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関電様が45億円も下請けに儲けさせていたそうで・・。

2011 - 09/02 [Fri] - 11:44

 ニュースによりますと関電が過去5年間で45億円の申告漏れを指摘されていたのだとか。その内容は金属くずの売却額が実勢価格より安くしていたからだとか。

 関電によれば「競争入札などをして適切に売却価格を決めたのだから利益供与(=寄附金)ではない」と主張したようですが、国税局はどうやら寄附金扱いで課税をしたもよう。しかし年間あたり10億円近くも安く下請け業者に金属くずを売却したわけですから関電さんも太っ腹ですなあ(笑)。

 関電って面白いことを時々しますよね。有名な消費税無申告加算税の件も確か関電だったはずですし、今回の金属くず売却にしてもそう。消費税務申告の件については担当者が机の中に申告書を入れていて提出を失念してしまったのだとか。ま、大企業であれば決算確定と法人税申告が決算後3ヶ月なので、消費税の提出期限を勘違いしてしまったというのがあるのでしょうが、本当にマヌケな話。

 確か加算税が相当な額(約12億円)だったはずで、裁判か何かをして争ったみたいですが結局関電の負け。そりゃそうですよね、そういうルールになってたんだし、それほど難しい話じゃなかったんだから忘れてた関電が悪いですわね。でもその後税法が改正になったのは皆さんご承知のとおり。

 で、今回は金属くずの安値売却。そりゃ関電側とすれば下請けに儲けさせたろ、という多少の下心があって安く売却したのかも知れませんけど、5年間で45億円とはねぇ・・。ちょっと儲けさせ過ぎと違いますか?

 いま関電も電気料金値上げしよか、なんて話になってますよね、原発停止などによるコストアップのせいで。客に料金の値上げを頼むくらいなら、おまえらがちゃんと儲けるところで儲けろよ、って気がしますよね。だって数年前と言えば金属くずの値段が猛烈に上がった頃で、この転売で相当儲けた人達が出た時期ですからね。

 関電は「払い下げ価格は適正だった」と言いますが、そんなもんちゃんと調べりゃもっと高値で売って関電が儲かったはずでしょうに。払い下げをした関電の担当者は一体どれだけ下請けから金もろとんねん、って世界の話ですよね。下請けから金もらって意図的にこんなに会社に損させたら担当者は懲戒処分でっせ。

 消費税の提出といい、今回の金属くず売却の件といい、ちゃんとやることやって電力料金アップ以外の部分できちんと儲けるところを儲けて、不要なコストは払わないように経営管理して欲しいもんですね。

 そもそもこんなん下手すりゃ経営者責任が問われるようなレベルの話ですよ。だって消費税の無申告で12億円の損、金属くずの売却で45億円の損、締めて57億円じゃないですか!57億円株主に損させたんだから責任問われて当たり前じゃないですか。経営陣が会社・株主に57億円補償せなあかんでしょうに。その責任を追求しないで料金の値上げでごまかそうとするなんて、ふざけすぎにも程があります。

 ほんとインフラ企業って、私嫌いなんですよ。だってたいした経営努力しなくても勝手に儲かる仕組みになってるし、我々一般ユーザーに有無を言わさず自分達の言い値で請求してきますからね。今回の原発事故などを契機に電気事業などのインフラ事業の自由化が急速に進展して、連中が経営努力を重ねるようになることを心から願いますね。

訂正:
 その後夕刊に書かれていた記事を読みますと、金属くずの払い下げ価格が安すぎた部分は10億円ほど、他の30億円ほどは子会社(関連会社?)との取引によるものなのだそう。なーんだ全然金額が違うじゃないの、ネットの記事って内容を省略しすぎだわ。

 ネットニュースの記事によればまるで45億円全額が金属くず払い下げに関するもののように読めましたが、そのうち10億だけとは・・。まあこの10億の払い下げ価格の差額を高いと見るか、安いと見るかというところではありますが。

 そういうことで上に書いた内容では金額に誤りがありますので、どうかご注意ください。すみません。


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