税理士もりりのひとりごと

税理士もりりがぶつぶつと日ごろの出来事についてひとりごとを綴っていきます





  税理士もりりのひとりごとのナビゲーター   トップページ > 資格・転職・就職 > 会計士の実務要件を緩和  

会計士の実務要件を緩和

2011 - 11/03 [Thu] - 18:23

 会計士の実務資格要件を緩和する方向であることが新聞等に書かれていました。私は会計士さんじゃないので資格取得の要件を知らなかったのですが、会計士さんって監査法人じゃなくても大手企業に勤めていれば資格がもらえたんですね、知らなかった(笑)。

 そういう従来の資格取得の要件を緩和して、大手企業の連結子会社に勤務した場合や、パートや派遣社員としての勤務でも資格を取得できるようにするのだとか。会計士試験合格者の待機問題解消のための緩和なのだそう。

 なんか、何が何でも金融庁は会計士を増やしたくて仕方ないんですねぇ(笑)。私は監査の経験がないと公認会計士になれないのかと思っていましたが、もうこうなってくると何でもいいんですね。だったら試験に合格した時点で会計士に登録させてあげればいいのに(笑)。監査経験のない人間が公認会計士になれるなんて、何じゃそりゃ、って感じですけどねぇ。

 監査経験がなくても会計士になれるのなら、税理士だって全然会計士になれますやんか。監査に関する勉強だけすれば税理士に会計士の資格を与えても別に問題ありませんやんか。

 なんてことを言うと会計士の皆さんから「アホ、税理士みたいにレヴェルの低い連中に会計士なんて資格をやれるか!」って猛烈な反発を受けるのは目に見えてますが、資格取得用件を緩和した後の会計士さんたちのレベルはどうなんでしょうか?高いんですかねぇ?

 監査なんかしたこともない、そこそこの規模の会社にパートでも派遣でもいいから2年勤めれば会計士になれるなんて、そんなんでいいんですかねぇ?完全にパチもんですやんか、そう思いません?既存の会計士の皆様方。パチものでも会計士が増えればそれでいいってわけですか?

 会計士さん達ご自身たちからご覧になっても実務経験を緩和するのはオーケーなんですかねぇ?試験も簡単になって、実務要件も緩和になって、以前の会計士のレベルが維持できるとは他人目に見ても疑問ですものねぇ。

 会計士さんのレベル維持って、他人がどうこう言うよりも会計士さん達自身が一番気にしなきゃいけないことだと思うんですが、そのあたりどうなんでしょうか。まあ私は会計士さんじゃないのでそのあたりはよくわかりませんし、私がとやかく言うことじゃないですが、もし税理士で同じように資格取得要件が緩和されてしまったら、私なら思い切り文句言いますね、多分。

 確かに人数を増やすことで競争を激化させて監査報酬を引き下げ、それとともに監査の質を高めるという目的を達成させる必要性があるのだとは思いますが、しかし士師業ってレベルを急に下げちゃうのは少し意味合いが違いますものね。特に会計士さんってレベル低い人じゃ人数を増やしたって適切な監査なんかできませんやんか。

 私が一般企業に勤めていたときに監査している会計士さんに自分の業務内容を説明したときもそうでしたし、ほかの大手企業の経理関係者に聞いてもそうですけど、はっきり言って監査をしている会計士さんが大手企業がやっている複雑な業務の内容や経理処理の内容を理解できているとは到底思えませんもの。

 さらに会計士さんのレベルが落ちてしまうのであれば、なおさら被監査法人の会計・業務処理内容をわからなくなっちゃうんじゃないかと思うんですよね。レベルの低い人がいくら増えて時間をかけて監査したって、わかんないものはわかんないんですから一緒ですって。会計士さんよりも企業の経理担当者のほうがはるかに上手になりますよ。

 もし今の会計士規制緩和の方向が間違っていると会計士さんたちご自身でお感じになっているのであれば、会計士さん自身で悪い方向に向かっているのを食い止めないといけないのではないでしょうか。なんかそんな気がしますねぇ。

関連記事

トラックバック

http://moriri12345.blog13.fc2.com/tb.php/1081-1329c225

 | HOME | 






プロフィール

もりり

Author:もりり
当ブログにお越しいただきありがとうございます、税理士のもりりです。のんびりと、時々辛辣に日々感じたいろいろなことを自由に書いていきたいと思います。

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード