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プロ野球のポスティング制度が批判にさらされていますが・・。

2012 - 01/07 [Sat] - 11:43

 世間ではプロ野球選手のポスティング制度について異論が出ているのだとか。元巨人の上原も「ポスティング制度はない方がイイ」と発言しているのだとか。長老OB達もよく反対しています。

 でも、どうなんでしょうか、そもそもなんでポスティング制度を使わなきゃいけないのか、その原因を考えてみるべきじゃないですかね?確か私の記憶によればポスティング制度はFA権を取得していない選手が大リーグに行きたいときに、金銭トレードみたいな形で選手を出せるようにするための制度ですよね?違ったかな(笑)。

 でね、結局ポスティング制度を「モノを売り買いするように選手を売り買いするのはイカン。こんなやり方では日本球界は大リーグの下請け、選手育成リーグに成り下がって廃れる」と批判する人たちもいますが、私は筋違いだと思うんです。

 「日本の野球界がダメになる」って言うわけですが、確かにそうなんでしょうけど、そりゃアメリカの球界と比べて日本の球界に魅力がないから多くの選手がアメリカに行きたがるわけですよね?それなのに制度(=規制)を作って無理矢理アメリカに行きたい選手を日本球界に引き留めておけば「日本球界のためになる」って、そりゃちょっと違うんじゃないですかね?

 これはTPPがらみで浮き彫りになってきている日本社会の規制の話と一緒だと思うんですよね。規制をやってる本人達は「日本のため」「日本の○○を守るため」と規制の理由付けをするわけですが、結局は自分達の既得権益確保、利益確保のためだけなんですよね。それに無理矢理付き合わされて不満を持っている世間の多くの人達のことなどぜんぜん考えていないのです。

 野球のポスティング制度について言えば、アメリカに行って野球をしてみたいと希望している日本の一流選手達を、FA制度という縛り、規制で無理矢理つなぎ止めているようなもの。野球をしている選手から見れば自分が旬なうちに違うところでチャレンジしてみたいのにチャレンジすることが許されないわけです。だからポスティング制度という抜け道を使わざるを得ないだけのことなんですよね。

 でも「アメリカの球界のほうが魅力的」と選手に思わせるものが歴然としてあるわけですから、こうなるのはしょうがないんじゃないですかね。日本球界のほうが選手から見て魅力ないのであれば、選手がアメリカに行きたがるのも当然ではないですかね?

 それはまさに日本の農業が過疎化や高齢化に悩むのと一緒じゃないですか。悪いのは田舎から出て行く若者?それとも若者をつなぎ止めておけない魅力のない田舎暮らし?それを「田舎の出身者は30歳まで田舎を出てはいけない」という法律や条令を作って、田舎の若者を無理矢理縛り付けておけば問題解決できると思います?

 違いますよね、絶対。そりゃどう考えたって魅力がない田舎暮らし、農業に問題があるに決まってますよね?それを直すためには田舎暮らしや農業を魅力あるものにすることが先ですよね?野球だって一緒ですやんか。選手がアメリカに行きたがるのは、端的に言って日本の野球に魅力がないからですやんか。はっきり言って、それだけですよ。

 そして日本のFA制度は、言ってみれば先ほど書いた「田舎出身の若者を30歳過ぎまで田舎に無理矢理縛り付ける制度」と一緒なわけです。よその世界を体験してみたいと思っている人を無理矢理そこまで縛り付けている制度のほうが問題なんですよね。

 ですからポスティング制度がどうのこうのという前に、1回目のFA権取得までの年数を5年位までに短くすべきですよね。そうしてもっと若いうちにアメリカに行きたい選手が自由にアメリカに移籍できるようにすれば良いんじゃないですかね。

 若いうちにアメリカに移籍できれば、その後アメリカの水が合わないと思った選手はまだ活躍できる年齢で日本に戻って来れますしね。そうすれば日米の両方の野球を経験した選手が日本球界にもっと増えると思うんですよね。そうなれば野球は本当のインターナショナルなスポーツになって魅力的になるんじゃないんでしょうかねぇ。

 ファンもそういう選手が日本で野球をしてくれるほうが見ていて面白いと思いますけどね。そうやって日本の選手が日米を頻繁に自由に往来するようになれば、日本の野球に興味を持つ大リーグや3Aの選手達が日本でプレーすることを希望する機会も増えるでしょうしね。

 結局OB選手達の言うポスティング制度批判なんて、完全にムラ、田舎もん思想なんですよ。自分達(日本のプロ野球制度)だけがよければそれでいい、という極めて自己中心的な考え方だと思うんです。ファンや選手のことなんて何にも考えてないんです。

 人気選手がアメリカにカネで買われて移籍してしまえば確かにプロ野球が面白くなくなるかも知れませんが、それもこれもアメリカほど高い給料を支払えないプロ野球に問題があるんですよね?なんでそんな高い報酬が払えないのかと言えば、プロ野球がそれだけの報酬が払えるほど魅力あるスポーツじゃなくて、儲からないからですよね?

 その理由は日本という国が小さいから?アメリカほど市場が大きくないから?それは違いますね。だってサッカーを見て下さい、一番高い報酬で選手をかき集めているようなチームなんてスペインとかイタリアあたりでしょう?国の大きさなんてカンケーないですって。スポーツとして魅力あって、お金をかき集められるかどうかの違いですって。

 ですから日本のプロ野球は、もう古い純潔主義みたいなムラ意識を捨てて、インターナショナルで魅力あるスポーツになることを目指していろいろ変えていかなければいけないんじゃないですかね?ポスティング制度やFA制度の問題もそのひとつ、ボールの話もそのひとつですし、外国人選手枠についても一緒。

 そういった魅力あるスポーツにするための努力が足りないから、良い選手がアメリカに流出するし、球団も儲からないし、選手にも高い報酬が払えないんじゃないでしょうかね。それと当然ですが、プロ野球経営会社新規参入に対する規制も大きな問題のひとつです。

 日本のプロ野球なんて完全に規制のカタマリ、既得権益者ガチガチのカルテルですよ。だから見てて面白くないんですよ。経営している連中の考え方から変えていかなきゃ、プロ野球なんて面白くないし、選手もどんどんアメリカに流出していきますよ。それを制度を変えて押さえつけようとしたってムダ。もっと悪くなるだけだと思いますね。

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