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会計士試験合格者数はさらに減少へ

2012 - 01/17 [Tue] - 21:31

 今日届いた「税のしるべ」を読んでいますと、金融庁が公認会計士試験の合格者数を更に減らす方向で検討しているのだとか。まあ、いいことだと思いますねぇ。

 需要がないのに合格者を増やしたって仕方ないですからね。会計士を増やせば仕事も増える、なんてアイデア自体がいかにも役人が考えそうなことです。日本はもちろんのこと、世界中でもそうですが、役所という組織は「仕事を作る」のが使命のような組織です。なぜなら仕事を作れば職員の数を増やせるからです。職員の数が増えれば権限も増えて役所の力を維持できるし、カネも集まりますからね。

 その逆も言えるわけで、職員を増やすためには仕事を増やさなければならないのです。だから職員を積極的に採用して、仕事も増やしていくのが役所の仕事です。民間事業者の発想、思考とは全く正反対です。民間では仕事(事務、作業工程)を減らして、効率化をはかり、そして儲けよう、というのがセオリーです。

 役所は民間企業と違って、組織にカネを残そうという意識が全くありません。逆にいかに多くの予算を引っ張ってきて、その予算を使い切るか、というところが彼らの金銭感覚です。だから役所は自分達が儲けるために、仕事を増やして、効率を落とし、手間と暇をかけるのが常套手段です。そうしなければ人員を増やすことができないし、予算も増やせないからです。

 まあ、お金を自分の組織に引っ張ってくるためには「これくらい手間がかかって、こんなに金が要る」ということを示す必要があるんですね。だから民間企業のようにみんなが効率を考えて働いてコストがかからなくなったら役所の存在意義そのものが無くなっちゃう(笑)。

 まあそういう役所的発想に基づいてできたのが会計士の人員増員ですよね。会計士を増やせば会計士の職域や需要も広がって会計士業界全体として儲かるだろう、というアイデアですね。民間事業者の常識に従えば、これは甘すぎますよね。世の中は「人を減らしていかに儲けを増やすか」という方向にひた走っているのに、「人を増やして儲けよう」なんて全くの正反対。そりゃ失敗しますわ。

 とりあえず金融庁が方向転換して会計士試験合格者を昔の人員に近い年間1千人弱程度にまで早急に減らしてくれることを要望したいですね。最初から間違っていた政策なんですが、やっぱり役所がやることです、方向を修正するのに膨大な時間と就職難という大きな犠牲を払ってしまうことになりました。

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