するのが正しいと思いますねぇ。


追記:
 この記事、とてもアクセスも多く、検索ワードも多いので、多くの皆さんが興味を持っておられるのだと思います。なので、私が上に書いたことを確信したエピソードをひとつ。

 一瞬ですが、私もこの本を立ち読みして「高い財布を持てば年収上がるかも?」と期待した瞬間がありました(笑)。で、たまたま嫁さんが使っていた高いカルティエの財布をもらって使ったことがあるんです。ええ、綺麗で素晴らしい財布ですよ、ボルドーのヌメ革で。

 その結果、私は金持ちになったか?ノーです(笑)。確かにおかげさまで業績は右肩上がりですが、このカルティエの財布のおかげではありません。むしろ反対です。

 このカルティエの財布を持った直後から、不思議なことにお金がどんどんなくなっていきました。「高い財布を持つのは分不相応では?」という疑念は本を読んだときからなんとなく思っていたので、ほんの1-2週間使っただけで元の財布に戻したところ、状況は落ち着きました(笑)。

 別に高いカルティエの財布を持ったからお金が出ていった、という相関関係があるかどうかはわかりませんけど、あの財布を使っているときに思ったのは「自分にしっくりこない」という感覚だったんですよね。やたらとお札を入れる部分が大きくて、平気で100万円入っちゃうような財布なんですが、そこに私は1-2万円ほどしか入れないんですよね。その寂しい光景ったら・・・(笑)。

 で、元の普通の長財布に戻して状況が落ち着いたときに悟ったわけです、「やっぱりあのカルティエの財布は俺には分不相応すぎた」と。100万円入る財布に2万円しか入れない使い方しかできない人間が持つべき財布じゃなかったんです。私には数万円入れたら財布にお札が入らなくなっちゃうような財布が似合っているんです(笑)。

 何事にも「釣り合い」「バランス」というものがあります。釣り合いが取れていないことをすると、どこかでバランスが崩れてロクなことにならないんです。カルティエの財布は、私にとって金銭バランスを崩すのにもってこいのものだったわけですね(笑)。高い財布とか、高級ブランド品の時計、なんてものは、やはり「持つべき人が持つ」ものなんですよね。そんなものを本来持つべきではない人がムリして使ったって、バランスが悪すぎてロクなことがないんでしょうね。

 ま、そういうこともありまして「年収は財布の200倍だから、目指す年収の1/200の財布を買おう!」的な話については、私は完全否定しますね。で、そのカルティエの財布はどうなっているかと言えば、私の事務机の中でお札を入れて置いておく金庫代わりに使われています。そこには、どこかでもらった100万円束のレプリカがおまじない代わりに一緒に入れられていますけど・・(笑)。

 その方がこの財布には似合ってると思いますね。私が日々使う財布としては分不相応すぎますが、事務所のお金を貯めて置いておく入れ物としてはピッタリだと思います。たとえニセモノとはいえ、100万円の札束が入っている様子もよく似合っています(笑)。

 おかげで事業も上手く回っているような気がしますね・・。あくまで気分的なものだとは思いますが・・。いつかホンモノの100万円束をこの財布に入れてあげられるように一生懸命がんばりますよ(笑)。


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