税理士もりりのひとりごと

税理士もりりがぶつぶつと日ごろの出来事についてひとりごとを綴っていきます





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横着でいることも時には大切。

2010 - 03/31 [Wed] - 13:35

 横着は普通ダメな人間の象徴のように言われます。勤勉で、一生懸命やっていることの方がずっとよいことのように言われます。でも本当にそうでしょうか?

 先日のブログに書いた「良い努力と悪い努力」の話にも少し似ていますが、私は決して横着であることを悪いとは思いません。もちろん本物の横着、つまり本当に何もしない人はこれは論外です。お話しになりません。そういう本物の横着の方は本当にダメですが、私が言いたいのは横着をしたいという「気持ち」を持つことも時として大切だと言いたいのです。

 どういうことかといいますと、「横着をしたい気持ち」ということは、つまりラクをしたいと言うことなのです。毎日毎日めんどくさくて代わり映えのしない作業をずっと行っていなければならないとしましょう。真面目で一生懸命な方ならそんな作業でも文句も言わず黙々と行うかも知れません。

 しかし横着な人間は違います。「何でこんなことを毎日やってなきゃいけないんだ。バカらしくてやってられないよ。もっとほかに良いやり方はないの?」と思いラクに作業ができる方法を考えようとします。

 つまり「横着な気持ち」は工夫や改善、発明の源泉なのです。「ラクをしよう」「効率よくしよう」「もっと簡単にしよう」「もっと間違えないようにしよう」と考えることは仕事や作業をより効率よく、そして画期的なものにしていくためにはとても重要なことなのです。

 大切なことは「より良い結果をより良い方法で得る」ことにあるのです。そのためにはただがむしゃらに一生懸命であるだけではダメで、必ず現状に対する疑問や効率よく処理したいという気持ちがなければなりません。そしてラクをするために頭を使って工夫をすることがとても意義あるのです。

 究極の表現をすれば、ラクをし、横着をするために人間は勉強をして賢くなろうとしているのです。そういう面から見れば横着であることも決して悪くないことだと思います。

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伊丹空港の問題

2010 - 03/31 [Wed] - 11:19

 関東方面では羽田空港と成田空港の住み分け問題がクローズアップされますが、関西でも伊丹空港と関空の問題がしばしばクローズアップされます。

 伊丹空港は市街地にある空港で、長い間騒音公害が取り上げられてきました。空港周辺の住民達は廃港をを声高に主張し、補償を求めてきました。そしてようやく関空ができて伊丹が廃港になるのだろうと思った矢先、今度は一転伊丹の住民達は伊丹空港の存続を求めはじめました。

 その結果が現在まで続いています。伊丹の住民が「迷惑だから空港をどけてくれ」と主張したから海の上に関空を作ったのに、伊丹空港がなくなると商売で困るという理由で存続を求めているのです。まあ誠に自分勝手な主張ですわね。

 やっかいなのは伊丹空港は兵庫県、関空は大阪府にあるからこれまたそれぞれの主張の意見が対立してしまっています。兵庫の知事は「伊丹存続」、大阪府知事は「伊丹廃港」と正反対です。

 関空は広くて、綺麗ですが、すこし遠すぎます、兵庫県の人間からすれば。伊丹に空港があれば確かに近くて便利です。しかし今までの経緯から見て行けば伊丹の地元住民の要求はあまりにも身勝手。「うるさい、迷惑だ」という文句が出たから空港を移転することにしたのに、新しい空港ができたとたんに今度は「生活に困るから空港を残してくれ」とは・・。これじゃただの難癖屋、ごろつきとやってることは一緒です。

 地元住民の主張には「今までさんざん迷惑を被ってきたのだから、生活の補償をお上がするのは当然」という意図が透けて見えます。比較が正しいかどうかは別として、沖縄の基地問題や同和問題と似た部分があります。

 でもまあ冷静に考えてみれば、政治的な解決策というか落としどころは伊丹廃港しかないでしょう。伊丹の住民の要求はあまりに身勝手であり、確かに伊丹空港の利便性は関空と比較して高いですが、そんなことは当初からわかっていたこと。逆に言えば関空の利便性をこれからどんどん高めるようにしていけばよいだけの話で、伊丹を存続させる理由にすべきではありません。

 それにそもそもの経緯が「伊丹廃港」を前提としていたのですから、そうなるべきです。伊丹を将来残していても今よりも利便性が高まることはありませんし、結局地元住民のカネのために残している以外の理由はないからです。

 今これだけ日本の港や空港の利便性が問われている状況において、伊丹を残しておく必然性はほとんどありません。地元住民の商売や伊丹空港を便利に感じていた人達には残念ですが、まあここは大きな視点に立って諦めざるを得ないところでしょう。

 それもそうですが、一番間抜けなのは神戸空港を作った神戸市。はっきり言ってバカです。確かに神戸空港の利便性は最高です。特に神戸市民にとっては。しかしあまりに間抜けすぎます。

 なぜ間抜けかと言えば、そもそも関空は当初今の神戸空港の場所にできるはずだったのです。ところがあーだ、こーだと理由をつけて受け入れなかったのは神戸市。しかし時代は移り、あまりに景気が悪くなりその対策として空港建設によって土建屋にカネを落とさなければならなくなったのと、関空と伊丹のゴタゴタを見て神戸が空港を作ってもつけいる隙があると踏んだところで建設にゴーサインを出したのでしょうが、空気が読めてなさ過ぎ。

 そりゃそうです、こんな狭い関西の地区に三つも空港が必要なわけがなく、結果的に最も歴史の浅い神戸空港が一人苦戦しています。「伊丹の代わりに神戸空港を利用する」とはっきりと国や周辺自治体が意見表明すればいいのに、それもするわけでもなく中途半端な立ち位置で一人負け状態です。

 確かに神戸市民には便利です。それはありがたいのですが、そうであればなぜ最初から関空をここに持ってこなかったのか?ということが大きな疑問になるわけです。あんな和歌山県民しか喜びそうにないところに空港を持っていくよりも、大都市のど真ん中の海上に空港を持ってきておけばどれほどの利便性があったことでしょう。京都・大阪や中国四国地方からもアクセスがとてもよいにもかかわらず、その先見性の無さと、それにもかかわらず今頃ショボい空港を作るところがもう間抜け以外の何ものでもありません。

 本当に空港に関して言えば、日本には全くビジョンがありません。将来を見据えた何の戦略も作戦もありません。こういう戦略のないところにビシッと一本スジを通してまとめ上げるのが政府、国会議員であるにもかかわらず政治はご承知の通りの状況。

 ちょっとしっかりしてくれませんかねぇ。このままじゃ本当に海外の競争力ばかりでなく、日本国内も混乱して無駄金使ってばかりですよ。

亀井さん、勘違いしてませんか?

2010 - 03/29 [Mon] - 01:56

 なんか最近連立与党の中で国民新党の亀井代表がわけのわからないことをやっていますね。

 自民党が野党に転落したのをよいことに、連立与党に参加して矢継ぎ早に持論であった郵政民営化反対対策を実行していっています。このたびは預金限度額などを引き上げようとしていますが、閣内で了承されてもいないのに亀井大臣が勝手に既成事実のように発表しているらしいです。

 しかし根本的なことを言ってしまいますが、誰が国民新党や亀井代表に日本の政治を任せると言いました?誰が頼みました?誰も国民新党などには投票してませんよ?

 それは同じく連立与党である社民党も同じ事です。普天間などの問題で福島代表は持論を展開していますが、国民の誰も社民党の意見など支持していなかったのですよ、そもそも。私たち国民が選挙で選んだのは民主党の政治であって、国民新党や社民党ではありません。

 いくら連立与党に参加しているからと言ってあまり勘違いしてもらっては困ります。民主党も民主党です。私たちが票と議席を与えたのはあなたたちなのですから、必要以上に国民新党や社民党に振り回されているようでは困ります。民主党の大多数の意見と異なることをこれらの二党が主張しているのであれば、それは押さえてもらえなければいけません。

 普天間や郵政の件を見ていると、普天間では社民党に、郵政では国民新党に振り回されっぱなしです。はっきり言ってこの二党の振る舞いは見苦しいし、不愉快極まりありません。それをキッパリとコントロールできないところに民主党、とりわけ鳩首相のリーダーシップの欠如を感じる人も多いでしょう。

 もう民主党になってから政治は迷走しっぱなし。議席数たった数人の、先の衆議院選挙で選挙で負けたと言ってもいいほどの超弱小政党の主張に議席の過半数を押さえている政党が振り回されるなんて、どうかしているとしか言いようがありません。

 日本の政治ってこんなにもひどかったんですね。

何を買っても50%の値引きを受けられる人がいる?!

2010 - 03/23 [Tue] - 02:15

 世の中にはどんなものやサービスでも50%引きで買っている人がいる、と聞いたら驚くでしょうか?どんな秘密の会員制?どんな凄いメンバーズカード?って思うでしょうか。

 たとえば建物を買っても、高級車を買っても、はたまた高級料亭でおいしいものをたらふく食べても50%の値引きサービスを受けられるのです。そんなセレブな扱いを受けるなんてうらやましい限りですよね。

 まあとは言え、実際には50%の値引きを受けることができる人はそう多くないのですが、2-3割の割引を受ける人などたくさんいますし、15%の値引き・割引を受ける人など掃いて捨てるほどいるのです。

 こんな話を聞くとものすごく興味がありますか?じゃあそのからくりをお教えしましょう。実は至って簡単な話で、ただ単に個人事業主の税務を別の側面から見ているだけのことなのです。

 現在所得税と住民税の最低税率は15%、最高税率は50%ですから、たとえば10万円のパソコンを買ってこれがすべて経費に落ちてしまえば最低でも1万5千円、最高なら5万円税金が安くなります。その税金が安くなった分を「値引き」と捉えれば冒頭の話になるわけです。

 つまり欲しいものを買ってそれを経費で処理することができれば、税金が少なくなった分実質的に値引きを受けているのと同じことになるのです。どんなに税金が少ない人でも15%の値引きを受けていることになりますし、とても儲かっている人であれば実に50%もの値引きを受けているのと同じ効果があるのです。

 たとえばおいしい料亭でお客さんと一緒にご飯を食べたとしましょう。あるいは打ち合わせをしたとしましょう。そこで2万円のコースを頼んだとすれば、それが経費で落ちるのなら最高で1万円税金が安くなるので実質2万円のコースを1万円値引きしてもらったのと同じことになるのです。だからどうせお客さんを接待するのなら、自分が行きたいお店に行って食べたい料理をたらふく食べればよいのです。

 これはサラリーマンの方々から見ればうらやましい話だろうなと思います。通常サラリーマンは税引き後に受け取ったお金から物を買ったり食事に行ったりするので、たとえ仕事で使う物を買ったとしても税務上は何の恩恵もありません。しかし自営業者はお金を使った後で税金の計算をするので経費として使ったお金があればそれに応じて税金を安くすることができるのです。

 ただ私はこれを「節税」とは捉えていません。あくまで「値引き」だと思っています。だって普通に経費に落とすべきものを経費に計上した結果税金が少なくなっているだけの話で、別に税金を減らすために特別の策をとっているわけではないからです。

 だから私はこれを日々苦労して事業を頑張っておられる個人事業主さんへのご褒美だと思っています。なぜなら赤字の事業主さんは税金を納めないのでこの「値引き」を受けることはできませんが、頑張って税金を納めている事業主さんだけが受けることができる特典だからです。

 そう考えると日々苦労して頑張って儲けて、税金を支払うことに対して今までと違ったイメージがありませんか?

 

礼儀正しくすること

2010 - 03/22 [Mon] - 00:11

 社会に出るときによく知っておかなければならないことがあります。それは世間は「礼儀正しい人が好き」ということです。

 特に学生から社会人になり立ての時などは学生気分が抜けきれず、学生の時と同じウルフカットで学生言葉を端々に使いながら取引先やお客と接することもあると思います。また本人はそうすることを「自分らしくてカッコイイ」と思っている場合も少なくありません。

 でもそうやってることで評価を下げてしまっていることもあるのです。先日のスノーボードの国母選手の時と一緒で、世間の多くの人達は国母選手の人となりなど見ないのです。というよりも、直接国母選手と話したり付き合ったりするわけではないので、彼がどんな人であるかなどわかるはずがないのです。

 じゃあどこで好き嫌いを感じるかといえばそれはイメージ、即ち見た目の印象でしか判断しようがないのです。だから世間の多くの人達は国母選手の服装と、記者会見での応対で彼のことを嫌いになったのです。彼の中身など判断の対象にはならないのです。

 ビジネス社会においても全く同じです。長く付き合って接する機会も多ければ見かけによって判断しないこともあるでしょうけれども、仕事で初めて会う場合などは人は見かけしか判断する要素がありません。まず第一印象で良いイメージを持ってもらえなければ話しすら聞いてくれないことだってあります。

 そんなときに「自分らしさ」を大切にするあまりウルフカットで業界ファッションなどで営業に出ようものなら損をすることはあれ、得をすることはほとんど無いでしょう。どうせビジネスで接触する相手など仕事の間だけ浅く付き合う相手なのですから、その間だけあなたの良いイメージを持ってもらっておけば良いだけの話なのです。それで自分が得するのなら、そうすればいいだけの話だと思いませんか?じゃあ言葉遣いも丁寧にして、服装も保守的にきっちりとした服装をしておけばいいじゃないですか。そういう風に「第一印象の良いビジネスマン」を演じればよいだけの話なのです。

 どれだけ世間が言葉遣いが丁寧で、礼儀正しい人が好きかはやってみればわかります。幸い私は子どもの頃からそうやって育ってきたので、そうできることで損をしたことはありません。私たちはいろいろな年齢層の相手と話す機会がありますが、初めて会う人と話すときには礼儀正しく言葉遣いに気を遣っておくととても話がスムースに進みます。特に高齢者やお金持ちは昔ながらの礼節を重んじる人が多いので礼儀作法をわきまえて接することで気に入ってもらえることも決して少なくありません。

 今の若い人達は相手が誰であれ同じような口調で話そうとしますが、話し方には当然ながらTPOがあります。だって友達と話すときと天皇陛下と話すときが同じ話し方で許されるはずがないのです。相手によって話し方を変えるのは当然であって、それができなければ社会では「礼儀知らず」のレッテルを貼られて損をするだけです。

 でも時々本人は礼儀正しくしているつもりなのに相手からあまり気に入られていないケースを見かけることがあります。で、そういう人の様子をよく見ていると、かなりいい線をいっているのですが時々ボロを出してしまうことがあるのです。言葉遣いを間違ってしまったり、ゼスチャーや作法や順番を間違ってしまうことがあるのです。また気持ちが込もっていないことが多いのです。気持ちが込もってないとやはりその態度は相手に伝わってしまうものです。

 このようにせっかくの礼儀正しさもそのレベルを適度にコントロールしなければ逆効果になります。できないのもいけませんが、それ以上にやり過ぎもいけません。礼儀正しさも度を超すと雰囲気をぶち壊し、もはや嫌みでしかなく、ただの慇懃無礼になってしまいますので注意が必要です。要は場に応じて適切に使い分けることが大切なのです。

 ですからどうせ「第一印象のよいビジネスマン」を演じるのであれば、できる限り徹底的に演じられるように訓練しなければいけません。中途半端にやると逆に損をすることもありますので、社会に出たのなら最初にビジネス社会で必要なマナーは一通り知識として知っておかなければなりません。

 時代は変わってもやはりあなたが思っている以上に他人は第一印象だけであなたのイメージを判断しているものです。じゃあそれで良いイメージを持ってもらって仕事がスムースに運ぶのであればそうした方が単純に得だと思いませんか?まあそれに実際のところ、ファッションで奇抜な格好をしたがる人というのはどの世界においてもたいしたことがない人がほとんどです。

 見た目をこぎれいにして、ちょっと言葉遣いを礼儀正しくするだけで仕事が上手く運ぶのであればやればいいだけのことなんですよ。だって自分の中身まで変えるわけじゃないんですよ。中身なんか別に変える必要ないんです、ビジネスでかかわっているときだけそういう人を演じればよいだけのことなんです。

 そう考えれば簡単なことじゃないですか。ビジネスなんて人生におけるゲームみたいなものなのですから、どうせゲームをやるのであれば自分に有利なようにゲームを進めた方がよいと思いませんか?

 税理士事務所をはじめとする中小企業ではなかなかそういったビジネスマナーをはじめとする従業員教育を全く行っていないところも少なくないと思いますが、大手企業の人材教育を参考にして少なくとも新入社員にはビジネスマナーの基本をきちんと研修を通じて教えるべきだと思います。

 そうやって従業員をきっちりと育てていくことは、従業員本人がこれからのビジネスにおける人生でトクをするばかりでなく、雇う側にとっても取引先に対する印象などの面で有利に働くことが少なくないと思います。

ようやく終わりました。

2010 - 03/14 [Sun] - 03:25

 ああ・・、やっと終わりました、確定申告。日付は変わってしまいましたが、自分の中では13日に終わった感覚なので2日前に終わることができました。残りの2日(と言っても実質的には月曜日の15日だけ)は予備日としてのんびりと過ごさせていただきましょう。

 でも本当に電子申告ができるようになってから時間が自由になりました。だって何時に申告書を提出してもいいんですもんね。土日も関係ないし。紙で出してた頃だったら夕方6時にお客さんから印鑑もらったら翌日まで提出できないから仕事止まっちゃいますもんね。金曜日の夕方に判子もらった日にゃあ2日も仕事が止まっちゃいますもんね。

 遠方の申告先についても一緒です。従来なら郵送するわけですが、この時期は申告書が返ってくるのに時間がかかるのでその間仕事はストップしています。しかし電子申告なら一切待つ必要などありません。とても作業効率が良いのでもう電子申告無しの確定申告など私はめんどくさくってやりたくないくらいです。

 そうそう、一つ文句言っていいですか。この時期郵送で申告書を提出すると毎年死ぬほど返送されるのが遅い税務署があるんですよ。日本でも有数の富裕層が住んでいる地域で有名な「A税務署」ですよ、「A税務署」。もうこの税務署の書類返送の遅いことったら、信じられないレベルです、マジで。

 数週間なんて当たり前、下手すりゃ1ヶ月かかったことだってあります。あまりに遅いのでもしかして届いていないんじゃないかと思って確認の電話をすると、「あぁ、申し訳ありません。確かに書類は届いています。不手際で遅くなっちゃったので今から返送いたします」だって。この税務署毎年遅いんです、例外なく。ほかの税務署ではそんなことめったにないのに、この税務署は確実に遅いです。だからうっかりここに郵送提出してしまい、後悔したことが今まで何度あったことか・・。

 まあそういう遅い税務署、特にA税務署に提出するときなどは電子申告がとても重宝するんですが、ただどうしても譲渡関連や贈与税などの資産税関連は電子申告に対応していなかったり向いていないので、そういうときは資料や申告書の提出は昔ながらの窓口提出になってしまいちょっとめんどくさいです。それとやたらと医療費の領収書が多い時もそうですね。

 通常は電子申告でやっちゃうんですが、常識外れて多いとき(厚さ数センチになるような場合)は電子申告用に入力するのが大変だし、それにお客さんにまた山のような書類を返して保管してくれるように頼むのも気の毒だしめんどくさいので、そういうときは簡単にエクセルで集計した資料と一緒に税務署に提出しちゃいます。まあいずれにしても楽な方法でやりゃいいと思います。

 ふぅ、それにしても何とか今年も終わってくれました。特に最後の方のお客さん達には時間を作っていただいて、しかもとても迅速に作業に協力してくださったので感謝感謝です。

 明日は日曜日だし、今日はゆっくり寝て明日はのんびりと残務整理でもしながらそれが終わったらビールでも飲みますか。最近運動不足だったから久しぶりに散歩もいいかも。明日は天気もいいみたいだし、ハッピーですね。

OB税理士はけしからん!?

2010 - 03/11 [Thu] - 12:49

 ふと何かでホームページを見ていたときのこと。税理士の所得分布の話が書いてあって、ああ週間ダイヤモンドの昔の記事ですかね、そんな中で「国税OBは1社あたり500万円の顧問先を退職時に斡旋してもらって、10社も顧問先があれば顔を見せなくても年間5千万円稼げて悠々自適」と書いてありました。

 で、一方で税理士全体の平均所得は600万ちょっとだそうで、これに対して「某色会員ならもう少し上かも」と書いている意見を見ました。そりゃウソだよ、私が知ってる限りじゃ某色会員の方がずっとショボいはずですよ。だってあまりに貧乏くさくて、負け犬根性と僻み根性、そして世間知らずが染みついていて彼らとは話していてイヤになるくらいですもの。ウソ言っちゃいけません。

 まあそれはいいんですけど、先ほどのOB税理士に対する顧問先斡旋について「こんなことだから国税OBはけしからん。あいつらは仕事もできないんだから資格を与えないで排除しよう!」などと意見を書いている人もいました。

 でも、別にいいんじゃないですか?だってそれが悔しかったらあなたも年間500万円も1社の関与先が黙って支払ってくれるだけの能力と実力、人脈を持ったらいいじゃないですか。そんなもの、そもそも普通に税務署を上席程度で退職した人にはこんな関与先が斡旋されるはずがありません。こんな話はもとより大税務署の署長クラスや国税庁、国税局幹部の話でしょう?

 普通の大学を卒業して、普通に公務員を40年勤めたくらいの人にそんなご褒美がもらえるほどはさすがに世の中甘くないですよ。キャリア官僚だからこそ退職後もそれだけの報酬をくれるのであって、なぜそんな高額な報酬がもらえるのかといえば、それは彼らにあらゆる意味で「力」があるからですよ。

 「力」があるからお金をもらえるのであって、「力」の無い人に今時誰が無駄金を支払いますか?今の経費削減の時代に、何の力もなくて役に立たない税理士にみすみす高額報酬を支払うバカなんかいるはずありません。そもそも私たち一介の試験組税理士では、彼ら大物キャリアOB税理士の代わりに絶対になれないんです。依頼する側も、そんなショボイ税理士になんか仕事頼みたいなんて思ってないんですよ。

 だから試験組の税理士の意見を聞いているとどこか勘違いしていると感じるのですが、「OB税理士は無能で記帳や実務もできないクセに顧問先が斡旋されている、不公平だ」とよく試験組税理士は言いますが、そもそもあなた(試験組税理士)とそんな高額報酬がもらえる大物OB税理士とは歩んできた人生・キャリアが比較にならないほどレベルが違うんですから、もらえる報酬に差があって当然なのです。記帳ができず、申告書が書けないからと言って、それがどうだって言うんですか?

 勘違いしているみたいなのではっきり言っておきますが、年齢を重ねれば重ねるほど、人は平等ではなくなります。大学を卒業した時点では経験も能力も皆同じ人間かも知れませんが、様々な職業経験を経て60歳になったときには明らかに大きな格差が生じているのです。能力でも、経験でも、知識でも、人脈でも財力でも。

 試験組税理士は大企業や経済団体のトップ、各省庁の大臣、政治家、関係上級官僚や海外の国家機関、その他魑魅魍魎な連中と丁々発止しながら仕事をしたことがありますか?そういう人達とパイプを持っていますか?有るわけないですよね、通常は中小企業のオーナーが仕事の相手なのですから。大物OB税理士達はそういう世界で生きてきた人達ですよ?普通に考えて私たち試験組税理士と同じ評価であるわけがないでしょう?そもそも思考のレベル、人脈と重ねてきた経験が全く違います。

 そういう経験をしてきた人達だからこそ、500万円支払う価値があると思われているんじゃないですか?例えそれが省庁からの強制斡旋だったとしても結局は同じ話です。別に価値がないと思えば受入側には払う必要などないわけですから、断りますよ。しかしそれでも払うわけですから、企業はそのOB税理士の後ろにある様々なものにそれだけのお金を払う価値があると思っているわけです。

 それに企業は大物OBに申告書や決算業務みたいな仕事をしてもらおうと思って顧問になってもらってるんじゃありません。そもそも年間500万円も支払えるような会社なら会計や税務は自分のところでほぼ完璧にできます。税務についてはショボイ試験組税理士なんかより社内経理担当者の方がずっと難しいことも知ってます。

 だからOB税理士がそんな実務能力を持っているかどうかなんて企業から見ればどーでもいいんです。日常業務の知識や経験などなくっても全然問題ありません。むしろ彼らにとって大切なのはその大物OB税理士がどんなキャリアを持ってどれほどの影響力とハイレベルな情報や人脈を持っているか、そこなんです。そこにお金を払っているのです。ちょうど社員一人を雇うくらいの感覚で彼らの「力」を買っているわけです。

 まあですからいつもこういった批判、論議を見るたびに「大物OBと街の一介の税理士が同じ評価なわけねぇだろ」と思っちゃうんですけどね・・。多くの試験組税理士さんはほとんどが10-20人くらいまでの職場でしか働いたことのない方々ですから、世間に疎くなりがちです。ですからそれはよく理解しておいた方がよいです。

 世の中そんな狭い世界ばかりじゃないし、世の中本当に凄い世界で鍛えられている人はいるのです。社員数数千人、数万人の会社に勤めてトップになっている人もいるし、一方では国や法律を動かす仕事をしてきた一握りのエリートもいるのです。そんな中で40年勤めた人の評価が私たち一介の税理士と同じじゃ、バカらしくってだれも大企業の経営者や官僚なんかやってられませんよ。

 彼らにはそれだけのお金を受け取るだけの人間としての価値、値段があるんです。人は平等じゃないんで、彼らと私たちの社会的価値、値段は違うのです。悔しかったらそれだけの価値と力を自分につけるしかないんじゃないですか?しかたない話かも知れませんが、それが現実です。

 だから私たちも稼ぎたければひたすら自分の能力と経験を磨くしかないのではないでしょうか?たかだか税理士試験を通ったくらいで自分に能力があると思うなど笑止千万。日々努力を重ねても大物OB税理士達のレベルには絶対に到達できませんが、それでも少しでも自分がレベルアップできれば、必ずそれに見合う見返りは与えられるはずです。

 ただ努力が報いられるためには能力に応じて報酬が得られる税理士制度にならなきゃいけませんから、無能高齢税理士を守る現行制度を撤廃して適切な世代交代をはかることは絶対に避けて通れない問題ですね。やはり基本的に自由業ですから能力や働きに応じて報酬は受け取る仕組みになるべきだと思いますね。

 「働けなくなったら去る」、これはどんな優秀な人であってもいつかは訪れる話です。キャリア官僚然り、企業経営者然り、政治家然りです。もちろん税理士だって同じです。仕事ができなくなったら辞めて後進に譲るべきは、残念ながら世の理なのです。そうでなければ世の中は回っていかないのです。

 定年のない税理士の世界では、業務についていけないと思ったらそれが潮時です。それは本来自らが判断すべきなのですが、判断することができず職と金に執着して後進に迷惑をかけるのであれば会社の定年制度のように一定の要件を設定して引退を強制させざるを得ません。

 それを設定しないでいつまでも高齢者が現役として残り後進の邪魔をすることを世間では昔から「老害」と呼んできました。そのようなことが組織内で起きないために会社では定年制度があり、大企業では役員にも定年の内規があります。政治家も今や党公認を受けるための年齢制限がありますし、財界にも年齢に関する内規があります。

 後進に迷惑をかけないで引退していくことは後進から感謝されることです。しかし金や権力に執着して本来働いてはならない人間が働き続けることは周りに迷惑しかかけません。それはどんな時代でも、どんな世界でも共通しています。ですから一番良いのは高齢者税理士が自ら退き時をわきまえておくことですが、できない場合は税理士業界全体の利益と存続を考えて何らかの引退規定(資格停止要件)を設定すべきです。

 そういう意味で税理士独特の変な制度を残していてはいけません。これは税理士業界全体の利益のために進言します。若手税理士にとって文句を言うべきは天下りの大物OB税理士ではなく、老害をまき散らす長老税理士達なのだということをよく理解すべきだと思います。

もうちょっと・・。

2010 - 03/10 [Wed] - 03:12

 いやぁ、もう確定申告も残すところ6日となりました。今は電子申告のおかげで24時間、土日関係なく申告ができるようになりましたので、実質あと6日ということになります。

 もう毎日ヘトヘトですよ、夜遅いです。元々夜型人間ですから夜には強いのですが、まあでも遅いですね、特にこの一週間くらいは。でもなんとか先が見えてきました。ホント毎年のことですが、この時期の確定申告って、始める前はまるで真っ暗闇の中を何もわからない状態で両手でかき分けながら前に進んでいる感じです。

 で、2月の終わりくらいになるとその真っ暗闇を多分出口の半分くらいは進んでいるはずなのですが、工程表を見ると進度が思っているほどでなく、なんか猛烈な不安が襲ってくるんですよね。このまま終われるのだろうか、出口は本当にあるんだろうか、と。そして3月も進み残り10日ほどになってくるとようやく暗闇の先に少し光が見え始めるんですよね。それまでバタバタやっていた作業がようやく形になって一気に進み始める感じですね。

 そうして最後の一週間ほどでガーッとやると、なんかパアっと目の前が開けるように一気に処理が平行して片付いていき、残り数日はもう目の前に大きな出口がはっきりと見えて足元もしっかりと見えて心にも余裕を持ちながら進めるようになる・・、そんな感じですね。なんか毎年同じパターンです。

 毎年この作業が終わる度に「来年はもっとラクに進められるように準備をしよう」と心に誓い、1年後に向けて各改善点をピックアップしてカイゼン作業に入るのですが、結局一年経つとそれほどのカイゼン効果は見られず同じような作業を結局繰り返しているというところが我ながら情けないところですね。

 とりあえず今年の確定申告も泣いても笑ってもあと少し。最後に気合いを入れて頑張って終わらせてしまいましょう!そうすりゃビールも旨いってもんですわ。

もう半分終わっちゃった・・。

2010 - 03/03 [Wed] - 03:20

 おおっ、気がついたら3月になってもう確定申告の時期も半分終わっちゃいましたね・・。ヤバいぞ、もっと気合い入れて仕事を終わられないと・・。自分ではかなり頑張って処理しているつもりなんですが、目論見より遅い気がするなぁ。

 今年は一つ面白い申告をしました。ちょっと通達などに書いていない処理ですが、過去の事例などを参考に申告を作ってみました。もちろん依頼者と打合せをして税務署から否認されることも視野に入れた上での申告ですが、でも大きいですよ、住民税を含めて数百万円を払うか払わないかの話ですからね。

 どうなるでしょうね、私の感覚では五分五分かなぁなどと感じているですが、でもそうであれば過去事例との税務署の判断の違いを伺いたいところですね。なぜ過去の事例ではそういう処理をしたのに今回の申告ではそれを自ら否定するような処理を依頼者に求めてくるのか、その理由を聞きたいところですね。

 具体的な話は書けませんが、まあもし税務署に人情があるのであればこちらの申告の意図を酌んで欲しいもんですね。だって客観的に見れば申告した内容こそが最も真実に近い申告内容ですからね・・。私たちは事実をひん曲げてまで課税を逃れようとしているのではありません。「普通に考えればこうせざるを得ないでしょ?」という処理を行っているだけなんですが、ただ税法や通達にそのやり方が書いていないだけの話です。しかしもし仮に税法の方が真実をねじ曲げてでも課税しようする内容であるならば、納税者の経済的利益を守る意味でも合理的に署には判断して欲しいものです。

 ただ仮に否認されたとして、私たちがその説明に納得すれば甘んじて受けざるを得ないかも知れませんが、あまり納得のいかない説明だったらどーしますかねぇ。とりあえず依頼者のご意向に従って私は動くつもりではいますけれども。なんか依頼者は「裁判してもエエで」という雰囲気もありますが、それはどーなんでしょうか、相手の出方次第ですね。

 上手くいくといいですねぇ。上手くいけば成功報酬が欲しいところですねぇ。だって数百万円の税金を納めないですむのであれば、私に多少の成功報酬をくれたって全然安いものですからね。別に脱税指南したわけじゃないし、こちらとしてはあくまで合理的に税額を計算しただけのつもりですから、後は署のご判断ですね。

 神様、よろしくお願いします。依頼者と私に経済的利益を(笑)。

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当ブログにお越しいただきありがとうございます、税理士のもりりです。のんびりと、時々辛辣に日々感じたいろいろなことを自由に書いていきたいと思います。

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