税理士もりりのひとりごと

税理士もりりがぶつぶつと日ごろの出来事についてひとりごとを綴っていきます





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リース取引の税務処理変更に文句

2008 - 12/29 [Mon] - 12:17

 リース取引に関する消費税の処理、めんどくさいですよね。でも11月に国税庁からQ&Aで「リース資産に関する消費税は従来通りリース料を払う都度課税仕入にしてもOK」との特例解釈が発表されました。


 が、一言言っていいですか?遅っせーよ(笑)。遅すぎるだろ、こんなの。リース資産の税務なんて4月からスタートしてるじゃないの。何で7ヶ月もかかるんだよ、判断するのに。もうこんなのアホかですよ。当初わざわざ税務署に確認したって「いやあ、消費税法上認められるのはリースを開始したときの一括課税仕入処理だけですねぇ。他にはありません。」っていうし、税務通信だってこの方法しか書いてなかったじゃない。こんなにも大きな税務処理の変更点なのに、何でさっさと実務指針を公表しないのよ、おかしいじゃない。何で今頃なのよ!


 そりゃあリース開始時に一括控除していれば納税者有利だからいいじゃない、って話になるのかも知れないけど、コロコロルールが変わるのが困るのよ。お客さんは4月から11月の間にバンバンリースするんですよ。その時に「いやぁ、税制が変わりましてね、これからはリースが始まった時じゃないと消費税の控除ができないんですよ。だから会計処理も変えてもらわないといけませんねぇ。」なんて書類も作ってさんざん言い回っていたのに、11月になったとたん役所の方が「前のままでいいですよ」ですってよ。今更戻せないんだよ、処理がややこしくなるから。今更元に戻したらいろんな会計処理が混在してお客さんも、私たちも訳わかんなくなっちゃうのよ。


 何やってんだよ、ホントに。こんな問題が起きることなんて最初から分かってたはずだろ?誰がルールを変えさせたんだよ。今更変えんなよ、ホントに。こうやって会計と税務がどんどん乖離していって、どんどん税理士が処理している内容だけが従来通りの古っうーいやり方を踏襲するんですよね。それで気が付いたら税理士のやり方って会計士や会計に詳しい実務家から見れば時代遅れで失笑を買うような処理ばっかりになっちゃうんですよね。何が「税理士は会計の専門家」ですか。笑わせんじゃねぇよ。「会計の専門家」って言いたいのなら、きちんと会計基準に従って会計を処理し、それに基づいた税務を行えよ。ホントにかっこわるいんだから。今回だってばっさり変えちゃえばよかったんですよ。別にそれで徹底すればよかっただけなんだから。戻すこと自体が信じられないんですよ、私には。(追記:誤解の無いように、会計上は特例で中小企業などは当初から従来の賃貸借会計処理はできたんですが、消費税法上は契約時の一括控除しかできなかったんですね。じゃあ税務がそうであるならば、中小企業かどうかにかかわらず会計を本来あるべき資産購入時と同じ会計処理を行っておけば何も問題ないでしょ、ということが言いたかったわけです。何でそれに統一しなかったの?そっちの方が本筋の会計処理でしょ?と言いたかったわけです。ハイ。)


 まぁ、税理士業界の力のある方が圧力をかけたんでしょうねぇ。でもそれ迷惑ですよ、単純に。結局は税理士のやることは古いことの温存ばかり。新しいことには全く対応不可能と自ら言っているようなもの。日税連も「当会では、「平成21年度・税制改正に関する建議書」において、このような経理実務を踏まえ、実務上の混乱を防止する観点から、移転外リース取引につき、賃借人が賃貸借処理をしている場合には、そのリース料について支払うべき日の属する課税期間における課税仕入れとすることも認めるよう建議してきたところです。」なんてぬけぬけとホームページに書いてんじゃねぇよ、ホントに。こんな税制改正が行われることなど遙か以前からわかってたはずじゃないの?どれだけの期間「建議」すれば国税庁に申し入れできたんだよ!遅っせーんだよ!こんなののんびり建議してる場合じゃねえよ!4月になるまでに国税庁と実務について打ち合わせしとくべきなんだよ!アホが!


 ・・と、今回はいささかご機嫌斜めの荒れたブログになりました。口悪く罵ってごめんなさい。でも相当腹立ってます。ったく何のために日税連ってあるんだよ、って気になりましたね。

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日々雑感。

2008 - 12/23 [Tue] - 02:00

 最近のニュースなどからの雑感を。ここのところ毎日派遣社員切りのニュースが流れない日はないほど派遣社員の雇用が話題になっています。しかしそれよりもっと問題なのはソニーなどが正規社員のリストラに手を付けていることですね。景気が悪くなって簡単に社員を首にするのなんて一番能のない解決策で、経営者の無能無策をさらけ出しているだけです。正社員の首を切るのであれば、まず経営者が自分の無策の責任を取るべきです。そのための高給をもらっているわけですから当たり前でしょう。経営者は社員とその家族の生活を守る責任をずっしりと背負っているわけで、その責任がとれない人間が経営者になってはいけません。


 最近の日本企業が間違ってきているのはアメリカ的企業経営の真似をしすぎて雇用まで変動費、流動化扱いしているところです。雇用は絶対的に固定費で、雇用維持は企業の義務です。それをできる自信がないのであれば無責任に雇用してはいけません。そんなことだから従業員のモチベーションが落ちて結局長い目で見て企業の業績を落とすことにつながるのです。まあ株主重視の経営を行うのであればそうならざるを得ない面もあるのでしょうが、しかし株主を重視したって企業が潰れてしまっては株主重視もクソもありませんからね。日本企業のよいところは絶対に守っていかなければダメですよ。それが日本企業のアイデンティティであり、それがなくなればどこの国の会社でも一緒っていう話になりますもの。今一度大企業には従業員の雇用の意味について考えて欲しいものだと思います。それに正社員や派遣社員を切ってもそのことで結局さらに世間の雰囲気を悪くするだけで何のメリットもないんですよね、ホントは。


 それからふと思い出した坊主の話。仕事柄多くの葬儀に参列することが多いのですが、しばしば坊主でない坊主、つまり髪の毛が生えている坊主を見かけることがあります。俗世の雑念を払うために剃髪していると私は聞いたことがあるのですが、剃髪していない坊主は即ち雑念にまみれた坊主だと自ら言い回っているようですね。きっと「スキンヘッドだと格好悪い」「似合う服がない」「女の子にモテない」とかそんな理由なんだろうと思いますけど、金だけが目当てで坊主になったニセ坊主であること丸出しですね。髪を剃ることすらしようとしない坊主などとんでもない偽物。どんな綺麗事を話しているとしても髪の毛の生えた坊主の話など信じるものじゃありません。所詮アルバイト感覚で坊主業を行っている人ですからね。とても真剣に宗教で人を救おうと考えているようには見えません。教会結婚式場のニセ神父と同じようなもんですね。そういう輩が増えたと葬儀屋さんも嘆いていました。


 それから学校の英語の授業を英語だけで行おうという話。これは当然ですよね。何で今までしてこなかったのか不思議なくらい。会話重視で英語を教えるのは100%正解です。しかし今までの英語教師で対応できるのかという問題があるようですが、そもそも英語を話すことができない人間が生徒に英語を教えていて平気なほうが問題です。英語なんて所詮言語ですよ。本来的に言語に理論や理屈は不要でしょう。どこの日本人が理屈から日本語を覚えましたか?日本語は会話から覚えたでしょう?歴史的に日本の英語教育では英語教師が不足していたためまともな会話教育ができなかったんですね。だから会話抜きで英語を読み書きできるよう文法という理屈から入らざるを得なかったのです。そのため理屈に強い、所謂賢い人が外国語のマスターにも強かったわけですが、そもそもの考え自体が間違っていたわけですね。


 おかげで日本では義務教育で6年も英語を習っているにもかかわらず、それだけでは英語を一言もしゃべることができないという世界でも特異な英語教育になってしまったわけです。難しい文章は読みこなせるんですがねぇ。英語圏以外の国の人がテレビのインタビューを受けて英語で流暢に受け答えしている場面を見て驚くことがありますが、よく考えれば普通に英語教育を行えばこれくらい当たり前なんですよね。今までの日本の中高校での英語教育が間違っていただけのことなんですね。日本も100年経ってやっと「普通の」英語教育になるだけのことです。でもまた日教組みたいなのが反対するんでしょうねぇ。だってしゃべれない英語教師の処遇が問題になっちゃいますからね。先が思いやられますね。


 それからトヨタの業績悪化の話。これは本当に想定外でした。トヨタはアメリカ市場でほとんどの利益を上げているとすら言われていましたから円高とアメリカ市場での自動車販売の落ち込みはそれほど甚大だったということですね。バブル崩壊があろうと、金融危機があろうとトヨタだけは全く影響を受けることなく着実に利益を増やし続けてきていたのに、そのトヨタがこうですよ。そりゃあ各方面にショックを与えますよね。まあでもあのトヨタのこと、バランスシート上ではこんな1500億円の営業損失なんて屁ともないでしょうし、すぐに業績を回復させると思いますよ。トヨタの経営は日本でも世界でも別格ですもの。私はそう信じています。トヨタの復活が日本経済の復活の象徴ですからね。

税理士業務の電子化は誰にも止められない。

2008 - 12/22 [Mon] - 01:02

 今日ふとNTTデータの達人シリーズのホームページを見ておりましたら新製品として「電子申告の達人」というソフトの紹介がされておりました。内容を見ておりましたら会計ソフトやASPサービスからデータを連動処理で取り込んで電子申告で確定申告を行ってしまおう、というものです。我々プロが使っている「所得税の達人」のASP版といいましょうか、廉価版といいましょうか、一つのソフトで複数の納税者の処理ができないとか、データはNTTのデータセンターに保管されるとか、そういった違いがあるようです。


 このサービスなどを見ていますと、今税理士会が神経を尖らせている中小企業庁のSaaS計画とほとんど内容は一緒ですよね。利用する会計ソフトがASPである場合、会計もASP処理、申告もASP処理で行うわけですから、中小企業庁よりもこちらの方が一歩先を行っているくらいです。でもどのような処理方法であろうと申告書を納税者が自分で作成する限り税理士法違反にはなりませんよね、きっと。さて、税理士会はこのサービスにどう反応するのか見ものですね。もしこのサービスが税理士法に照らしても問題ないのであれば中小企業庁のサービスも全く問題なさそうですね。


 でもNTTデータも気を遣っていますよ。ホームページに「法律の定めにより、申告書の記載方法に関するお問い合わせにはお答えできません」と税理士法違反になる行為は行わないよう明記していますからね。まあこんなソフトが発売されて、国税庁のe-taxソフトなんかよりもずっと使い勝手のよいソフトが出てくればよほど複雑な申告内容で無い限り誰でも簡単に個人の確定申告など自分でできる時代になりますよね。それを税理士業務に与える影響が多大だ、と問題視したり批判するのも結構ですけど、個人の簡単な申告なんてそんなもんじゃないですか。自分でできる人は自分でやったほうがいいんじゃないですか?納税者から見ればいい時代になったじゃないですか。はっきり言ってしまえば、税理士はそういう簡易な申告をするような納税者を商売の対象にするな、ということですね。税理士は税理士の専門知識と経験を必要とする方々だけを相手にする商売を行っていくのが本筋だ、と言うことに今後ますますなっていくのでしょうね。


 問題はこのソフトを使う納税者が申告書を作成する際に困った時に誰に相談するのか、誰がアドバイスするのか、ということですよね。そこでNTTデータと税理士が業務提携でも結んでユーザーが困ったときの問い合わせ先として税理士会の相談窓口をNTTデータのホームページなり、「電子申告の達人」のヘルプに各税理士会、支部の連絡先を記載するなりすれば双方丸儲けでいいんじゃないですか?税理士会はそういうことに積極的にかかわってせっかくの大きなビジネスチャンスをモノにしようとしないくせに、こういう申告書作成サービスみたいなことを企業が始めるとやれ「税理士法違反の疑いが!」なんて難癖つけるんですものね。申告データを自社サーバーに保管していることが税理士業務に抵触するとでも文句を言うのでしょうか。それだったらNTTデータが企業内に税理士を雇って、その人がこのサービスのデータの管理運用業務を行う建前にすれば問題ないですかね。でもそんなことをして意味があるんでしょうか?


 結局税理士側が企業のサービスの進化について行けてないから「税理士法違反」という伝家の宝刀を抜いて企業の新規事業開拓の邪魔をしてるだけでしょう?それは新しい技術やサービスについていけない税理士が悪いんですか?それともそういうサービスを考えつく企業が悪いんですか?普通に考えればサービスについていけない税理士側の方が悪いに決まってますよね。税理士自身が新しいサービスに対応していけばいいだけの話ですものね。本来的にはNTTデータのようなサービスを税理士自身が最初に行うべきだったんですよね。税理士がソフトメーカーとそういうサービスを共同開発すればよかったのです。ところがそういうアイデアも金も行動力も税理士サイドにないからソフトメーカーが先に手を付けちゃっただけの話なのです。


 で、非税理士がこういうサービスを事業展開させようとすると、必ず税理士会や日税連が税理士法違反をちらつかせて待ったをかけようとするんですよね。なぜかといえば、それはただ単に「世の中の多くの税理士は新しいサービスについていくことができないから」という理由しかないのです。しかしパソコンに慣れた若い税理士は容易にその動きについていけますよね?じゃあついていけない税理士って誰なんですか?もうお分かりですよね。その方々の権益を守るために反対しているだけなのです。そうなると「税理士法ってそんなにすごい法律なの?税理士ってそんなにすごいの?」って話になってまた規制改革の話題に上るわけです。


 それでも全くもって面白いのは多くの税理士がパソコンなんて全くダメであるにもかかわらず、電子申告だけは積極的にかかわろうと日税連などが演出していることですね。なぜか?それは電子申告の旗振り役が国税庁だから。単純に逆らえないからですよね。でも中小企業庁や民間企業であれば「税理士法違反の疑いあり」という伝家の宝刀をすぐにちらつかせて難癖つけるわけです。そう考えると税理士会って何とも情けない団体ですね。


 でもそう遠くない将来にSaaSをはじめとした時間と場所を超越する画期的な税務・会計サービスが世間に普及するはずです。その時に紙で申告書を提出していた時代にできた古い税理士法でそのサービスに対応するのがよいのでしょうか?どうせそうなったら古い税理士業務スタイルしか行えない税理士は雪崩を打って廃業に追い込まれますよ。だって電子処理が進めば税理士事務所の場所がどこにあるってことにはほとんど意味がなくなりますからね。極端な話東京の大税理士法人が日本中のほとんどの税務申告を一手に引き受けることだって十分可能になりますもの。テレビ広告を大々的に打ち、ネット決算、電子申告、そしてインターネットテレビ電話やクレジット決済などを利用した低価格で利便性の高いサービスを全面に打ち出せば、多分アッと言う間に膨大な顧客をかき集めることができますよ。特にこれからの個人の確定申告なんてすごいシェアを取ることだって可能なんじゃないでしょうか。電子申告やSaaS、ASPサービスがより進化すれば市場の流動化と寡占化は恐ろしいスピードで進むでしょう。


 もう税理士業務も電子化をはじめとする時代の流れには逆らえません。であれば古い体制の延命を図ろうと必死になるのではなく、いち早くその時代の流れを先読みして税理士業務がその新しい時代の中で商売として成立していく方策を今から模索し、対応していく方が賢いんじゃないでしょうかねぇ。はっきり言ってしまいましょうか、多分このスピードで税務・会計の電子化が進化すれば5年後には多くのお爺さん税理士達の仕事はなくなるでしょう。本当に税理士が100%の電子申告率を達成していればお爺さん税理士の出る幕はないでしょう。その時に生き残っているお爺さん税理士は本当に一流の税務の知識と経験を持っている一握りの方たちだけに限られているでしょう。その前兆を感じ始めたから日税連や税理士会は過度の業務革命がお爺さん税理士村を襲わないよう必死に予防しようとしているのかも知れませんね。


 でも多分何をやっても無理ですよ。やってくるものはやってきます。じゃあ我々はスピード感溢れる電子税務サービスを最大限活用して勝つ方法を研究開発していきますか。今の税理士法を上手く解釈しながら。そういう分野は我々中年・若手の得意分野ですからね。我々は勝ち残っていく準備を整えていくこととしましょう。しかし日税連会長が電子申告を推進を強調することによって、逆に会長が保護したいと考えている高齢税理士達の利益が失われることになるのは誠に皮肉な話ですね。高齢税理士達の利益を確保したいのであればSaaSの時と同じように日税連は電子申告にも難癖を付けて反対すればよかったのに。


 電子申告推進は結果的に若手に革命的なチャンスを与えてくれているようなものですね。ASP、SaaSと電子申告は税理士業界にとっての鉄砲伝来みたいな事件になるかも知れません。今まで厳然と存在してきていた税理士の序列や力関係を一気にひっくり返すことができる道具かも知れません。若手の皆さんで知恵を出し合って若手が儲かる税理士サービスの展開を研究していきましょう。そういった研究会、勉強会を行い協力しあって新たな電子税務サービスのビジネスモデルを若手の皆さんで作り上げていってはどうでしょうか。

古いリーガルの修理が完了!

2008 - 12/21 [Sun] - 02:47

 すみません、靴の話ばかり連続で。今日は18年選手のリーガルの靴修理が出来上がったので取りに行ってきました。お値段1万5百円也です。昔はオールソール修理も4千円~6千円程度でリーガルが行ってくれていた記憶があるのですが、ある時期からリーガルのオールソール修理の出来映えが大変悪くなったんですね。結構めちゃくちゃに修理してくるんですよね、これが。

 ということで少しくらい値段が張っても綺麗に直してくれるところに出すようにしているんですね。リーガルのオールソール料金と比べると若干高いかなと思わないこともありませんが、一般的にオールソール料金としては高くないと思います。

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新しい靴が到着!

2008 - 12/19 [Fri] - 10:33

 先日イギリスの靴屋に注文を出していたチャーチの靴、今日届きました。本当は昨日最初の配達があったのでわずか一週間足らずで手元に届いたことになります。あらためて世界の狭さといいますか、世の中のビジネスがグローバル化されていることが実感されました。受取時に関税と消費税、合わせて4,900円を追加で払いましたが、支払総額は予定通り3万円くらいとなりました。17年ほど前に買ったバルモラルだって日本で4万5千円しましたからねぇ。日本での定価の3分の1程度・・。安い。しかも箱を開けてみると買った靴屋の靴べらと靴クリームもサービスでついていました。良心的なお店で感謝、発送も早かったし。


 さて届いた靴、チャーチのバルモラルですが、早速今日履いてみました。まずはアッパーとソールにデリケートクリームを塗ってしなやかにさせてから履きました。そこで10年ぶりくらいに履いたバルモラルの感想です。素晴らしいです、とても初めて履いた靴とは思えないほど素晴らしい履き心地です。もちろんまだ足には馴染んでいないのですが、チャーチの中でもバルモラルがきっと私の足には最も合っているんだと思います。新しい靴なのに歩いていてもどこも痛くならず、無理な力がかかることがありません。あらためて昔履いていた茶色のブックバインダーのバルモラルが素足で歩いていると錯覚するほどのフィット感だったことを思い起こさせました。


 きっとこのバルモラルも足に馴染んでくれば素足で歩いているようなフィット感覚になってくるのでしょう。チャーチの同じサイズでも別のモデルではバルモラルほどのフィット感は無かったのでチャーチも変わってしまったのかと思う部分がありましたが、バルモラルを履くと何ら変わっていなかったことがよくわかりました。もちろんこのバルモラルが昔からの木型で作られているモデルだから変わるはずが無い、ということも言えるのですが、あらためてチャーチが手ごろな価格で良質な靴を作っていることが実感されました。


 十数年前のバルモラルとの違いはいくつかあります。まず内張が皮になっていること、昔は布でした。そしてつま先に昔は飾りがありましたが今はありません。そして踵が昔は全面ゴムだったところが今は楔形のゴムに変わっています。今の方がクラシックな感じがしますが、個人的には昔の方が実用的でエレガントな感じがしたので好きでした。昔のふにゃふにゃなアッパーも頼りない感じがしましたが履いてみるととてもしなやかでした。今のアッパーは内張が皮であることもあってかとてもしっかりと作られています。高級感漂いますが、布の方が履きやすかったかも知れません。でも布の内張がついている7-8年程前のレゲートも持っていますが、こちらはいつまで経っても堅い履き心地です。昔のスペックで作られていたのに底敷きには"Millan"と書いてあるモデルで、ちょうど買収話が出始めた過渡期の頃の靴でしたから品質もいまいちだったのかも知れません。それからしばらくしてチャーチの靴は市場から完全に消えましたからね。


 まあそれはそうとして、今回買ったバルモラル、本当に良さそうです。いい買い物ができて嬉しいです。お金に余裕が有れば同じモノをもう一足買いたいくらいです。何しろ普通の商品ラインアップにこの73の木型で作られたバルモラルはありませんからね。なくなる前にぜひ買っておきたいですね。それからもしチャーチの靴を買おうかな、と考えておられる方に一つだけアドバイスを。幅が「G」だけは絶対に選ばないで下さいね(笑)。なぜなら「G」は死ぬほど不細工。日本人の足が幅広だからという世間の言葉に惑わされてゆめゆめ「G」を買うような愚行は絶対にしないで下さい。あまりのデザインの悪さに後悔することしきりです。私も一つ買ってたいそう後悔しています。イギリスの靴はそのシェイプが命です。さすがのチャーチも幅が「G」になればシェイプもクソもありません。これだけはご注意を。

「税理士の少子高齢化」

2008 - 12/18 [Thu] - 09:20

 「税理士の少子高齢化」とは面白いタイトルですが、これは平成20年12月15日付税理士界、第1251号の3ページ目にある「源流」というコラム欄に書かれていた記事のタイトルです。税理士の皆さんはお手元に届けられていると思うので是非目を通していただきたいと思います。私は税理士界や近畿税理士界といった会報誌に書かれている内容が綺麗事や既得権確保ばかりであることが多いので批判的に読むことが多かったのですが、今回の「源流」の内容には全く賛同しました。日税連の会報誌にこれだけ明確に税理士業界の現状の問題点を指摘し、早急な体質改善に関する問題提起を行っているのは珍しいと感じました。


 内容はまず税理士業界の若い人の比率の低さを指摘し、そして受験制度を見直し、補助税理士制度も見直すことを指摘し、「既存の税理士の権益が守られる時代が続くことは、税理士会にとってはむしろ不幸な時代の始まりではなかろうか。税理士が魅力ある職業であり続けるためには発想の転換時期が来ている。」と結んでいます。まさにその通りであると思います。ここで言う「既存の税理士」とは登録税理士7万人のうち半数以上を占める60歳以上の税理士のことを指していると考えられます。つまり年寄りだけが儲かるような仕組みになっている職業が若者から見て魅力ある職業に見えるわけがなく、年寄りの利益・権益を手放さないようになっている制度に大きな問題があるわけです。年寄りの権益は温々と確保されているのに、若い人達には利益が回ってこないばかりか競争と社会的義務ばかりが押しつけられているのが税理士業界の置かれている状況なのです。


 以前のブログに書きましたように、補助税理士制度などはまさに既得権益を確保している税理士を守るだけの制度であって、補助税理士にならざるを得ない若い税理士の利益や将来など全く考慮されていません。こんな酷い制度は即座に撤廃されるべきであって、この補助税理士制度が維持されている限り若い税理士に可能性はありません。全ての利益が補助税理士を雇う開業税理士や税理士法人に集まる仕組みになっており、補助税理士は自らが行った税理士業務から適切な利益を受け取ることができないようになっています。


 補助税理士が税務支援を行ってもその報酬が開業税理士や税理士法人に入って行くというのはまったくおかしいと言わざるを得ません。そもそもこんなバカな話ってありますか?補助税理士が事務所とは100%関係のない税理士業務を行っているのに、その報酬が自分に入らないで親方に吸い上げられてしまうのですよ。何でですか?これではまるで補助税理士が親方税理士の利益のためだけに徒弟として働くことが義務づけられているようです。こんな税理士像が若い人にとって魅力的な職業な訳がなく、補助税理士ばかり抱える親方税理士だけが仕事をしないでも儲かるなんて全くおかしな制度です。こんな間違った状況がれっきとした制度として存在していることからして税理士業界はおかしいのです。


 ところで補助税理士として登録している税理士はどうやったら独立できるでしょう?想像できますか?例え顧客が自分についてくれても自分の利益にはなりません。もちろん親方税理士が新規顧客獲得手当でもつけてくれればモチベーションとなって新規顧客開拓に頑張れるかも知れませんが、それは親方税理士のさじ加減一つです。自分の利益にならないのに顧客を一生懸命増やそうと補助税理士が考えるでしょうか?自分自身の顧客を獲得しなければ基本的には独立など不可能ですよね。結局のところ既存の顧客を寝取る以外に独立の可能性は絶たれてしまうわけで、補助税理士が独立することなど想像もできませんよね。補助税理士制度が導入される前は事務所内事務所を構えて自分自身の顧客開拓もできたわけですが、補助税理士制度ではそんなことも不可能なのです。補助税理士が独立できる可能性は以前と比べて大幅に狭められているわけです。


 なぜこんな制度ができているのかといえば、親方税理士の既得権益を守る為にできているのです。表向きには責任や守秘義務を明確にするためと言われていますが、そんなのは詭弁以外の何物でもありません。結局は働きたくない親方税理士が、自分が働く代わりに補助税理士という子飼に仕事を丸投げしても自分に全ての収入が入ってくるように制度として作り上げただけであって、それ以外の意味などありません。少なくとも補助税理士登録を選択した税理士に利益がある制度ではありません。仕事をした人が儲かるのであればまだしも、仕事をしない人を儲けさせる制度になっていることに補助税理士制度の大きな問題があるのです。本当は誰も補助税理士になどなりたくないと思っているのに、制度上補助税理士にならざるを得ないのでいやいや補助税理士になっているのが現状です。補助税理士になってしまうとできないことだらけなのに会費は開業税理士と同じ、義務も同じ。こんな理不尽な制度が存続していて良いのでしょうか?


 本当に日税連や日税連会長は高齢保守税理士と連んで高齢税理士達の利益確保になるようなことばかりしていてはダメですよ。税務支援や電子申告が税理士の義務であると主張するので在れば高齢税理士にも義務づけして下さい。免除規定を設けないで下さい。義務を果たすことができない人達からは資格を剥奪して下さい。年寄りには甘く若い人には厳しい会則の運用を見直して下さい。税理士界の第一面に「全ての申告・申請をe-Taxで」なんて心にもないことを書かないで下さい。60歳以上の税理士にできるわけないじゃないですか、こんなこと。できないのがわかっているくせに書くんですもんね。パソコンすら満足に触れない人が何でe-taxなんてできるんですか。それは暗に「親方は無理やから代わりに補助税理士や事務員がやるんやで」というメッセージが隠されているんですか?(笑)もう綺麗事は大概にして下さい。


 いずれにしても「源流」にこのような問題提起を書いてくださった「朝倉」氏には感謝します。誰かがきちんと本質的な問題点を公にしてくれないと誰もまともに考えませんからね。こんなコラムが本会の会報に掲載されなければならないということの意味を多くの税理士、特に若い税理士はよく考えて欲しいと思いますね。おかしな制度はおかしいと自らのブログなどを通じて積極的に意見表明していかないと税理士業界は絶対に良くなりません。一人の意見は例え小さくても、黙っていてはいけません。小さな意見でも表明しなければ誰にも伝わりませんからね。

円高でチャーチの靴を購入!

2008 - 12/14 [Sun] - 04:45

 円高がすごいレベルになってきましたね。ついに1ドル=88円台まで来ました。これでは輸出企業は大変なことになります。マスコミは必ず円高になると輸出企業の業績悪化を繰り返します。そりゃあもちろんそうですし、日本企業にとって輸出は命綱ですから円高によって海外への輸出に悪影響があることは今も昔も変わりません。


 でもこれだけ円高になっているというのは逆に言えばすごいことなのです。すごいチャンスでもあるわけです。まあ簡単に言えば海外の資産を買うなり海外商品を輸入するには絶好の機会なんですよね。久しぶりにその絶好の機会が到来したわけですね。ちょっと計算してみればいいんですけど国として輸出超過であれば円高は大打撃ですが、輸入超過になれば円高はむしろすごい利益を産むわけです。もちろん日本が経常的に輸入超過の国になることは国家存亡の危機に瀕するわけですが、国際収支がトントンになるようになっていれば円高もクソも関係ないんですよね、ホントは。ちなみに私の国際関係理論(?)によれば国際収支はトントンがベストという考えです。


 と言うことで、別に天下国家の話とは関係ないんですけれども、昨日インターネットでイギリスから靴を買いました(笑)。だってちょっと前より1万円も安く買えるんですもの。大きな話の後でこんな小さな話で済みません。靴はいつものチャーチで、以前のブログにも書いたバルモラルと言うモデルです。デザインはプラダに買収される前と随分変わってしまって私は昔のデザインの方が好きだったのですが、履き心地が最高だったので昔ながらの73という木型で作られているモデルをもう一度買ってみたわけです。


 まあ海外から個人が商品を直接輸入するのってかなりリスクがあります。特にブランドものは騙されやすいです。まあ靴なら値段も安いし大丈夫だろうと思っていますが、ヴィトンやエルメスのバックだとか、ローレックスの時計なんかを海外から通販で買うのは怖いですね。まず騙されると思った方がいいでしょうね。だって普通に考えて、何十万円もするものを現物も見ないで、しかも見も知らない海外のお店から買うなんてあり得ない行為ですものね。それはすごいチャレンジャーですよ。「オレを騙してくれ」と言わんがばかりの暴挙で、繁華街のスナックに飛び込みで入ってボッタくられないで帰ってこられるくらいリスクが高い話です。でも靴なんかニセモン送ったってしょうがないですよ、高々数万円くらいの商品で。ニセモン作る方がめんどくさいですしね。だから私は靴に関してはインターネットで買うことにあまり抵抗がありません。


 でもね、今日本で売られているチャーチの値段をインターネットで見てびっくり!ほとんどの靴が9万円以上、最も高いエドワードは12万円!ウソッ!?私が昨日注文を出したイギリスの靴屋で買えばエドワードはVAT抜きで343.48ポンドですよ。今1ポンド135円くらいですから日本円で4万6千円ちょっと、運賃、関税、消費税がかかるとしても絶対6万円もしません。それじゃ倍の値段じゃないですか!ヒドイ話ですねぇ。今回私が買ったバルモラルだって、8万7千円ですってよ!私はほんの3万円弱で買う予定なんですけど、何で運賃込み190ポンド弱の靴が9万円近くもするんですか!滅茶苦茶な話やないですか!


 確かにチャーチの靴はプラダが買収してから高くなりました。それは事実です。私が今回買ったバルモラルなんて最も安いモデルの一つですが、昔本国で120ポンドくらいで売られていたものが今では190ポンドくらいになってます。だからチャーチの全ての商品の値段が以前より高くなっているのは事実なんですが、それでもそんな日本円で10万円を超えるような超高級靴ではないですよ。ポンドの設定が1ポンド=200円以上の頃の値付けのままですからひどすぎますね。


 まあ今は円高ポンド安ですから、イギリスの靴を買うのにはとてもイイ状況です。今時日本の靴でもちゃんとしたものを買おうとすると2-3万円はかかります。その値段でチャーチが買えるのですから、まあチャーチでいっとこかなというのは自然な判断ですよね?ホントは最近ワシントン靴店でイージーオーダーを4万5千円くらいでしているので次はそれ行こうかなと思っていたんですが、チャーチの値段がそれよりも遥かに安いことに気がついて今回は飛びついたというわけです。


 昔買ったバルモラルはブックバインダーの茶色でしたが、今回は普通のカーフの黒です。本当に昔のバルモラルは安い靴の割に良くできた靴で履き心地も最高、見た目も最高で好きでしたがアッパーが割れてしまい今は履いていません。今回はより長く履けることを期待してのカーフモデルです。きちんと手入れをすれば20年いけると思っています。今から20年後と言えば私も60歳過ぎ!気の長い話ですが、実際リーガルのカーフモデルは18年履いて今修理中ですから充分可能な話だと思いますね。高い靴でも十数年履ければ全く高くありません。何しろ良い靴の方が履いていて気持ちいいですから、どうせ靴を履くのであれば気持ちよく履ける靴の方がいいと思いますね。


 来週くらいに新しい靴が届くと思いますが、楽しみなものです。ああ、そのころはリーガルの古い靴も修理が上がってきているので、それも楽しみです。

経済や雇用の話、ヒドイ時代になりました。

2008 - 12/14 [Sun] - 02:49

 今日本の社会は大変な状況に入りつつあります。アメリカの景気後退に伴う全世界的な不況ですが、今までは不況といっても今回のように全てが悪くなることはなかったのです。ある業種が悪くても他のある業種は良かったりしたものです。或いはある地域が悪くても必ず良い地域が探せばあったものです。しかし今は全てが悪いのです。こんなことは今までに経験したことがないだけにどうなっていくのか本当に心配です。


 何しろあのトヨタの通期の利益見込みが前年比マイナス70%になろうかという時代です。アメリカのビッグスリーはこの冬を越せないかも知れないとすら言われています。アメリカ経済の弱体化に伴い円高も半端じゃありません。BRICSも急速に減速してきていると聞きます。雇用も派遣社員の契約打ち切りが大きな社会問題化してきており、新入社員の内定取り消しや正社員のリストラも散見されます。


 これほどヒドイ経済情勢になったのは私の記憶にはありません。世界経済が全般的に停滞していると言うことは世界的にお金を使わなくなったと言うことを意味するのだと思います。そう考えれば今までどれほど世界経済はアメリカの消費活動に依存していたのかということがよくわかりますね。今までアメリカの景気がここまで本格的に悪化することがなかったのでそれなりに凌いできたわけですが、アメリカの景気後退が本物であり、しかもかなり深刻な状況であるということがわかるやいなや一気に全世界的に景気が悪化してしまいました。はっきり言って日本の中小企業を取り巻く環境はちょっとヤバイ雰囲気すらあります。


 本当に困ったものです。で、最近テレビでよく見るニュースについて個人的な意見を述べさせてもらいたいのですが、まず派遣社員契約打ち切りの話ですが、これは大変気の毒に思います。タダでも安い給料で働かされてきて立場も不安定だったにもかかわらず、いきなりの失業です。これから新たな派遣先を探すといってもかなり厳しいでしょう。今後の生活を考えれば本当に大変な状況が待っていますので派遣社員から見れば今回の契約打ち切りは到底受け入れられるものではないでしょう。


 と、一般的な受け止め方を書いた後で私の意見です。うーん、この問題、残念ながらある意味仕方がない面もあるんじゃないかと思います。だって契約社員って企業から都合の良い雇用調整弁であったことは当初から明らかだったわけです。景気が悪くなればまず契約社員からカットされることは当然だったのです。派遣を受け入れていた企業は少なくともそう思っています、間違いなく。本当は派遣社員の側もその事情は良く理解しておくはずだったのです。いやほとんどの派遣社員は頭では不況になったら自分達がまず首になることはわかっていたはずなのです。でもどこかに期待していたんですね。大手企業に派遣されていたような派遣社員達は不況になったからといって派遣社員のカットなどという非人道的な行為をまさか大企業ともあろう会社が即座に行うはずがない、と心のどこかで信じてしまっていたのです。ところが会社側はあっさりと実行に移してしまった。そこに大きな感情のギャップが生じてしまったのでしょう。


 派遣打ち切りになった方々には本当に申し訳ないと思いますが、でも今回は仕方ありません、派遣社員にはなかなか異議を申し立てることはできないのではないかと感じますね。やっぱりそういうリスクが伴っているからこそ正社員という道を選択すべきなんですね。正社員であれば企業もそう簡単にリストラできませんからね。もちろん好き好んで派遣社員を選んだ方ばかりではないでしょうから、そこが本当にジレンマでお気の毒に思うところなんですが、少なくとも好んで派遣社員を選んでいた方達は文句言っちゃいけないです。その方々は仕方在りません、それがあなた方が選んだ生き方なんですから不況で首を切られてガタガタ言うのはルール違反です。楽な生き方を選ぶと当然リスクがついてくる、当たり前のことです。そこに同情の余地はありません、ごめんなさい。


 それから新卒者の内定取り消しの件。確かにやっと就職が決まったと思って安心していた矢先にいきなりの内定取り消しの通知。今から就職活動を行うのも難しいわけですからお気の毒に思います。どこかの会社が内定取り消し者に対して一律100万円を支給してくれるのだそうですが、それに対して少ないと文句を言っている学生もいましたが、「お前、いーじゃないか、どうせ内定取り消しするような会社なんかすぐ潰れちゃうんだから勤めたってろくなことねえぞ。」と言いたいですね。内定を取り消すような下らない会社にガタガタ言ってないで、気持ち切り替えて新たな就職先をまた探せばいいと思いますよ。だってそんな会社に無理して入社したってどうせ程なく会社が潰れて再就職活動をしなきゃなんないんですから。そっちの方が大変ですし、そう考えればそんな下らない会社に入る前に別の道を探せる方が絶対いいですよ。それにこんな下らない会社から金取ったって仕方ないですよ。


 でもね、それはそれとして今の経済状況は最悪です。少しくらい良くなるんでしょうか?唯一の希望はオバマ大統領になってアメリカ社会の閉塞感が緩和されることですね。或いはBRICSなどの新興国がアメリカに依存しない強固な経済圏を築きあげることができればそちらの方が望ましいかも知れません。しかしいずれにしても日本の経済環境の悪い状況はしばらく続くでしょうね。こうなってしまうと税制でも緩和して金持ち優遇、経済勝者優遇の状態を作って、日本で成り上がりを醸成したり海外の金持ちを呼び込む状況を作る必要があるかも知れませんね。あのホリエモンが時代の寵児ともてはやされていた頃のように。過度の平等は何も産みません。


 社会主義国家を見れば分かるように、悪平等は官僚や役人、政治家が富むだけです。税制も同じで、何でもかんでも「課税の公平、平等」ばかり言ってたのではダメです。やはりある面で勝者優遇、弱者保護をある程度バランス良く政策的にちりばめないと本当に日本は富が個人に蓄積されない国になってしまいます。富は国家が吸い上げるのではなく個人が蓄積するようにしなければならない時代になっているのではないでしょうか、今は。多少不平等があったとしても政策的に税制をいじって社会全体に豊かさを実感できる社会にすることも大切なのではないでしょうか。

インターネットの偉大さを実感!

2008 - 12/06 [Sat] - 02:52

 私は今更ながらにインターネット技術の進化に驚いています。それは久しぶりに英語に浸る時間を作ろうかと思って英国かアメリカのインターネットテレビを探していたところABCテレビのニュースを見つけました。そこでは今まさに行われているビッグスリーの議会での証言が生放送されているんですね。驚いたのはかなりの品質の動画がアメリカから世界中のどこにいても同時放送されている事ですね。


 こんな事は数年前でも不可能でした。これを可能にしたのは光ケーブルをはじめとするインターネット環境の劇的な性能の向上と、メディアとソフト会社がインターネットをテレビと並ぶレベルのメディアにしようと努力した結果ですね。アメリカは著作権や権利についてうるさい割にはこういった技術革新については積極的に取り入れる姿勢がありますね。一方で日本のメディアなどはネットのコンテンツで金を稼ごう、稼ごうとします。そのためほとんどのインターネット配信のコンテンツが有料であるため結局利用者が増えず、結果日本人のためのインターネット利用技術やアイデアも進展しません。


 考え方の違いかも知れませんが、インターネットを思い切り自由に使うためのアイデアという面では日本はアメリカに遥かに遅れています。それは単に技術の問題ではなく使い方の問題です。ユーチューブやニュース配信、またはライヴ365の音楽配信などを例にとっても利用者が大歓迎しそうなアイデアとコンテンツ無料で豊富に公開されていますが、日本のサイトでこれらほど豊富で魅力的で、そして使いやすいサービスを行っているサイトはまず存在しません。


 配信者側から見てインターネットの最大の魅力はコストをかけないで世界中に自由に配信できるところです。アメリカの事業者はその魅力を最大に活用していますが、日本の事業者は全く活用してません。日本のサイトには利用者の利便性を高めようとする意図はほとんど存在せず、むしろそこには日本の事業者における過度な著作権保護と番組の無料提供に対する拒否姿勢が透けて見えます。


 しかしこれは利用者にとっては大変不便です。アメリカの情報はインターネットにさえ接続できればほとんど全ての情報が世界中のどこにいても得られます。これは世界に散らばるアメリカ人にとっても、また世界中でアメリカの情報を欲しがっている人にとってもとても有益な情報となり、結局この利便性が多くの利用者を惹き付けることとなり、結果的に莫大な広告料収入獲得などが可能になります。


 日本の各サイトが発信する日本の情報ももっと世界中の日本人、そして世界中で日本の最新情報を欲しがっている人に無料で自由に発信しなければなりません。現状のような閉鎖的なサイト、そして有料情報に溢れたサイトでは全く話になりません。もっともっとオープンにインターネットを通じて情報を提供していかないと益々日本人は世界的な情報戦略で遅れを取ってしまいます。


 もはやインターネットは空気のようなものです。電波のようなものです。世界中の誰もが地球の裏側で起こっている出来事を即時に動画で見ることができる時代です。日本人もアメリカのインターネットメディアが行っているような魅力的なインターネットの利用法を開発し、利用していけばより多くの日本人が世界中で気軽に活躍できる環境を構築することができるのではないでしょうか。もちろんメインは現地の言葉で会話を行うことになるでしょうが、インターネットをもっと自由に使えば職場でも自宅でも日本の情報に浸り、連絡を自由に取ることができるので精神的な孤独が和らぎ、気兼ねなく海外に滞在する環境を作りやすくなります。


 テレビだって日本語で24時間見ることができるし、もちろん最新の日本のニュースも日本にいるのと同じレベルで知ることができる。いつでも自由に日本の家族や友達とテレビ電話やインターネット電話でタダでしゃべることができる。もちろん仕事においても日本のオフィスと常時画面を接続した状態で仕事をすることができるので、まるで日本のオフィスが自分のすぐ横にあるような感覚になるでしょう。そこでは時空の隔たりを感じることすら忘れてしまうかも知れません。


 また日本語の教育番組を各国語で無料で配信すれば日本語に興味を持って修得しようとする人を増やすきっかけにもなります。そして彼らがより日本と日本語に興味を持ってくれれば日本への観光収入増加にもつながりますし、何より日本の良き理解者となってくれます。無料で番組をインターネット配信することはきっと想像以上の効果を日本と日本人にもたらすはずです。日本は地理的にも言語的にも世界的には不利な状況にありますが、インターネット技術を最大限に活用すれば意外と活路が広がるのではないでしょうか。


 とにかく日本のインターネット配信事業者には番組やコンテンツを無料で提供することを要求しますね。そんなことをしているから余計儲からない事業になるんです。もっと広く利用してもらうことを最初に考えるべきで、最初に利用者からお金を取るような考えはいち早く捨ててもらいたいと思いますね。

フォードのCEOの報酬ばなし

2008 - 12/02 [Tue] - 12:08

 経営危機に陥っているビッグスリーの一つ、フォードの会長が自分の報酬返上を渋っているのだとか。アメリカ政府に支援を要請しているにもかかわらず自分の報酬には手を付けるつもりが無いのだとか。年間20億円もの報酬をもらっているのですから、その10分の1に減らしても相当な経費削減ですし、充分な報酬ではないかと思うのは貧乏人の考えでしょうか。もちろん巨大なフォードにとって20億円の経費が多いか少ないかという問題はあろうかと思いますが、経営者、リーダーとしての従業員に対する姿勢が問題ではないかと思います。


 確かにプロ経営者である以上、会社がどのような経営状態であれ望む報酬を受け取る権利を当然に有しているという考え方もあるかも知れません。そういう意味ではフォードのCEOはプロ経営者としての姿勢を貫き通していると言えるでしょう。また経営者としての理想像を社員と世間に対して示し続けているとも言えます。しかし経営者としての責任の果たし方はどうなのでしょうか?プロ経営者としては立派な姿勢かも知れませんが、経営者としての責任の取り方が正しいのかどうかは甚だ疑問です。


 そもそもアメリカの企業などで法外とも言える多額の報酬を受け取る経営者の言い訳として「経営者であるから経営に失敗したときは株主から多額の訴訟を起こされる恐れがある。その際には経営者は丸裸にされることもあるのだから、そのリスクに備えて相当な報酬を受け取っていないと割に合わない。」という話を聞くことがあります。フォードのCEOがどう考えているかは知りませんが、この一般的なアメリカ的経営者の思考からすれば「万が一の際には私が経営責任を取らされ、個人資産をすべて提供する覚悟があるからこそ高額の報酬を受け取っている」と理解できます。しかしフォードにおいてはその経営責任を取るべき時が今なのではないでしょうか?それともアメリカは訴訟社会ですから株主が訴えてくるまで責任を取る必要などないということでしょうか?それとも早くCEOを辞めたい?本音はそこなのでしょうか。


 とんだ食わせものです。こんなCEOなど経営者ではなく会社と社員を食い物にするハゲタカのような連中です。20億ももらっている自分の報酬を例え少し減らすことですら拒否するような経営者が自らの経営に対して真っ当な責任を取るとは到底考えられません。こんな経営者がいるからどんどん会社が弱体化していくのです。もちろんこの経営者だけじゃなく労働者の保身ばかり考えて会社に圧力ばかりかけてきた強大な労働組合も大きな問題です。会社のことを考えない経営者と労働者が組み合わさると最悪の事態に陥る悪い例として今回のフォードを取り上げることができるのではないでしょうか。


 多分ビッグスリーをすべて生き残らせることは不可能でしょうね。少なくとも一つは潰れてしまう(会社が消滅するという意)かも知れませんね。その時アメリカはやっと本気で自分達の国の置かれている状況を正確に理解するのかも知れません。ただその時心配なのはその状況を打破する起死回生策として侵略戦争を起こそうとする事ですね。これが日本にとっては一番怖いですね。でもアメリカならやりかねませんよ。アメリカの歴史はすべて戦争の歴史ですからね。

雑感-車とお肉の話

2008 - 12/01 [Mon] - 02:06

 最近の雑感などを。先日は大変でしたよ。その日は朝からいろいろと予定を立てて一人で車に乗って忙しく動こうとしていたわけです。まず18年選手の革靴の底を修理しないとと思って、よく修理に出している修理屋さんに靴を持っていきました。そこまでは良かったんです。で次の予定であるプロテインを買うためにスポーツショップに向かう途中でどうも車の挙動がおかしい。アイドリングが効かなくてすぐエンストしちゃうんですね、動いている途中に。信号待ちでエンスト、右折レーンでエンスト。ニュートラルに戻してエンジンかけて、思いっきり吹かしてエンジンが止まる前にドライブに入れて勢いで発進、エンジンが止まるとまたニュートラルに戻してエンジンかけて・・を繰り返しながらなんとかお店の駐車場まで来たものの、バックで入れる段階でついにお陀仏。エンジンがとうとうウンとも寸とも言わなくなってしまいました。


 「こりゃあ困ったな。全然動かないよ。後ろから車も来て通路ふさいじゃってるし。」と参っていると、「車押しましょうか」と優しい方が声を掛けてくれてとりあえず車は駐車できました。しかしエンジンをかけようとすると全く反応無し。しかもエンジンをかけようとすると時計などがリセットされるわ、ヘッドランプが点滅するわ、訳わかんない状態。完全に車もパニくっています。今まで経験したことのない症状に出会い、「ああ、ついにこの車も逝ってしまったか。どうしよ、安い車買わねぇといけないかなぁ。」などと悩みながら、車のアシスタントへ電話。丁寧な応対に感謝しつつも、「お客様は保証期間が過ぎているのでロードサービスが有料です。もし任意保険やJAFに入っておられるのであればそちらの方が安いかも知れないのでご検討下さい。」とご親切なアドバイス。


 最近車の挙動が若干おかしめだったので近いうちに持っていってやろうと思っていた矢先でしたし、それにたまたま車が止まった場所がディーラーのすぐ側だったので10分ほど歩いて直接ディーラーに修理をお願いすることにしました。症状を伝えると、車でメカニック二人が一緒に現場に見に行ってくれることになりました。感謝。で、メカニックが車をいじると結局原因は単なるバッテリー上がりとのこと。これには少しばかり驚きました。今までの経験上バッテリー上がりって車を動かす前になることが多かったので、今回のように走っているときにエンジンが止まってしまうことなどバッテリーとは関係ないと思っていました。また様々な挙動不審な動きもバッテリー以外の電気系統が原因で起こっているのだと思っていました。


 とりあえずディーラーまで車を運んでもらい、その間にいろいろ話を聞いていると「最近の車はコンピューターで全部制御をしているので、少しバッテリーが弱くなってくると走っている途中でもエンジンを上手くコントロールできなくなることがあるんです。またコンピューターが誤作動して変な動きをすることも多いんです。」とのこと。ついでに「最近のバッテリーはメインテナンスフリーなんですが、逆に言うと昔のバッテリーのように液を補充したり外部充電ができないんで寿命が短いんです。大体2-3年くらいが交換の目処ですネェ。」とのこと。


 「えぇっ、僕の車7年バッテリー替えてませんよ。」「そりゃあ、驚異的な長持ちです!私が知っている限りでは最長記録ですネェ。」と喜んで良いのか悪いのか、そんな話をしながらディーラーに到着、そしてついでに定期点検もしっかりしてもらうことをお願いして帰ってきました。その後のスケジュールは当然こなせず、あえなく帰宅ということになりましたが、元々スポーツショップに寄った後はイエローハットで車の部品などを買う予定だったし、近いうちに点検に出そうと思っていたのでちょうどイイかと思っています。ついでにリコール修理もしてくれるとのことで、かなり状態が良くなって帰ってくると思っています。しかし参りましたね、バッテリーが弱くなるとこんなに車って挙動不審になっちゃうんですネェ。驚きました。コンピューター制御も良し悪しですね。そう考えると技術力の低いメーカーの車なんか買うと怖いですよね。車もソフトで動いているわけですから、そのソフトがショボかったら命なくなっちゃいます。


 それと別の話。ちょっと前に機会があって高級ステーキハウスでステーキを食べました。しかも一番高い奴。個人的には一番高いものは買わないし、食べない主義なんですが、その時は別の人のオーダーだったので食べました。結論、やはり高級なステーキは私のように食べ慣れていないビンボー人には味が分かりません。以前にもブログに書いたように、高級なお肉って脂のサシが入っていて柔らかい食感がウリなんですよね。溶けるような食感というか。でもそれってあんまり好きじゃないんですよね、個人的に。この時のステーキを食べてなおさらよく理解できました。なんか歯ごたえがないというか、脂ばっかりというか。高級な肉って見てもわかりますけど脂の量が凄いんですよね。逆にいえば本来の肉の含有量は少ないわけです。言い方を変えれば、それってお肉じゃないんですよね、もはや。それってタダの「脂身」なんですよ。確かに本当に高級なお肉であれば脂もくどくありません。脂のせいで気持ち悪くなることはありません。でも美味しいかどうかっていわれると、値段ほど美味しくはないね、って言うのが本音ですネェ。でも前菜のお肉の刺身は美味しかったです、トロのようで。でもあまり生肉は好きじゃないので、次回も積極的に食べたいとは思いませんが。


 それよりもやっぱり私は赤身が好きですね、たとえ安いお肉だと言われていようと。だってこっちの方がお肉を食べてるって感じがしますし、お肉の味もしますからね。脂の味じゃなくって。昨日もまた自作ハンバーガーを作って食べたんですが、自作のパティの方が高級ステーキよりも美味しく感じられますね。だってバラ肉を挽肉にしているんで食感も柔らかいですし、元々が赤身のお肉ですからね。こっちの方が私は好みですね。サシが入ったお肉の美味しい食べ方はしゃぶしゃぶですね。すき焼きも結構良いかも知れませんが。しゃぶしゃぶのように余分な脂を流してしまうような食べ方であればサシが入ったお肉もすっごく美味しいと思います。もしかすると日本人はしゃぶしゃぶで食べるのを基準にしてお肉の善し悪しを決めているのかも知れませんね。その感覚でステーキや焼き肉用のお肉を選別するからおかしくなっちゃうんでしょうね。もしかするとプロはそのあたりをよく分かっていて、確信犯的にステーキや焼き肉に合わない高級肉を使っているのかも知れませんが。


 ということで今日は日記のように車修理の話とお肉の話など。

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当ブログにお越しいただきありがとうございます、税理士のもりりです。のんびりと、時々辛辣に日々感じたいろいろなことを自由に書いていきたいと思います。

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