税理士もりりのひとりごと

税理士もりりがぶつぶつと日ごろの出来事についてひとりごとを綴っていきます





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鳩山首相が贈与税脱税?

2009 - 11/27 [Fri] - 03:04

 また鳩山首相の話。凄いですね、9億円もお母さんから「借りていた」んですって?毎月1,500万円、年間1億8千万円ですって?にもかかわらず、首相本人は「これは自分の金」と言っているようで訳が分かりません。で、記者に問われると「自分の知らない話が出てきて驚いている。司法に全てを任せている。」とのこと。


 なんかおかしくありません?起訴されている会計責任者も事情聴取に対して「知らない」と答えているのだとか。そもそも鳩山首相からすれば、自分と母親との金の話でしょう?何で分からないの?「分からない」と言えば周りが許してくれると思ってるの?お母さんに確認すればすぐに答えが出る話なんじゃないですか?


 借入金であるのならお互いが「分からない」はずがないし、当然これだけの資金の貸借ですから金銭消費貸借契約書や利息の定めをしているでしょう。返還の期日も定めてあるでしょう。それについて首相が承知していないのであれば貸借ではありませんよね?普通に考えれば贈与でしょうね。贈与であれば当然贈与税を脱税していたことになるわけで、ほぼ半分が税金ですよね。先日の茂木の話を上回る額の申告漏れ(脱税)額ですよね。


 今回の鳩山首相の対応は明らかに間違ってますよ。この母親からの資金の話については、資産管理会社がどうのとか、資金管理団体の会計責任者がどうの、という話じゃなくて、鳩山首相自らが自分の口から自分の言葉で説明しなければならない話です。司法に委ねる話でもありません。首相自身が答えなければならないプライベートな話です。


 最近の鳩山首相、ちょっと対応が悪いですね。というか5年間で9億円も実の母親から資金が動いてきているわけですから、わかってやっていたとしたら大犯罪ですよね。元々脇の甘い人なんでしょうね。先日の株式譲渡に関する申告漏れといい、どうも遵法意識があまり高くない人なんですかね。


 きっと鳩山首相の頭にある落としどころは、母親と自分以外の「誰か」が勝手に資金を動かした、つまり「騙して」母親からお金を自分の政治資金管理団体に動かした、という筋書きで収めたいのでしょうね。そうすれば母親はその「誰か」から頼まれて息子にお金をあげたつもりだったが、鳩山首相本人はその話を「知らなかった」わけですから贈与契約は成立しません。じゃあこの場合どこに問題があるのか、といえばその「誰か」が首相の母親に「虚偽の説明」をして政治資金規正法に抵触すると知りながら母親のポケットマネーを鳩山首相の政治資金管理団体に入金するように「騙した」ということでしょうか。


 こうなった場合にその「第三者」の行為がどういう法律に抵触して、どういう処罰が下るのかは私には分かりません。ただ鳩山首相本人の贈与税脱税を晴らすためには鳩山首相は「知らなかった」を通し、母親も「騙された」ということにするしかないわけです。もちろんそれでも政治資金規正法には抵触するのでしょうが、「誰か」が母親を「騙して」お金を引き出してきたわけですから、悪いのはその「誰か」ということにすることができれば鳩山首相自身の身の潔白は示すことができます。母親も「騙されて」息子に資金を提供したわけですから被害者扱いにできます。


 でもそれにしても自分の母親が行った行為なのですから、鳩山首相が母親にどういう経緯でお金を自分の資金管理団体宛に支払ったのかを直接確認してそれを説明すればいいだけの話。ぜんぜん難しい話じゃありません。にもかかわらずそのあたりのストーリーを今明かせないのは、先ほどの贈与税脱税嫌疑を晴らすための筋書きを一生懸命関係者と調整しているからなんでしょうね。だって事実は既に発生しているわけですから、対策としては後付けの理由を作るしかないのです。誰をその「誰か」に仕立て上げるのか、その犯人作りを一生懸命行っているのでしょう。


 昔の政治家周辺でこんなことが起きれば、誰かが自殺するものなんですけどね。そしてその死んだ人を犯人扱いにして終わってしまう、そういうパターンですよね。今回任意の事情聴取をされている会計担当者を犯人にするのが一番手っ取り早いのですが、その会計担当者も今は「知らない」と言っているわけですね。どうやってその会計担当者に「私が首相のお母さんを騙してお金を受け取りました。政治資金規正法に抵触することは分かっていました」と言わせるか、或いはそのまま闇に葬ってしまうのか。或いはこの会計担当者以外の別の誰かを犯人に仕立てるのか。今ドロドロした駆け引きが水面下では行われているでしょう。


 まあ何にしても胡散臭い話ですよ。日本国の首相にしてこんな即答できない問題を抱えているわけですから、他の政治家も推してはかるべし。だから私は政治家を信用しないんです。政治家は基本的に遵法精神が低い、というか政治家だけに「裏技」に頼ろうとしすぎなんです。それが嫌いなんです。

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ジャストシステム、頑張れ。

2009 - 11/25 [Wed] - 11:36

 しかし何ですね、ジャストシステムってお商売下手ですね。何で今時一太郎なんか作ってるんでしょうね。今の時代ならワードでほとんど正確に一太郎とのファイルが読み込めるんだから、一太郎なんか作るの止めてATOKだけに注力すればいいのに。悪いけど、今時一太郎を使っている人なんて私のまわりには一人もいないですよ。


 で、マイクロソフトと交渉して今後一太郎の開発と発売を止めるかわりに、MS-IMEの次期バージョンからATOKを採用してもらえるようにしちゃえばいいのに。独禁かなんかに引っかかるのかな、よくわかりませんが。でもこのままだったらジャストシステムお商売大変でしょう?時には損して得する、って感覚も大事なんじゃないでしょうか。ジャストシステムの魅力は一太郎じゃなくてATOKですからね。ATOKがあったから昔はみんな一太郎を使っていただけのことで、ワードでATOKが使えるウィンドウズ環境になったらみんな一太郎使わなくなっちゃいましたもんね。


 一太郎自体はたいしたソフトじゃないですからね。昔はキー操作もパソコンの標準と違ってて使いにくかったしね。フォントのサイズなんかも不細工だしね。横拡大とか縦拡大なんてDOSの頃の名残の貧乏くさい処理だもんね。ちなみに私はDOSの頃はワードパーフェクト使ってたんで、一太郎で作った書類が汚く見えて仕方なかったですね。


 でもATOKだけはジャストシステムで唯一使っている製品。そういうユーザーも多いんじゃないでしょうか。3千円くらいで売り出せば多くのユーザーはATOK買うんじゃないですか?一太郎が売れなくなった今、ATOKだけがドル箱なので値段を高くしたいジャストの気持ちも分かりますが、多分商売上は逆効果ですね。


 どうやってMSが日本で一太郎の独占を崩し、世界でワードパーフェクトとロータスのシェアを奪ったか振り返ってみたらどうでしょう。大切なことはまず使ってもらうことですよね。だってウィンドウズにはMS-IMEが標準で搭載されているんだから、普通ATOKなんか買いませんもの。誰がオーバー5千円もの金を払ってATOKをわざわざ買うと思います?


 ジャストシステムには頑張ってATOKの生き残り策と拡販策を真剣に考えてみて欲しいと思いますね、ATOKユーザーとして。時にはプライドをかなぐり捨てる場合も必要なんじゃないでしょうか。時にはライバルの靴を舐めるような行為をしなければならないことも大企業の経営においてはあるんじゃないでしょうか。

4億申告漏れ茂木大先生のお話、つづき

2009 - 11/19 [Thu] - 02:57

 先日の脳科学者、茂木の申告漏れに関していろいろとブログなどを読んでいますと、中に「茂木のように申告をしようと思ってもすぐに申告できないという日本の税申告手続の難しさが浮き彫りになった」などという話を展開しているものもありました。


 本音でいっていいですか?バカいってんじゃねえよ。そんなの世界中で同じだよ。世界中どこだって金持ちはそれなりに税務のために労力使ったり代理人に金払ってやってんだよ。忙しいから、難しいからできない、なんて理屈を並べる奴なんかいるかよ。こんな難しい税務手続じゃ申告出来ねえって、そんなの詭弁以外の何ものでもねえよ!世の中から沢山の豊かさを人一倍享受している人ほど、世の中に対してお返しをきちんとしなきゃいけないんじゃねえの?それがいっぱい稼いでいる人の義務なんじゃないの?


 それを「忙しい」とか「複雑だ」だって?お前たくさんお金在るじゃねえか、代理で処理してくれる人間を一人や二人雇うくらいどってことねえだろ?年間の源泉徴収票集めて経費と一緒に集計するだけじゃねえか。本の印税やテレビの出演料の源泉徴収票なんて各社一年に一枚でしょ?支払金額が千円でも5千万円でもたった一枚じゃない。じゃあ細かいのは別としても、主だったところの源泉徴収票なんて年間100枚もないでしょ?ならこんなのエクセルでペペーッと処理すりゃすぐ集計できるじゃない。個人事業者が一年間に会計ソフトに入力する件数と比べても話にならないくらい少ないでしょ?東大卒の脳科学者なんだからパソコンくらいいじれるでしょ?


 それに東大法学部もでてるんでしょ、この人。東大法学部って普通の人は何年受験したって入れるところじゃないよ。日本最高峰のレベルの学校で法律の勉強をしていた人が、「忙しい」「難しい」だって?んなわけねえだろ。なに大学で習ってたんだよ。どんな難しい法律でも国民にとって「知らない」が通用しないのが法律でしょ?それを仮にも東大法学部卒の人間が「忙しかったから申告できなかった」「税法を知らなかったから処理できなかった」なんて言い訳するの?あり得ないよね。東大法学部卒の奴がそんなとぼけたこと言うなよ。


 ホントにね、どこまでこの茂木って人間がふざけてんのかと思いますね。それを見て「日本の税務手続がややこしいからこうなるんだ」とコメントするなんて、バカじゃねえの。こんなのただ単に茂木個人の人間性、モラルの問題ですよ。もうね、この茂木の申告漏れに関するコメントを聞けば聞くほど腹が立ってくるんですよ。


 こんな奴、擁護してやる必要なんて何もないですよ。このブログを読んでいる方が税理士なら私が言ってる意味よくわかるでしょ?お商売をして忙しくって自分で税務申告ができない人は、この不況の中でもなけなしの中から我々に報酬を支払って税務申告を行うわけですよ。それを3年で4億も稼いでいるような人間が「忙しいから」申告しない、なんてあり得ない言い訳だと思いません?なら金払って税理士雇えばいいじゃない、って思うじゃないですか、普通。源泉集計して税金計算するくらい、たいした作業量じゃないんだから4億の収入に比べりゃ報酬だって知れてるでしょ。


 それすら行おうとしなかった茂木という人間の狡さ、せこさ、嫌らしさに猛烈な不快感を感じるんですよね。

今度はグラフィックカードを交換!

2009 - 11/15 [Sun] - 07:55

 先日のCPU交換に続きまして、今回は前回ブログに書いておりましたようにグラフィックボードを交換しました。私が使っているパソコンなんてもう本当に古い型で骨董品のようなものですが、XPを使っている限りにおいてはとても快適に使えるのです。


 ただ最近いろいろと調子の悪い部分もでてきているもんですから中古の安いパーツをオークションで購入しながら交換していっています。ということで今回はグラフィックまわりを交換しました。仕事柄デュアルモニターを使っているのでどうしても通常よりグラフィックまわりに負荷がかかるようで、つい最近まで使っていたGeForce社製FX5200というチップ(古い)では少し弱かったようです。


 で、とりあえずウィンドウズ7の導入も視野に入れつつ7対応のもう少し上のグラフィックカードに交換しようと思い立ち、いろいろ調べている結果価格も手ごろな同じくGeForceの7600GS(これも若干古い)というチップのカードに交換しました。


 性能は前のFX5200よりやはり良いです。以前のカードで頻発していた、若干マウスが引っかかるような感じは全くなくなりました。性能的にはもっとよいカードはもちろんあるのですが、私が持っているようなこんな古いパソコンに万円以上のコストをかけて改良するなんてバカバカしい話なので極力コストを抑えるのも一つの目的なのです。


 とりあえず現状ではとても快適な状況になりました。どうしてもパソコンは使っているとソフトの更新などでいつの間にか遅くなってしまうもの。XPが異例の長寿を保っているおかげで今までよりも古いパソコンが生き残る余地がありましたが、私のパソコンも今回のCPUとグラフィックカードの交換が限界でしょう。でもXPを仕事で使うのであればペンティアム4と今回のグラフィックチップくらいの性能があれば全く余裕でしょう。


 将来的には試しにウィンドウズ7をインストールしてみてダメだったら新しいパソコンを購入してそちらに全てを移管し、今使っているパソコンはデータサーバーにでも流用しようかと思っています。


 少しパソコン環境に余裕ができました。ちょっと嬉しいです(笑)。

変わらないことの大切さ

2009 - 11/13 [Fri] - 12:00

 どんなことでもそうですが、私は続けること、変わらないことがとても大切だと思います。今の世の中ではアメリカ的市場原理主義が幅を利かせる結果、効率と利益だけを追求する姿勢が強くなり、ともすればそれに反すればすぐに物事は中断され、変化を求められることになりがちです。


 しかし人間なかなか新しいものばかり追いかけていくことはしんどいものです。変わってばかりというのは変わっていく方も、それについていく方も疲れるものです。何より物事をすぐに止めてしまったり、コロコロと変わってばかりでは世間から信用されません。アメリカ式自由経済に胡散臭さを感じているのはこれが人の心のどこかに引っかかるからでしょう。


 好きなサービスを提供してくれていた会社がある日突然大嫌いなライバル会社に買収される。この前までとても便利に使っていたサービスが今日からなくなってしまっている。せっかくいいな、と思って応援していたものがどんどん変わってしまったのでは、応援する方もなんかがっかりしてしまいます。こうやっていう経営のやり方だと強固な信頼を顧客から勝ち得ることができません。


 もちろん何でもかんでも続けて、変わらなければ良いわけではありません。顧客の目線から見て続ける必要のないもの、変えなければならないものは見直さなければなりません。しかし芯となるべき商品、サービス、ポリシーはコロコロと変えてはいけません。顧客というものは意外と保守的なので激しく変化することにはついていけないし、拒否反応を示すものなのです。これはトラブルからの危機回避を行おうとする人間の本能的な部分ではないかと思っています。


 私も正直言って結構保守的なタイプなので、あまり冒険はしない方です。服の趣味や持ち物、お気に入りの食べ物屋さんもあまり変えない方です。なぜなら変わらないものには安心感があるからです。いつもの服、いつもの靴、いつもの時計。こういうものを身につけるととても安心するのです。


 お店でも同じです。食べ物を食べるときは、お気に入りのお店でなるべく食べようとします。なぜなら自分が美味しいと感じる食べ物をいつものように食べたいからです。これは食べ馴染んだ母親の家庭料理を美味しいと感じることと同じ感覚でしょう。確かに若いときはいろいろな珍しい料理や食べ物を食べてみたいと思ったものですし、もちろん今でもたまには食べたことがない料理を食べたいとは思いますが、でもやはりお気に入りのお店で昔から変わらない食事をとることはとても幸せな気分になれるのです。馴染みの店員がいる安心感もそこにはプラスの要素でしょう。


 そういう意味でコロコロとメニューや店員が変わるお店は少し足が遠ざかり気味になります。私がお気に入りで食べたいと思っていたメニューがお店に行ってみると変わっている。味が変わっている、具材が変わっている。なんで変えたのかと店主に訊けば、コストだとか食感だと言う。「ふーん、なるほどね」と私も答えますが、もう嫌になっちゃいます。こちらは変わらない味を求めているのにお店はどんどん変化を追求していくのです。


 変化やチャレンジは確かにある面では賞賛される行動です。ただ食べ物屋さんなどでそれを露骨にやられると私のように変わらない味を求めている客はついていくことができません。何よりそのお店の味を信用することができません。食べ物屋さんでの信用は「変わらない味」にあると私は固く信じています。


 料理でも確かにチャレンジすることも必要ですが、チャレンジするのであればその代わりに必ず絶対に変わらない定番料理を提供し続けるべきです。馴染みの客はその変わらない味が好きな場合がほとんどなのです。今まで客が多かったのに最近減った、或いは以前よく顔を出していた常連が最近来なくなった、こんなことを思い当たる場合は味やサービスの変化にあるのではないでしょうか。


 ですからどんなに不満があってもなかなか税理士を替えようとしない顧問先が多いのもこの変化を嫌う保守的な心理が働くからだろうと思います。これはある意味仕方のないことだと思います。慣れ親しんだ税理士事務所や担当者との精神的な安心感は契約を変更しにくい最も大きな理由だと思います。


 しかし食べ物屋さんと一緒で、「あれこの事務所、昔はこうじゃなかったのに」とか「この先生、なんかダメだぞ」と感じるようになってきたら我慢する必要はありません。そうなったら遠慮しないで違う税理士に仕事を依頼すればよいと思います。そしてまた定番の税理士事務所を探せばよいのです。


 何しろ税理士事務所はお客さんにとってはご自分の商売や財産の結果に大きな影響を与えることもある場所です。そんな大切な役割を果たすべき税理士事務所の仕事に疑問を持つようになってしまったら、何も遠慮することはありません。大切なのはご自身の財産と事業の繁栄であって、旧知の税理士事務所に気を遣うことではありません。年を取った税理士先生がまだ若かった頃に大変お世話になったという恩も確かに大切です。それは税理士から見れば税理士冥利に尽きますが、今どのようなサービスを行ってくれているのかと言うこともとても大切です。


 今提供されているサービスに不満を感じているのであれば、味が変わってしまった料理屋から足が遠のくように税理士事務所も変えればよいと思います。そして別のお気に入りの料理屋を探す感覚でいろいろな税理士事務所を探してみればよいと思います。そうしているうちにまたご自分の感覚にピッタリと合った税理士事務所がきっと見つかるはずです。


 そして新しく見つけた贔屓の店に足繁く通うように、新しく見つけた税理士事務所とこれから長くやっていけばいいのではないでしょうか

久々のパソコン改造

2009 - 11/12 [Thu] - 07:36

 今日は久しぶりにパソコンの改造をしました。何をしたのかといえば、CPUの交換です。私のパソコンは今となってはかなり古い部類に入るパソコンなのですが、OSがXPのままなのでそれほど不自由を感じないで使ってきました。


 今までどんなパソコンだったかといえば、CPUはセレロンDの2.8G、メモリは1.5Gというもので、もう5-6年前に使われていたようなタイプのパソコンです。しかしXPで動かす分には特に支障もなく仕事にプライベートに結構問題なく動いていました。


 しかし最近若干動きが悪くなってきているような気がしてきました。その原因はよくわからないのですが、先日このブログに書いたようにグラフィック系の能力の低さかCPUの能力の低さだろうと推察しています。そこで私のパソコンのマザーボードで使える一番性能の良いものに替えてやれと思い、今では中古で買えば2-3千円で買えるペンティアム4、3.2GのCPUに替えたわけです。


 数年前であれば今回入手したペンティアム4のCPUなど本当に高かったもの(確か1個7-8万円!)ですが、今ではゴミみたいなものです。本当にパソコン部品の値下がりは凄まじいものです。ケースを開けて長年たまった埃を掃除機で吸い取り、CPUクーラーを取り外しCPUを外し、そして別のCPUを取付け、クーラーを乗せて換装作業完了です。


 乗せ替えた感想ですが、確かに処理が早くなりました。これは間違いなく実感できます。それにCPUの余力や処理速度がセレロンDとは全然違います。まあ今となってはとってもレベルの低い比較の話なのですが、私が使う環境においては全く不足ないですね。


 もうウィンドウズ7も発売され、これは広く普及するOSになりそうな予感がします。私自身はパソコンをかれこれ二十数年使ってきており、MS-DOSから全てのOSを使ってきました。その中で唯一自分自身で所有するパソコン(事務所で使うものも含め)で使ったことがないOSがVISTAでした。なぜかVISTAだけは一度も使いたいと思ったこともありませんでした。


 VISTAがまともに動くパソコンがかなり高スペックだったので馬鹿馬鹿しくて手を出さなかったというのが本音ですが、現実的にもVISTAは各方面でも極めて不評でした。おかげでマイクロソフトもXPのサポート期間を延長せざるを得なくなり、VISTAを発売しているにもかかわらず新製品のパソコンにXPがインストールされているというマイクロソフトにとっては何とも屈辱的な状況でした。


 アプリケーションソフトもVISTAの不評を裏付けるかのようにそれほど高スペックなパソコンを要求するようなバージョンアップがされませんでしたので、結果的にはXPで何も困ることはありませんでした。これは今までのOSアップデートでは決して見られなかった傾向です。多分ユーザーがXPからOSやアプリケーションがこれ以上進化することをもう望んでいなかったこともその理由の一つでしょう。


 とはいえ次の7はさすがに使ってみようかな、と思っています。顧問先に出向いてパソコンの作業をする機会が多い仕事柄ですから、2世代続いて最新のOSを使ったことがないのではこれは仕事に支障が出そうだからです。ということで7は手を出したいわけですが、その前準備として今回CPUを換装してみたわけです。


 もちろんこんな古いスペックのパソコンですから、7を入れたとたんに話にならないほどスローダウンしてしまうかも知れません。まあそれならそれで新しいパソコンを久々に導入しようと思っています。本当にこのパソコンはよく頑張ってくれています。CPUを替えてさらにパワーアップしていますし、交換ついでにグラフィックボードも交換してやろうかと目論んでいます。もちろん中古をオークションで安く買うつもりですが(笑)。

真面目にやるのがばかばかしくなる税金の話。

2009 - 11/11 [Wed] - 02:27

 なんかさぁ、最近思うんですけど、税理士って堅そうな職業から世の中を見ているとなんかバカバカしく見えてくることがありますよね。いえ、それはもちろん税金の話ですけどね。


 例えば脳科学者の茂木という人の話。テレビでやたら顔を見ますからもちろんよく知っている人ですが、この人は何でもこの3年間で4億円の申告漏れがあって、1億数千万円の無申告加算税を含めた追徴があったのだとか。ちゃんと東京国税局が追徴を取ってくれているのでいいのはいいんですが、こんなテレビで他人にエラソーに話をしているような人間がギャラを4億円も貰っておいて無申告だなんて、よくやるもんだよねぇと思いますね。


 その理由が「忙しすぎたから」なのだそうですが、そんなの理由になるかよ。本人が忙しいのなら奥さんやマネージャー、或いは税理士に頼めばいいじゃないの。ホントはただごまかしただけなんだろ?


 それから保険の話。以前にも保険を使った脱税の話をしましたが、聞けば聞くほど保険って脱税できる穴だらけじゃないの。これって保険会社も保険に詳しい税理士も承知の上でバンバン販売して脱税(主に贈与税の脱税)に利用するわけですよね。しかも保険会社は契約者に対して保険商品を脱税に使わないように啓蒙するわけでもなく、また会社として対策を講じるフシもないわけです。こうなれば保険商品って「脱税のために使わなきゃソン」って意図がもの凄く感じられるんですよね。


 天下に名だたる有名企業ばかりが揃う保険会社が脱税幇助に役立つような支払調書しか税務当局に対して作成しないで許され続けているって、なんとなくイヤーなものを感じますよね。つまり保険会社と税務当局とのつながりというか、圧力というか、なれ合いというか・・。だってこれを防ぐ手だてって簡単でしょ。支払調書に契約変更があった場合にはその変更内容を併記すればいいだけの話でしょ?それを保険会社に対して求めようとしない税務当局に対しても私はやや不信感を感じるんですよね。


 そして昔からある政治家の脱税の話。鳩山首相も昨年分の申告で7200万円もの申告漏れがあったのだとか。そりゃあ鳩山首相ほどの資産家であれば、確かに7200万円くらい端金でしょう。7200万円の申告処理を間違えていたからと言っても、「あっそう」くらいの話かも知れません。しかし一般納税者の感覚で言えば7200万円の申告処理を間違えることはまず考えられませんよ。意図的であるとしか普通は考えられません。


 また他にも有名なのは田中角栄の相続に絡んだ田中真紀子のむちゃくちゃな納税方法や森喜朗の贈与隠しなどがありますけど、いろいろと調べれば税金に絡むごまかしの話なんてこんなんばっかりですよね。結局最も納税義務を率先して実行すべき高額納税者や有名人、有名企業や政治家ほど税金をごまかしてばっかりなんですよね。


 詰まるところ、税金ってきちんと申告する方がバカ、って話なんでしょうか?私は今までポリシーとして税金をごまかすことは行わない方が良いと信じてきましたが、ごまかしている連中のやることがあまりに額が大きすぎるし、しかもその割に受ける罰も軽すぎるのでアホらしくなってきているんですよね。


 茂木のように4億も申告しない奴がいるんだったら、我々庶民なんか全員無申告でいいんじゃないでしょうか。そうすれば面白いですよぉ、税務署の職員毎年大忙しですわ(笑)。いや、でもマジで意図的に所得を申告しなかった人や、意図的でなかったにしろ申告漏れの額が一定額を超えて大きい場合には前科扱いにするくらいにしなければ「納税意識の昂揚」なんて絶対ムリですよ。


 最近のこういう話を聞くにつけ、納税意識の昂揚の面から見ると逆効果なんですよね。「こんな悪い脱税行為をしている奴を見つけて、こいつから追徴これだけ取った。だから申告はちゃんとしないと損」という受け止められ方じゃなくて、「脱税なんて誰でもやってるじゃないか。こんなに稼いでる奴が脱税するのなら、我々が脱税したって全然問題にもならない」と受け止められる気がするんですよね。これはのりピーの覚醒剤と一緒。「のりピーみたいに清純そうなフリをしている有名人ですらラリラリなんだから、一般人がちょっとクスリに手を出したからどうなのよ」って感じに受け止められちゃうんですよね。


 もう結局こういう世の中の裏のからくりや、狡さが暴露されるようになってくると、一般人への影響を最低限に押さえるためにはクスリにしろ税金にしろ処罰を重くするしかありません。ですから本当に「納税意識の昂揚」を謳うのであれば、理由を問わず一定額以上の過少申告、無申告があった場合には懲役刑にするくらいの厳罰をはからなければダメだと思いますね。


 よく考えてみてくださいよ、茂木のケースなんかで言えば3年間で1億円チョロまかしていたわけですよ。これが見方を変えて国の財政に1億円の損失を与えていたと考えてくださいよ。或いは本来であれば国に在るべきお金を茂木が勝手に1億円引きだして手元に置いていたと考えてくださいよ。これ、立派な犯罪でしょう?普通だったら他人の金を100万円でも私的に流用したら新聞沙汰ですよ。ましてや1億なんて楽勝で起訴されるでしょう?


 そう考えるとこういう税金の話って「申告漏れ」のたった一言で終わらせちゃいますけど、その額を考えたら茂木のケースなんて本来的には大犯罪ですよ。銀行強盗が1億盗ったらどれほど大ニュースになると思いますか?詐欺で他人から1億円チョロまかしたらどれほど重い罰が科せられますか?国に対して1億円もの損失を与えているのになぜ同じような罰が与えられないのでしょうか?


 金持ちは金持っているんで、少しくらいの罰金(加算税)なんて痛くも痒くもないんですよ。困るのは働けなくなることや信用を失うことですから、そこをしっかりと罰として与えるようにしなければならないんじゃないでしょうか。

怒らない、無欲な人生

2009 - 11/08 [Sun] - 11:48

 最近新聞を読んでいますとやたらと「欲を持たない生き方」「怒らないこと」のような本が出版されていることに気がつきます。ある本はインドの宗教家、ある本は日本のお坊さんといった感じで、やはりこういった分野の本は宗教家の得意分野なのでしょうね。またイタリア人のようにあるがままを受け入れて、家族思いで身の回りの狭い範囲で心豊かに暮らすことが幸せだという話が書いてある記事もありました。


 確かに欲は時として人々を不幸に陥れることがあります。強欲であることは周りの人々を不幸にし、そして時として自分自身にも不幸を返してくることが多いことは確かです。「足るを知る」ことや「あるがままを受け入れること」、そしてどんな状況であっても「感謝と幸せ」を感じることができれば最高の人生が送れることは間違いありません。


 しかし、です。私も若いころからいろいろなことで悩み、そして本を読んだり他人の意見に耳を傾けながらそれなりに自分の考えを身につけてくるようになりましたが、私の結論は「仙人の生活だけじゃ、世の中も個人もだめになる」ということです。今の時代、あるがままを受け入れて幸せを感じることができる人など、それこそ「神」です。何の欲も持たず、他人にも怒らず、何が自分の外側で起きようと全く泰然としていられることができれば、それはそれは幸せなことでしょう。


 しかし人間はそこまで達観できるものでしょうか?また達観した人生だけが素晴らしいものでしょうか?私は正直疑問に感じます。「達観」とはある意味「諦め」であり「無関心」と同義です。他人ともかかわらず、他人に意見することもなく、自分の強い意見も意思も表明することなくただひたすらに無の境地に至る。それが果たして自分から見ても他人から見ても魅力的な人生と言えるでしょうか?そんな「自分だけ良ければいい」という利己的な姿勢が人間として本当に正しい生き方でしょうか?


 それほど欲を持たず感情にも流されないことができるのであれば、全ての人間の理想形は乞食ということになってしまいます。何しろ何の欲も感情も関心も持たないわけですから、いい家に住みたいとも思わず、美味しい食べ物も食べたいと思わず、知識に対する欲望もなく、他人の生活や他人からの批判にも怒ることなく、どんなレベルであれ現状を幸せと感じ、何の向上心も持たないのであれば、ホームレスが正にその姿に具現していることになります。


 しかしそれが本当に幸せなのでしょうか?逆に言えばホームレス以外でそのような私利私欲のない生活を「幸せ」と感じることができる人は、衣食住に一生困ることがないほど恵まれている、ということも言えます。家族を抱えてリストラされている人たちに「欲を持つな、怒るな」と言っても心に届くでしょうか?彼らにすれば、まずその日を暮らせる収入がないことにはどうしようもないのです。だからと言って全ての欲としがらみを断ち切って家族全員がホームレスになって暮らすことが幸せな姿でしょうか?そんなことあるはずがありません。


 私個人の考えは、これらとは真逆です。人間は適切な「欲」を持たなければより良い生活は送れないと私は考えています。だって病気になったときに「これが神の与えた運命だから、その運命に従って何の治療も必要ない。私はありのままに死ぬ。」などと考える生き方が良い生き方ですか?病気になったら「よーし、頑張って病気と闘って必ず元気になるぞ!」と思うほうが自然だし、幸せだと思いませんか?それは「生きたい」という「欲」があるからであり、家族だって「生きていて欲しい」と思う「欲」があるから元気になって欲しいと思うのではないでしょうか。


 人間は「欲」を持っているからこそ頑張れるのです。何の欲を持たないのが望ましいのは人間が死ぬときだけです。でもそれまではどんな年齢になっても欲を持っていなければ幸せに暮らすことはできないはずです。「今よりも健康に暮らそう」「できる限りボケないでおこう」「家族に迷惑をかけないように暮らそう」・・、これらも全て「欲」があってこその話です。


 当然ながら若い人たちでも欲を持っているからこそ人生で頑張っていけるのではないでしょうか?「よりよい暮らしがしたい」「もっと美味しいものが食べたい」「いい家が欲しい」「異性にモテたい」・・、そんな下世話な欲があるからこそ人間は多少のつらさや困難に耐えて頑張っていけるのではないでしょうか?


 それに人類が欲を持っているからこそこれだけの文明社会を築くできたのです。もちろん行き過ぎた文明化、経済化などはその人類の欲望が顕著に現れすぎた悪い面かもしれません。しかしそれを逆方向に修正してより多くの人たちが幸せに暮らせ、地球環境も保全し、後世に良い世界を残しておこうと考え始めたこともこれまた人間の「欲」のなせる業なのです。


 確かに無欲で仙人のように世俗から離れ、達観して生きることができれば理想でしょう。しかし現実問題としてそうなるとそうなったで別の深刻な問題が出てくるのも事実です。世の中に生活している人が仙人ばかりになってしまうと、新しい服も買わない、流行も追わない、子供も作らない、家も買わない、車も買わない、他人のことは無関心・・・、と世の中の経済は確実にめちゃくちゃになります。


 だからそんなに宗教家が説くほど世の中や人間の生き方は単純なものではないのです。それにね、こういう宗教家の大きな矛盾を一つ指摘しましょうか?無欲、無欲とか言いながら結婚して子供までいるのってどうなんでしょうね。しかも仏の道に入ってから結婚した、なんて俗世の欲にまみれまくってる証拠じゃないですか(笑)。ね、だからそんなに人間って理想通りには生きることはできないんですよ。人間には欲があって当たり前、それが健全な人間の証拠なんです。

「税務署と戦った」勇ましいオバサンの話

2009 - 11/03 [Tue] - 02:33

 ネットを見ていると「税務署と戦った私」などという何とも勇ましいタイトルを発見。ちらっと読んでみると本人は主婦のようですが、結局のところよくある「情報商材」と同じです。


 もちろん私はお金を払ったわけでもないし、メルマガに登録したわけでもないし、もとより税理士である私がこんなニセモノのエセ情報をアテにするわけもなく(笑)、無視するわけですが、何もご存じない方で税務署の調査に怯えているような方はこんな下らない情報にお金を払ったりするんでしょうね。


 大体税務署と戦った、なんて言ったってどうせ自分の申告で文句つけられたことに反論した程度の話でしょ?そんなん自分の申告についての話だけで、内容知れてますやんか。税理士なんか他人様の申告について税務署から文句言われたときに必要に応じて何回も反論するわけですから、そもそも反論した経験の母数が違いますやんか。そんな生涯でたった1,2回税務署に文句言ったくらいで「戦った」なんて言われてもねぇ・・(笑)。ちゃんちゃらおかしいですよ。


 それにね、本人は戦ったつもりかも知れませんけど、税務署から見たらこんなの戦ってないんですよ。何度もこのブログに書いていますけれども、あのねぇ、税務署って国家権力の象徴ですよ。税金取り立てないと国を運営できないんですから、本来戦って勝てるような甘い相手じゃないですよ。「戦って勝った」なんて自分で勝手に思うのはご自由ですが、税務署から見れば「こんな奴からショボイ税金とったって無駄やから大目に見てやった」ってだけの話なんですよ。


 そんなもん、ホンマに税務署が「絶対にこいつをギャフンと言わせて追徴取ったる!」と思ったら、見事にやられますよ。そんな、何の商売してるオバハンの話か知りませんけど、あんたなんかギャフンと言わせたってしょーもないからやらなかっただけの話ですよ。それかこのオバハンがヤクザのように意味不明に署員に文句言い立てたか、どちらかでしょ。いずれにしてもよーするに「アホは相手にしなかった」だけのこと。


 それを「税務署に戦って勝った」だなんて、アホですわね。時々税理士の中にもそんな方がおられますけど、凄いもんですね、税務署と戦って勝っただなんて。ご立派、ご立派。まあせいぜい足元をすくわれないようにお気をつけください。もちろん希に税務訴訟をして納税者側が勝訴することはありますが、まあ本当に希ですよね。大抵はあまりに無謀な訴訟で門前払いがほとんど。裁判費用をドブに捨てるようなもんです。


 それから今は不況のせいで税収がガタ減り。そのため税務署は一生懸命調査に行っています。つまり「気合い入れて取るため」に調査件数を強化しているわけです。向こうも本気です、ノルマがありますから。あんまり税務署を舐めたこと言ってると、本当にやられますよ。


 今国債の発行額が44兆円だとか、50兆円だとか何とか言ってるじゃないですか。そうなると大問題なわけですよ、歳入の減少が。税収が上半期だけで3.3兆円落ち込んでるって話ですから、この目論見が大きく狂っちゃってるわけで、そりゃあ本気で調査に来ますよ。年換算では6兆円以上税収が足りないみたいですから、民主党政権だって必死ですよ。当然国税庁にハッパかけてるでしょう。


 さあ、戦って勝てるかどうか、本当の実力が試されますねぇ。言っときますけど、クロはシロにならないですよ、税務署に見つかれば。これは戦う云々以前の話です。

欲望の持つパワーの大きさ

2009 - 11/01 [Sun] - 02:51

 やったねぇ、大阪国税局管内の上席。何でも不動産収入が年間2500万円もあって公務員の副業禁止規定に引っかかって懲戒処分、そのまま依願退職したそうですね。年も42歳ということですが、仕事でかかわったことがある人かも知れませんね。お気の毒様。


 依願退職と言うことは当然退職金は支払われた、ということでしょうね。まあ職場の金を着服したとか別に職場に迷惑かけたわけじゃないし、規定上懲戒解雇でなければどこでも退職金は支払われることになっているでしょうから仕方ないかな。


 でも報道によれば、発覚のしかたがとっても不細工ですね。不動産事業の規模が大きくなってきて自分の副業がバレないように嫁さん名義のペーパーカンパニーを作ってごまかそうとしたのに、よりによってそこへ調査に来そうになったので北海道に本店移転したのだとか。それでも調査に来てとうとう自分の副業がバレてしまったのだとか。


 税務署の職員でも自分の回りに調査が来そうになってももみ消せないんですね。まあ、今回のケースは職場に黙ってやってたのでもみ消しようもなかったんですかね、よくわかんないけど。でもほんの10年で4棟60室も所有していたのだそうで、まあお金ありますね。


 08年までの3年間の経費を除いた副収入(税務上の「利益」という意味かなぁ?それともキャッシュの増加額かなぁ?)が600万円ほどあったそうで、借金がそれほど多くなければ結構潤っていたかも知れませんね。40歳過ぎの国家公務員ならそこそこ給料貰ってるでしょうしね。やるよね。


 この件については私は別に非難はしませんよ。商才は持ってたんでしょうけど、残念ながら公務員という本業があったのでこんなことになっただけ。自営業者なら「スゲェな」と素直に賞賛されているところでしょう。まあ公務員だったところがお気の毒さまでした、というだけの話です、ハイ。


 それと最近話題になっている34歳結婚詐欺女の殺人疑惑事件。またこの女すごいですね、報道によれば3年程度の間に1億くらい死んだ男達からせしめたんですって?やりますよね。話だけ聞いていると限りなくクロに近い疑惑の持ち主で、疑惑が本当なら間違いなく死刑ですね。情状酌量の余地は皆無でしょう。


 それはそれとして、この報道を見ていて気になったのは、不細工に近いような三十過ぎの女がなぜここまで男から金をむしり取ることができたのか、ということですね。というか、殺人や詐欺をしようと考えがいたるまで何がこの女を駆り立てたのか、ということですね。


 結局のところ「強烈すぎるまでの欲望」だったんでしょうね。カネや贅沢な生活、或いはミエを張ることについてのですね。多分この女にとっては高級マンションに住み、ベンツに乗り、高い料理を食べて、セレブな生活と呼ばれる生活スタイルへの願望が尋常じゃなく強烈だったんでしょうね。そして一旦それを手に入れると、それを維持する願望がまた強烈だったのでしょう。


 その化け物のように強い欲望と執着心がこの女に男を騙してカネをせしめるというアイデアを思いつかせ、そしてそれを実行に至らせたのでしょうね。つまり人を騙して、場合によっては殺してでもカネを手に入れたいほど欲望が強烈だったということなんでしょうね。


 確かに人を殺してまで自分の欲望を満たそうとすることは絶対に間違っています。しかし別の見方をすれば強烈な願望はそこまで人間を駆り立てることができる、ということを私たちに教えてくれるんですね。ということはこの女が持っていたのと同じくらい強烈な願望を持っていれば誰でも数年間で1億くらいのお金は手に入れることができるということを意味しているんですね。もちろん真っ当な手段によってですが。


 そういう面でこれらの事件を見ると、すごく大きなヒントを私たちに与えてくれます。つまり自分の願望や欲望が強烈であればあるほど、どんな障害が目の前にあったとしても人はそれを実現させるパワーを持っているということです。税務署員の場合は副業規定に反してもそれを実現させ、詐欺女の場合は詐欺や殺人(もちろん現時点では不明)などの反社会的手段によって実現させたわけです。


 であれば、私たちだって自分でもコントロールできないほど強烈な欲望や願望を持っていれば、どんな手段を使ってでも私たちは必ずその欲望や願望を叶えることができるということです。もちろん私たちは犯罪者になるわけではありませんからその実現への手段は合法的な手段によってです。でも誰だって真剣にそれを願うならばどんな願いでも実現可能だということです。


 確かに少し世間を騒がしている事件ですが、これらの事件は私にとても大きなヒントを与えてくれました。

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当ブログにお越しいただきありがとうございます、税理士のもりりです。のんびりと、時々辛辣に日々感じたいろいろなことを自由に書いていきたいと思います。

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