税理士もりりのひとりごと

税理士もりりがぶつぶつと日ごろの出来事についてひとりごとを綴っていきます





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ついに民主党政権誕生へ

2009 - 08/31 [Mon] - 12:35

 今回の衆議院選挙は民主党が単独で過半数を超えそうな勢いです。あらかじめ予想されたこととはいえ歴史的な出来事であることには間違いありません。これほどまで与党が負けたのは一言で言って近年の与党のイメージが悪すぎたということに他ならないからでしょう。


 自民党は小泉元首相まではそれなりにイメージを保ちつつやってきましたが、そのあとの安倍、福田のイメージが最悪でした。麻生総理はその悪いマイナスイメージから持ち上げようとそれなりに頑張っていたように見えましたが、こちらも失言や時折見せる無責任な態度で自民党の支持を持ち直すには至らなかったようです。


 それと私個人的な意見かも知れませんけれども、自民党が公明党と与党連立を組んでいるのも正直気に入らなかったんですね。公明党なんて所詮創価学会の政党じゃないですか。本来マイナーで、思想的にも少し凝り固まったところがある政党だったんです。それが自民党が単独での力を落とすにつれ、公明党の堅い票読みと支持基盤に期待して連立を組んでしまったんですね。以前は自民党が最も敵視していた政党の一つであったにもかかわらずです。


 そして最初のうちこそ公明党も立場をわきまえて連立政権内で振る舞っていたのですが、自民党の力が落ちるにつれて何か自分達が政権を動かしているかのような錯覚に陥ってきているように見えてきました。その勘違いぶりが本当に鬱陶しくて、それに伴って支持母体である創価学会員達もそれまでひっそりと政治活動を行っていたのに妙に自信を持って表に出てくるようになってきました。これも傍目に見ていて鬱陶しく、なおさら公明党が嫌いになっていきました。


 結局のところ人材不足と政権運営の読みを誤ってどんどん弱体化した自民党と、それに反比例するかのようにどんどん勘違いして表にしゃしゃり出てきた公明党と学会員の存在が国民や有権者は嫌に感じていたというのが本音なのではないでしょうか。公明党など高々支持率5%程度の弱小政党です。自民党が連立を組む場合の相手として、民主党以外の政党で盤石な支持基盤をもっているのは共産党と公明党くらいですが、まさか自民党が共産党と組むわけにはいかないので仕方なく公明党と組んでいたに過ぎないのです。


 まあそういう近年の連立与党の状況にさんざん嫌気が差していたために今回の選挙では民主が大勝したわけですが、しかし民主だって不安だらけです。まず政党として何ができるのか、何をしたいのかが見えない。そして大勝したおかげで訳のわからない素人政治家が増えてしまい、こいつらが民主党政治の質を大きく引き下げてしまうかも知れない。また元社会党や元民社党の政治家が党首脳に対して反旗を翻すかも知れないし、また逆に自民党議員が多数合流するかも知れない。全くどうなるのか読めませんね。


 私の予想ではまあなかなか民主党が政権を取ったからといっても日本の政治や景気が良い方向に向かっていくとは思いません。もちろん雰囲気が変わりますので今までの自民党末期のような閉塞感はなく、新しい政権に対する期待で多少良い効果があるかも知れません。しかし官僚はなかなかしたたかですし、ある税務署幹部の言葉を借りれば「国会議員が全員死んでも日本という国を維持していけるだけの人材」が揃っているようですので、民主党に官僚をコントロールできるのかどうかは未知数です。


 また民主党は社民党などと連立政権を組むらしいのですが、社民党には勘違いして図に乗らないで欲しいですね。まあいずれ社民党は民主党連立政権から近いうちに離脱するとは思いますけどね。だってどう考えたって政権運営なんか無理でしょ、あの党には。だって文句と護憲しか言わない福島党首ですよ、お話にならないでしょ。


 でも選挙もこういう結果になった以上、我々は一度民主党のお手並みを見たらいいじゃないんでしょうか。政権が変わることで景気と国の雰囲気が良くなってくれればそれは万々歳ですし、もし仮に大したことができずに政治を混乱させることになるのであれば将来の選挙で民主党にノーの票を突きつけてまた別の政党に政権を任せてみればよいだけのことです。今回の選挙結果も日本という国が良くなるための第一歩だと肯定的に捉えて、とりあえず半年ほど気長に民主党政権に何ができるか見ていくのがいいのではないかと思います。民主党にはこの民意を重く受け止めて一生懸命頑張ってもらいたいものです。


 ただ我々が大きくかかわっている税制や税務行政は一体どうなっちゃうんでしょうね。税制は政治そのものがダイレクトに反映されるものですからね。そういう意味では我々から見れば新たな民主党政権は期待と不安が大きく入り交じっているかも知れませんね。さしあたり来年税制改正でどんなことをしてくるのかよく見ておかなければいけませんね。


 税政連、しっかりと民主党の中枢とパイプを作っておけよ。自民党の大物がこれだけ落選しちゃったら、一体お前らのこれからの活動はどーなるんだよ?民主党政権に対して何もしないんだったらお前らなんかホントに要らないぞ。税制への意見をしっかりと伝え、より良い税理士制度の実現をしっかりと頼むんだぞ。金だけ配って酒飲んで笑ってるだけじゃダメだぞ!


 それから小選挙区と比例代表の重複立候補、ありゃあダメだね。だって小選挙区で「お前はダメだ!」と言われて落選した奴が比例代表で復活当選するんだもの。これこそ民意を全く反映していない選挙結果で、小選挙区で落選させる意味がない。一票の格差が憲法違反で裁判されるくらいなら、こっちの方がよほど憲法違反になる制度なんじゃないの?比例代表制度そのものは悪くないけど、重複立候補は絶対に禁止させなきゃダメですね。

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税務調査って怖いの?

2009 - 08/29 [Sat] - 02:55

 いや、なんかね、よくインターネットとか見ていてあるじゃないですか、例えば「これこれこういう対策をすれば、税務調査は怖くない!」って感じの税理士事務所や税理士が書いた本の宣伝なんかが。私はまだこの世界に入ってから10年くらいなもんですし、それほど税金をごまかそうとする客筋とお付き合いしていなかったということもあるのでしょうけれども、そんなに税務調査って怖いものですか?


 もちろん思いっきり悪行をして、毎年数百万、数千万円レベル以上の所得隠しを行っているような納税者の場合は別ですよ。そりゃあそういう人達に対する税務調査(査察)は怖いでしょう。だって悪いことをしていることを事前に調べた上で納税者にその内容を認めさせるために来るわけですからね。犯罪調査と一緒ですよ。のりピーの覚醒剤の取り調べと一緒ですよ。最初は優しく聞いていても最後は納税者が「済みませんでした。ご迷惑おかけしました。」って言わざるを得ないくらい厳しくきますよ。これは怖いはずです。


 でもね多くの納税者が税務署から受ける税務調査って、大抵の場合ちょっとした申告や決算の内容確認に来ることがほとんどなんです。だから納税者に「ああ、あの売上隠してる。」とか「あの経費嘘っぱちや。」っていうのがなければ、別に怖くも何ともないのです。決算書の科目処理が少々間違っていようと、所得額や申告調整の内容に数字の間違いがなければ別にどーってことはありません。署の偉いさんだって「決算書の科目なんか少々違ってたって問題ないですよ。所得額が間違えてなけりゃ。」って明言しますからね。


 だから冒頭の話に戻るんですが、自分の本を売ったり、自分の事務所に顧客を集めるためにクソもミソも「税務調査は怖いもんだ!でもオレの言うとおりにすれば大丈夫。」なんて言うのはどーなのよ、って思いますね。何度も言いますが、怖いのはバレるとまずいことや隠し事があるからですよ。そんなことを端からしてなければ税務調査なんか来たってなーんにも怖いことなんてないですよ、ホントに。


 そりゃあいろんな基準でもって税務署は調査先を選定するわけですけれども、調査先に選ばれると言うことは別に悪いことをしているから選ばれると決まっているわけではないですからね。「割と成績がいいのでちょっと事業の実態を確認したい」とか「例年と比較してある勘定科目の金額が大きく増減しているので内容をチェックしたい」とか「以前税務調査で指摘事項があったので、それが改善されているかどうかを確認したい」とか色々あるわけですよ。もちろん事前に情報を確認して所得漏れ、所得隠しがあることを把握してから調査に来ることもありますけれども、それは調査対象者や調査官の事前の雰囲気などで大体予想がつきます。予想がつかない調査はほぼ全て通常の内容確認のための調査です。時には新人調査官の修行のために調査に来ることもあります。


 ところで今までの私の経験で言えることは、若い調査官が調査に来ると何かと細かいですね。男性・女性ともに細かい人は細かいですが、若い女性はまず例外なく細かいです。で、大抵はマニュアル通りに調査の手順を進めるので効率も悪く時間がとてもかかります。横で見ていると「オイオイ、そこはいくら時間かけて調べてもなんも出ねえよ。そこじゃなくてこっちだってば。」と思うことも少なくありません(笑)。そんな感じで比較的余計なところに時間をかけて調べるので、時間切れになって肝心なところを指摘できずに終わることが少なくありません。時に資料を署に持って帰って細かく調べることも少なくありません。


 一方で10年以上のベテラン、上席クラスになりますと若い調査官と比べて調査の内容はアバウトになりますが、長年の経験から勘がとてもよく、調査のポイントを的確に突いてきますので作業の効率はとてもよいです。そして納税者から情報を引き出すための話術などもさすがだと思います。で、納税者を交えた修正申告や追徴税額の落としどころ、交渉も上手いものです。またベテランさんほど一定の追徴(調査のノルマ額位)が出たり、或いはいくら調べてもここは何も出ないと分かると調査を早く終わらせて帰ってくれるので、依頼者や我々の負担も少なくて済みます。


 税務調査も無駄な調査ばかりしていると時間と人件費の無駄遣いとなり、結果税金の無駄遣いとの指摘を世間から受けますので、税務署としても調査に行く以上は「この調査ではこれくらいの金額の所得漏れ、税額の追徴を指摘する」という目標(ノルマのようなもの)を事前に設定しています。ですから基本的には手ぶらで帰ってくることは税務署としては面白くないのですが、しかしいくら調べても出ないときには出ないのですから、そこは彼らも潔く諦めます。で、そういう納税者にはそれ以降めったに税務調査には来ません。今時は税務署も人件費削減で人員を減らしてきていまして、その中での税務署の目標はいかに効率よく所得漏れのある納税者に対して調査を行うかということになっています。ですから端から何も指摘することがないことが分かっている納税者に対して調査に行くことなどしないのです。


 だから私は納税者の皆さんにはそういう申告、決算を目指して欲しいと思っています。税務署から見て「ああ、どうせあそこに行ったって何も出ないから行くだけ無駄。」と思ってくれるような納税者になって欲しいと思うのです。それはもちろん赤字申告ではなく、黒字申告においてです。そうなればなお一層税務調査には無縁になりますし、仮に税務調査にやってきても何も怖がることなどないからです。


 皆さんにはぜひそういう納税者になれるように心がけていただきたいものだと思います。税務調査を怖がっているようじゃダメです。ぜひとも「税務調査など全然怖くないよ!ウチに来たって無駄だよ!」と言える納税者になってください。以前のブログにも書きましたが、商売では心持ちが大切です。狡いことを考えている人は結局商売でも失敗します。真っ当な心持ちで商売を行っている人は必ず商売も成功します。税金についても真っ当な考え方をもっている人が結局は商売でも成功すると思います。

自民党のネガティブキャンペーン!

2009 - 08/27 [Thu] - 11:03

 自民党がこの選挙期間中、とうとうなりふり構わない行動に打って出ましたね。昨日自宅に届けられていたパンフレットを見てびっくり。「知ってビックリ民主党 これが実態だ!」と書かれたもので、表紙には続けて「労働組合が日本を侵略する日 民主党にだまされるな!」とあります。


 内容は民主党が政権を取った時の「恐怖」が書かれていて「恐怖その1」から「恐怖その5」まで書いてあります。要は民主党には旧社会党や旧民社党のメンバーも多いので、民主党が政権を取ると労働組合寄りの政権運営になって先ほどの5つの恐怖が現実のものになるのではないか、とのこと。とうとう自民党もここまでやるか、という感じになってきました。今までの自民党であればまずやらなかったであろうネガティブキャンペーンです。しかもタイトルに「だまされるな!」と書くくらいで、まるで超マイナー野党の共産党や社民党が行うようなレベルです。もう自民党が下野する予想の下で最後のあがきを行っているように見えます。


 こういうことを書くと公職選挙法に抵触するのかどうか知りませんが、私も民主党が政権を取ったときの最大の不安要素は、民主党には旧社会党と旧民社党の議員がいることなんですね。まあイデオロギーが全く違う連中が反自民の政権を取るという目的だけで寄り集まった集団が民主党なので、彼らが実際に政権を取ったときに果たしてどのような行動をとるのかが読めないんですね。今表に出てきている民主党議員はほとんどが元自民党議員達なのでなんとなく安心感があるのですが、実際には元自民以外の野党議員も相当いますからこの人達がいざ政権を取ったときに何をし出すのか、或いはきちんと政権運営ができるのかということがもの凄く不安なんですね。


 この不安というのは20年前の旧社会党の「マドンナブーム」に起因しています。あのときも世間は土井たか子氏率いる旧社会党を大いに応援しましたが、蓋を開けてみれば選挙前の勢いの良さはどこへやら結局文句を言うだけで何も実行する能力がないことが分かってしまいました。その後もいざ政権(自民連立)を取らせると能力のなさと自衛隊などに関するポリシーのブレと思考の浅はかさを露呈してしまい世間は更に旧社会党に醒めてしまいました。


 あわせてこの頃久米宏がキャスターを務めていた「ニュースステーション」ではマドンナブームをさんざん支持し、自民党をボロクソに批判していたにもかかわらず、いざ旧社会党が力を持つと今度は自分達があれほど支持していた旧社会党に対して批判を行うようになりました。この様子を見ていて私は「あぁ、テレビ朝日とかニュースステーションには要するになんのポリシーもないんやな。結局力を持っている人達や権力に対して文句を言いたいだけなんやな。」と理解し、これ以降ニュースステーション、テレビ朝日、そして朝日新聞の報道姿勢を全く信用しなくなりました。文句を言うだけなら子供にもできますし、批判するならそこには一定のぶれないポリシーがなければいけませんが、ポリシーのない批判はただの文句ですから聞くに値しません。


 まあそんなこんながあって、今回の民主党の躍進についても一抹の不安を隠せないのですが、自民党がこんなパンフレットを配るくらいですからきっと今回の衆院選挙では民主党がかなりいい線行くでしょうね。民主党が政権を取ったらどのような政権運営になるのか、それもまあ様子を見たらいいんじゃないでしょうか。とりあえず経験豊かな小沢もいますし、旧自民党議員もそれなりにいますから旧社会党ほどはぶれないでしょう。


 民主党が政権を取ると自民党からも結構な数の議員が移動する可能性もありますしね。自民党との大連立だって可能性はゼロではありません。まあそんなことをすれば有権者の政治に対する関心はゼロになっちゃうでしょうけれども。いずれにしても選挙は、即ち民意です。選挙に行かないで文句を言うのは止めて、必ず選挙に行って意思表示をしなければなりません。一度民主党にやらせてみればいいと思えば民主党を支持すればよいですし、やっぱりそれじゃマズイと思えば自民党を支持すればよいのです。


 その結果民意によって新しく政権を取った党がどのように政権運営をするかよく見極めていけばよいのです。その新たな政権が皆さんの選挙による期待と違う行動を行えば次の選挙(来年の参議院かな?)で思いっきり意思表示してやればいいのです。まあ政治に文句を言うのも悪くないですが、その政治を行っている連中を選んでいるのは私たち自身です。それをよく頭に置いて、政治に文句があるのなら選挙で意思表示しなければなりません。それが健全な民主主義でありますし、そこに属している国民の有るべき姿だと思います。


 翻って税理士会、近畿税理士会も日税連も、そういう意味ではあまり民主的な運営が行われているとは思えません。どうすれば民主的に選挙で上層部を選ぶことができるのでしょうか?それともトップダウンで動くべき一般企業のように、そもそも民主的な運営など行う余地がない組織なんでしょうか・・。

また飲酒ひき逃げだって・・。

2009 - 08/25 [Tue] - 08:44

 また福岡で飲酒ひき逃げ事件が起きて犯人が逮捕されたのだとか。その逮捕された容疑者は、なんと福岡県警の巡査部長。しかも社会的問題になった3児死亡事故から丸3年目に逮捕なのだとか。私自身はいままで飲酒運転をしたことがないと言い切る自信はないので偉そうなことは言えないんですけれども、これだけ社会的に問題になっていてみんながこれほど気を遣っているなかで警官が飲酒ひき逃げだなんて、ちょっとおかしいんじゃない、って感じですね。


 私の親戚は大酒飲みが多く、田舎出身なので教師や警察官、公務員が多いのですが、彼らも確かに例の3児死亡事故が起きるまでは法事などがあればガンガン酒飲んでました。「昔は酩酊いうてな、車から降りてまっすぐ歩かれへんくらい飲んだ奴だけが捕まったんや。ほやからわしらくらいの酒の量なら昔なら捕まらへん。」などと当時警官だった叔父も豪語しながら日本酒を煽っていたものでした。


 ところがあの事件以降そんな酒好きの親戚も法事では決してお酒を飲まなくなりました。一滴もです。これにはあまりにイメージが違ったので私たちの方が面食らったくらいですが、しかし警官や教師、公務員なのですから当たり前と言えば当たり前ですね。でもあれだけ何があっても酒はとりあえず飲んでいた叔父達が一滴も飲まなくなったわけですから、組織内での徹底と言いますか、意識付けは相当なものだったのだろうと推察されます。


 そんな中にあって今回の飲酒ひき逃げ事件です。あの大酒飲みでアルコールがないとやっていけないんじゃないかと思われたほどの叔父達ですら車に乗るときは一滴も酒を飲まないのに、それでも飲むというこの福岡県警の警官の存在はあり得ないですね。いくら酒好きで酒が強い人が多い九州者であっても、もうちょっと考えろよ、って思いますね、さすがに。

のりピーの逮捕と裏社会

2009 - 08/19 [Wed] - 11:45

 のりピー、とうとう逮捕されてしまいました。連日ワイドショーではこの話題で持ちきりですが、どうも皆奥歯にものが挟まったような言い方に終始しています。どうも話を聞いていても釈然としないんですね。のりピー自身やそのダンナ、逃走を助けた建設業社長のA氏、その弟のB氏、逃走に同行した義母、そして元弁護士にプロダクションの社長・・。様々な登場人物からいろいろなコメントが発せられていますが、はっきり言って「そんなわけネェだろ!」と言いたくなるような話ばかりがシャアシャアと続けられます。しかしそんなコメントにすらテレビの出演者達は援護するような発言ばかりおこない、どうもあまり触れたくない何かがあることを感じます。


 まあ多くの方たちが既に知っているでしょうからはっきりと言えばいいのだと思いますが、その「触れたくない」理由とは、のりピーを取り巻く人達がみんな「闇社会の人達」だからです。のりピーの父親がヤクザだったことはよく知られていますが、ヤクザと再婚した義母もまた真っ当な人でないことは明らかです。当然ながらヤクザを父に持つのりピー自身も真っ当ではないことは明らかで、だからこそ今回こうやってジャンキーとして逮捕されたわけです。


 弟もヤクザでシャブ中で逮捕、プロダクションの社長は「のりピーの親族がヤクザだなんて知らなかった」と言い通しているようですが、そんな、他人の子供を自分の家に住まわせて面倒見ていたプロダクションの社長が、その子供の親がどういう人物であるか知らないはずがありません。逆に全てを承知していたからこそヤクザの娘を預かって芸能界でデビューさせたと考える方が自然です。そういう意味では、この社長も相当な人物でしょう、ヤクザと対等に渡り合えるくらいですからね。


 そして逃走を助けたA社長と、その弟B氏、そして元弁護士。怪しすぎます。建設業の社長にはもちろん真っ当な方がほとんどですが、闇社会の人が多いのも事実です。そもそも縁もゆかりもない他人がヤクザの娘である芸能人の逃走を助けるわけがなく、のりピーの父親と同業者であるからこそのりピーをかくまい、そして覚醒剤使用の証拠が消えるまで自分が所有している各地の家で面倒を見たわけですね。


 ここにかかわる元弁護士も怪しすぎ。そもそも「元」弁護士ってなんだよ、って感じですね。「元」弁護士なんて、どうせ悪いことして懲戒処分になって資格剥奪されたからだろ、って事を想像しますよね。あんなに難しい試験を苦労して通っているのに、その資格を自らの意思で捨てるなんて普通は考えられませんからね。元々闇社会とつながっていて、闇社会の手助けをしたから表社会から捨てられて資格剥奪されたとしか考えられませんものね。


 まあよくもまあこれだけ怪しい人物ばかりが登場するものですね、のりピーの周りには。でもこれが芸能界ですよ。芸能界ってこんなレベルの世界なんだと思いますよ。歴史的に見てもそうですからね。税の歴史を調べていけば、芸能人がどういう扱いを受けていたのか、なぜそういう扱いだったのか、ということが歴然とありますしね。もちろん暴力団の成り立ちを調べても芸能界との深い関係がすぐに理解できます。


 だから芸能界は普通の人がかかわるべきではないし、またかかわることができない裏社会の一つだと思っておくのがいいと思います。当然そういう世界とかかわっている人ばかりが出てくるのが今のテレビですから、ワイドショーでものりピーの周りの人達を非難するようなコメントを出せないのでしょう。のりピーの親族がヤクザだ、という事すら一言も触れようとしませんしね。だってもし余計な発言をしちゃうと自分がこの世界から消されちゃうかも知れませんから皆必死です。あぁ怖。


 そんな中にあってあまりにはっきりとのりピーの周りの怪しい人達とウソをテレビで指摘したのは、「たかじんのそこまで言って委員会」。関東のキー局番組が影響を恐れて触れないタブーに堂々と本音で挑戦していく番組で、私も毎週見ています。先日の放送の冒頭で、あまりにあっさりとのりピーを取り巻くヤクザの話を行い、「よくあれだけウソで固め通すことができるな」とばっさり切り捨てていて、心のつっかえが取れた気がしました。まあ結局のところ、のりピーの一連の騒動は、ワイドショーでどれほどオブラートに包んで報道しようとしても所詮逮捕逃れのための逃亡だったのです。のりピーの「覚醒剤使用はこの半年くらい」、A氏の「逮捕状が出ているのを知って早めの自首を勧めた」、プロダクションの世間を欺くコメント、全てがウソばかりで、所詮裏社会の連中が言っていることですから端から真実など話しているわけがないのです。


 もちろん警察はこんなこと百も承知です。テレビでどれほどいいイメージで報道しようとしたって、警察はのりピーが裏社会とつながっていることなど最初から承知のはずです。だって身元照会すれば一発ですからね。ところでこの事件で一番割を食っているというか、間抜けなのはのりピーのダンナ。完全にのりピー側の闇つながりをあぶり出すための囮でした。中途半端なワルで、屁垂れ、だからのりピーのワルぶりとウソをどんどん警察にペラペラと喋ってくれるでしょう。ただ誤算だったのはのりピーが逃亡したこと。警察もまさかのりピーが逃亡するは思っていなかったのでしょうが、おかげで彼女の闇支援者が次々にあぶり出されてきました。


 たとえ今回の事件でのりピーの罪が比較的軽くなって結果的に逃げ得になったとしても、警察側から見ればとても貴重な情報を入手することができたわけです。よく計算されて逃げたつもりでしょうが、所詮闇の連中がやっていることはワルいことばかり。ワルのやることをいつまでもみんなが見過ごしてくれると思ったら大間違いで、いつかはそれ相当な罰を受けるように世の中なっているんです。世の中必要悪は確かにありますが、図に乗り過ぎると世間と警察もさすがに許してくれませんからね。


 ああもう一人のワルがいましたね、押尾学。こっちも相当なワルですわね、顔に書いてあります。こっちは薬物だけでなく、人まで死んでいますからね。のりピーとはワルさのレベルが違います。そしてこのワルを取り巻く一見表社会の住人に見える会社社長や関係者達。全てが報道されるかどうかは分かりませんが、このワル達のつながりと悪行もやがて検察や警察によって調べがついてくるでしょう。


 まあ芸能界って、そんなもんでしょう。社会不適応でどーしようもない人達の行き着く先が893か水商売か芸能界ですからね。「でも芸能人って金持ちも多いじゃない。」そりゃあそうです、裏ですもの。お金を稼ぐために手っ取り早いのは表ではできないことをすることですよ。だから世の中にはそうさせないために法律って言うものがあるんじゃないですか。金持ちならば誰でも尊敬されるべき、っていう感覚がもう世の中が相当拝金主義に侵されている証拠かも知れませんね。


 でも、世の中の現実をよく知ることも一般の方が無用な犯罪に巻き込まれないためにも大事ではないかと思います。世の中には触れてはいけないものがあること、触れるべきではないものがあることを知っておくことは自分の身を守るためにはとても重要だと思いますよ。

専用機メーカーの営業と税理士業界

2009 - 08/06 [Thu] - 06:29

 先日某会計専用機メーカーの営業が事務所にやってきました。ここは以前の勤務事務所でお世話になっていたメーカーです。そして「お安いソフトを提供するプランができましたのでご検討ください。」とパンフレットを置いて帰りました。


 確かに値段だけ見ればそれほど悪くないプランでした。しかし資産税が値段に含まれていません。まあ、資産税など普通の税理士は年に何回もあるものではありませんから、敢えてここのメーカーのソフトである必要はありません。


 しかし私はもうこの専用機メーカーの製品はここ数年使っておらず、今更「お安くなりました」と営業がパンフレットを持ってきても乗り換えるつもりはサラサラありません。正直言ってこのメーカーの製品を使いたくないのは値段云々とかの話ではないのです。


 このメーカーはかつての栄華が忘れられないのでしょうか、パソコン、特にウィンドウズへの対応に大きく遅れてしまいました。ウィンドウズが世に出て既に10年以上の時が経っているのにシステムは基本的にMS-DOSをウィンドウズに移植しただけの代物で、全くウィンドウズの利点を生かしていません。


 当然ながら複数の業務ソフト(例えば会計ソフトと税務ソフト)を同時に二つ立ち上げることができませんし、データ入力の際のカットアンドペーストなどできる余地もありません。これだけでも相当業務効率は落ちるのに、最悪なのは会計データも税務データも全く外部に書き出すことができないこと。これは専用機メーカーの本当に悪いところで、自社製品以外ではデータを全く二次利用できないんですね。


 今時エクセルなどで自由にデータを二次利用して、各種の分析作業や、仕訳データを作成するなど当たり前のことなのに、このメーカーは全くそれを許さないのです。もうこれは私に言わせれば専用機メーカーの驕りでしかなく、ユーザー無視の姿勢も甚だしいところです。


 今一般的なパソコンのソフトは「汎用性」が売りです。汎用性のないソフトなどまず無いと言ってもよいくらいです。つまり他社のソフトでも使えるようにデータを書き出すことができるのが当たり前なのです。それがユーザーの利便性につながり、ひいてはそのメーカーの利用価値を高めることにつながるからです。


 営業にやってきた専用機メーカーは完全に時代に逆行しているわけです。なぜそれでもこの10年というウィンドウズ全盛時代を生き延びてきたかと言えば、税理士業界にいる人たちがあまりにパソコンに疎かったからです。パソコンがどれほど利用価値の高いものであるかということを理解できなかったし、理解しようともしなかったからです。


 今まではそれでも「今まで慣れたシステムだから」「乗り換えるのが面倒だから」「セキュリティが安心だから」などという幻想的な言葉をちりばめて営業担当者は旧態依然としたシステムを税理士に売りつけ続けてきました。親方税理士もあまりパソコンのことが分かっていないものですから、「変わらないことこそが最善」との売り文句と変化に対応できないベテラン事務所員の意見に押されてレベルの低いシステムを使い続けてきました。もちろん使っている本人も他のシステムを使ったことがないので今のシステムが大きく遅れていることなど知る由もありませんでした。


 しかしさすがの税理士業界もパソコンに慣れた若い人が増え、専用機メーカーの提供するシステムのレベルの低さが徐々に分かるようになってきてしまいました。一般に販売されている税務・会計ソフトのレベルは専用機メーカーのそれと比較しても全く遜色無いものがでてくるようになりました。しかもこれらのソフトは汎用性がとても高いので二次利用がほぼ自由にできます。


 件の営業マンに私は「ありがとうございます。じゃあちょっと検討させてもらいます。」とにっこり愛嬌を振りまきましたが、ここ数年使ったこともないし元々先ほどのような理由でシステム自体が嫌いだったので全く検討の余地などありません。今更値段を下げて販売してきても全く使うつもりなどありません。


 この専用機メーカーなど、もやは完全に時代を読み違えているのです。もちろん高齢者が多い税理士業界ですからまだそこそこは時代を読み違えた営業・商品開発方針でもやっていけるでしょう。変化のない税理士業界だからこそこんな前時代的なメーカーでもやっていけるのでしょうが、それでも若い税理士達はそんなレベルの商品に満足することはできません。なぜなら顧客の要求に専用機メーカーのシステムでは対応できなくなってきているからです。


 今や自計化は当たり前の時代。その自計化された会計データを問題なく税理士事務所において処理し、そして処理後のデータを顧問先に戻す。それもいろいろな会計ソフトで同じ事ができなければなりません。この作業をストレスなく処理できなければ話にならないわけで、さらには自計化のデータを元に経営分析や会計資料を作成しなければなりません。そこにはエクセルとの親和性が当然大事になるわけで、これらのことが税理士事務所で難なくこなせなければなりません。


 いまだにウインドウズに対応できない専用機メーカーのソフトなどもはや遺産に過ぎません。今時税理士や税理士事務所の職員が「パソコンに弱い」などという言い訳が世間で許されるものではありません。一般企業の社員ならパソコンに触れない社員など、存在自体が許されない時代です。パソコンやインターネットができないと他社との取引ができないくらいになってきています。税理士は暢気な世界にいますが、税理士もしっかりと時代についていかないと、本当に世間から要らない職業だと言われるようになりますよ。専用機メーカーと一緒に税理士も表舞台から消えて行くんでしょうかねぇ・・。


 結局は「適応力」です。よく言うでしょう、生き残るのは強い者ではなく適応した者だ、と。これは全てのことに当てはまるのです。私から見て税理士業界に最も欠けているのはこの「適応力」です。税理士に時代への適応力がないから専用機メーカーも今まで世の中を舐めたような姿勢でも生き残ってこれたのです。まあ平均年齢60歳以上の、既に適応力もクソも関係ないような人達が大半を占める業界ですから無理もありませんが、だからダメなんです。政治家に金ばらまくだけで生き残れると思ったら大間違いです。


 税理士がこれからの時代も世の中から必要とされる職業であり続けるためには、きちんと時代に適応しなければいけません。適応できない人達は淘汰され、適応する人達が果実を手に入れる業界でなければなりません。


 まさに全てにおいて今税理士業界は変革しなければならない時期にきています。トップの英断が求められますが、高齢税理士と連んでいる業界のトップに、さあナニができるのでしょうか。

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当ブログにお越しいただきありがとうございます、税理士のもりりです。のんびりと、時々辛辣に日々感じたいろいろなことを自由に書いていきたいと思います。

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