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年金制度改革・・、ホントにそんなことできるのか?

2012 - 02/11 [Sat] - 12:26

 昨日テレビを見ていますと、年金制度改革に関する国会の様子が放送されていました。自民党の質問者は「旧来の制度を修正していけばいいじゃないか」と言い、対する民主党の岡田副総理は「過去の制度ではいずれ破綻するので抜本的に見直す必要がある」と主張していました。

 まあ今までの制度を修正しても、抜本的に見直しても、別にそりゃどっちでもいいんですけど、要するに将来年金をもらう我々からすれば、きちんと納得できる年金をもらえることが確約してもらえればいいわけです。

 で、毎年私たちの手元には「ねんきん定期便」なる通知書が送られてきて、そこには私たちが今まで払い込んだ保険料の額と共に、将来受け取ることができる年金の年間予定額が記載されています。それを見ていますと「ああ、これくらいはもらえるのか。じゃあ多少収入が減っても暮らしてはいけるかな。」と思ったりするわけですが、民主党が言うように年金制度を抜本的に変えるのであれば、この今もらっているねんきん定期便だってなんの役にも立たない、ってことですよね?

 ほんじゃ無駄金使ってるだけなんだから、さっさと送るのを止めたらどうなんでしょうね。だってわざわざ手間かけて将来の年金受取予定額を書かれた紙をもらったって、実際にその通りにもらえるかどうかわからないのであれば全然意味ないじゃないですか。ホント、バカバカしいほど無駄な作業をしてますよね、役所は。

 ほんでね、年金の話をするときには、時々「自分が支払った保険料は自分の年金に使われるわけじゃない。自分が払った保険料は上の世代の年金の支払に充てられ、自分がもらう年金は自分より下の世代が負担することになる」という人がいます。

 確かにそれは事実なんでしょうけど、それならそれで本当の意味での年金制度ってどうなっているのかはっきりと私たちに教えて欲しいですね。自分が将来もらう年金は自分が払い込んだ保険料を運用する結果もらえるものなのか。それとも自分がもらう年金は自分達より下の世代が払い込む保険料で賄われるものなのか。

 もし前者であればねんきん定期便の内容にはそれなりの意味があるのかも知れませんが、後者であるならねんきん定期便なんてもらっても全然意味ないわけですよね?だって自分が払った保険料は自分が受け取るわけじゃないですもんね。

 先日も日経新聞の朝刊に年金の将来の受取額に関する試算に関する記事がありましたが、それによれば50歳以下の人は将来受け取る年金総額よりも支払った保険料総額のほうが多いそう。しかも現在27歳の人達は平均で700万円も支払い超過になるそう。ということは、やはり年金制度は前者の割合が強いと言うことでしょうか?

 それならば当然「公的年金保険料を払うことをバカバカしい」と思う現役世代が増えるのは当然で、なおさら制度は破綻に向かいますよね。また、さらにこの試算内容自体が信用できないのは、平均運用率を年4%でおこなっていること。

 一体今の時代に、どこでどう資金を預けたら年4%で運用できるんでしょうね?(笑)。そんな優秀なファンドマネージャーが国にいるのなら、喜んで全財産を国に預けますよ(笑)。でも将来にわたってずっと年4%の利回りでの運用を維持し続けるなんて、絶対ムリでしょ?

 実現不可能な運用利回りで計算しても50歳以下の世代は元が取れないという試算結果なのに、現実的な運用利回り(多分せいぜい2-3%くらいか?)で試算すればもっとメチャクチャな結果になりますよね。意味のない、夢を見るような条件で将来の年金を試算したってなんの意味ないでしょうに。

 まあ冒頭の国会の話に戻りますけど、自民党だって年金制度が近い将来破綻することなどわかっていたクセに選挙で負けることを恐れて過去に何も手を付けなかったのは事実。そして民主党はそれ以上にバカばっかりだから、夢ばかり語って結局何もできないのも事実。

 夢を語る民主党に私たちの将来の年金に関する制度改革を任せて本当に大丈夫なのか大いに不安ですが、自民党も文句ばっかり言わないで、自分達の過去の対応を反省して真摯に協議に参加したらどうなんでしょうね。

 ま、年金の話なんてお金持ちが多い国会議員達には関係のない話でしょうし、どうせ自分達はあと10年~20年程度しか生きていないからどーでもいい、と思っているのが本音でしょうけどね。年金の制度改革を考えるのであれば、少なくとも50歳未満の賢くて若い方々(キャリア官僚レベルの頭脳と知識をもっている人達)に考えさせないとロクなアイデアなんて出ませんて。

 それか誰かがテレビで言っていたように、現在の年金システムは廃止したほうがいいかな。だって自分が払った保険料のよりも少ない年金しか受け取れないのであれば、銀行に預金で預けているほうが絶対的にトクですもの。

 もう既に制度として破綻しているのですから、将来の生活の保障は自分達の資金運用や労働によって賄うようにしていかないとどうしようもないんじゃないでしょうか。それが現実的な解決策じゃないかと思いますね。

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