税理士もりりのひとりごと

税理士もりりがぶつぶつと日ごろの出来事についてひとりごとを綴っていきます





  税理士もりりのひとりごとのナビゲーター   トップページ > 2007年09月  

盗難品とコレクター

2007 - 09/26 [Wed] - 10:32

 今日ニュースを見ていますと徳島県のあるお寺で石像が十数体盗難にあっているのだとか。とんでもない罰当たりだな、と思いながら見ていましたが、この事件は20年近く前に私がある美術館で奇妙に感じたことを思い出させてくれました。


 それは倉敷にある大原美術館で展示品を見ていたときのこと。東洋の古い美術品を展示してあるコーナーに行ってみると唐三彩などの焼き物に混じってガンダーラ美術あたりのものと思われる石仏の頭がいくつか在ったんですね。それを見たとき「何でこんなものがこんなところにあるんだ?」と正直不思議に思いましたね。


 確かに恐ろしく古い彫刻で、芸術的価値や骨董価値が高いことは一目瞭然で分かります。しかし仮にも仏像といえば我々日本人にとって見れば崇拝の対象になるもの。言ってみれば法隆寺の古い仏像の頭だけがへし折られて盗まれ、それが海外の美術館に展示されているのと同じようなもの。その石仏の頭部がどういうルートを経て大原氏のコレクションに加わったのかは知る由もありませんが、その頭部の裏側の削られ方やクビの部分の切断面などを見れば恐らくはその石仏が盗難品であることは間違いないでしょう。東南アジアなどの寺院などに行けば頭部だけがない石像をよく見かけますが、この石仏の頭部も恐らくそうやって誰かに盗まれたものでしょう。


 それを様々なコレクターの手を経て、どういうルートをたどったのか大金持ちであった大原氏に「買わないか?」という話が舞い込み、大原氏が「おお、素晴らしい。じゃあこれくらいでどうだ。」と購入したのでしょう。つまりこういったたぐいの美術品、芸術品というものは犯罪と結びついた実に怪しいものであるケースが少なくないわけで、当然に元をたどっていけば盗難品であることも決して少なくないはずです。しかし仏教国である日本のコレクターが、盗難品であるはずの石仏の頭部を大枚を叩いて純粋に美術品として購入するという感覚には同じ日本人として多少驚かされましたね。といっても大原氏自身が仏教徒かどうか私は知りませんが。


 翻って今回の徳島県の事件。きっと宗教心が薄く、欲だけが強い輩がこのお寺の石像を盗難し、そしてヤミルートで国内や海外に売り払い、そして最終的には「コレクター」と呼ばれる大原氏のような人たちが大枚を叩いてこれを購入するのでしょう。


 盗まれた国では「大変な罰当たりもの」と非難される事件ですが、それを購入する人がいる国では全く犯罪の意識などなく単なる美術品として流通するのです。そう考えると今回の事件も大事件ではありますが、昔から世界中にある不届きな事件であり、その影には大原氏のような「芸術品、珍しいものを手に入れるためには金に糸目は付けない」というコレクター達の存在が必ず在るのです。盗まれたものが美術品として流通する、よくある話ですが、なんとなく釈然としない話でもあります。盗る奴も盗る奴だけれども、買う奴も買う奴。欲しい人がいるから盗む奴がいる、その「欲しい人」は世間から善人や社会的地位が高いと思われている人たちも決して少なくはなく、その「善」と「悪」が表裏一体に結びついていることが世の中のヤミや欲の深さをよく表している気がしますね。


 マリーアントワネットのためにブレゲが制作した有名な時計「マリーアントワネット」は今も盗難されたまま行方不明です。壊れてなくなっているとは誰も考えていないでしょうが、きっと口の堅い大金持ちのコレクターがたった一人この時計を時々眺めながら今も悦に入っているはずです。何代かの相続人を経てきっと「マリーアントワネット」が世に再び出ることがあると私は思っていますが、その時どうやって「マリーアントワネット」がこのコレクターの手に渡るようになったのか、その一大ストーリーはさぞかし世間の注目を集めるものになるはずです。

弁護士に正義と良心はあるか?

2007 - 09/19 [Wed] - 12:01

 光市母子殺害事件の弁護団に対して罷免請求を行おう!と橋本弁護士がけしかけたとかどうとか、という話が報道されましたね。この罷免請求を受けた弁護士達が逆に橋本弁護士を訴えているのだとか。詳しいことはよく分かりませんが、私がテレビで問題場面を見ている限りでは橋本弁護士は「もし皆さんがそう思うのなら」といったニュアンスで視聴者に語りかけており、別段「みんなでこの悪徳弁護士達に罷免請求をしよう!」などとけしかけているようには思えません。


 それにそもそも悪いのはどっち?問題がある行動をしたのはどっち?という根本的な話があって、この被告の弁護団に参加している弁護士達の弁護活動に問題があると世間一般の多くの方々が感じているからこれだけ多くの罷免請求が届いたのではないでしょうか?別に橋本弁護士がけしかけたから罷免請求が来たのではなく、橋本弁護士が罷免請求の方法を教えてくれたからこの悪徳弁護士達に文句を言いたかった多くの方々が意思表示をしただけなのではないでしょうか。


 まあ弁護士という商売は因果なもので、「世間の全てを敵に回してでも依頼者の利益を追求する」のが弁護士であると公言する人も少なくありません。確かに悪人の弁護をせざるを得ないこともあり、その時は悪人の利害を最大限守るように行動せざるを得ないことは理解できます。しかし悪人の利益を善人の利益に優先して守ろうとするその姿勢は、やはり世間一般の感覚からしておかしいのではないでしょうか?そもそも「世間の全てを敵に回す」という職業倫理観が既に「正義」と「公平」からかけ離れているのです。「正義」と「公平」に基づいて弁護士が行動するならば、世間の全てが敵に回ることなど端からないのです。世間一般の感覚では悪人の利益が善人の利益に先んじることはあり得ないわけで、順番がそもそも間違っているから世間から弁護士は非難されるのです。


 「そんなことを言っていると誰も刑事事件で被告の弁護などしない」と反論する人もいるでしょうが、そんなの先ほど書いたとおりです。そもそも悪いことをしたから被告になったのです。冤罪であるのならともかく、確固とした裏付けがあり本人も否定しないような被告である場合、しかるべき罪を受けて「当然」なのです。その「当然」の罰が世間が納得しうる範囲でどこまで寛大なものにしてもらえるのか、それをお願いするのが被告側弁護人の役割であって、決して「無罪」を主張したり、突拍子もない発言をして検察や裁判官、はたまた被害者の心情を逆撫でするのがまともな弁護の姿であるとは思えません。


 それに今回の光市の事件などを見ても明らかに感じるのですが、被告の弁護をしている弁護士達だって本心では「この被告は殺人事件を起こしてもなお反省の様子すら見せないどうしようもない極悪人だ」と確信を持っているはずなのです。それでも法廷では「被告にはまるで人を殺すような意図は少しもなかった」というストーリーをでっち上げ、真実を明らかにしようとせずに本来被告が受けるべき正当な罰を阻止しようとするわけです。しかし「正義」と「公平」を求められる弁護士は、たとえ依頼者の利益になるとはいえ真実を隠すことまでその職務として求められているのでしょうか?それは被告に対する「守秘義務」だと弁護士は言うでしょうが、しかしそれじゃあ「正義」や「公平」はどうなるんだ?と訊きたいのです。あなた達は「正義」と「公平」を実現させるために資格をもらっているのじゃないのか、特定の悪人の利益を社会の利益に優先させることが本当に良心に基づいた行動なのか、ということを訊きたいのです。


 今から弁護士はどんどん増えていきます。当然弁護士の平均レベルは下がります。となれば金儲け重視の姉歯建築士のようなまがい物の弁護士がジャンジャン生産されることが容易に想像できます。しかも裁判員制度も始まり裁判の質もどのようになるのか不透明です。そう考えていくとこれからの日本の法曹界は不安要素がいっぱいで、アメリカのようにつまらない事件でも訴訟を起こして金をぶんどってやろうとけしかける弁護士が増えるでしょう。またそれに同調するような判例も出てくるかも知れません。


 まあもうこれからの世の中、弁護士は正義の味方ではなく、自分がケンカをするときの強力なパートナーと考えておいた方が良いのかも知れません。まあギスギスしたヤな世の中になりますね、これから。

スーツのお直し完了!

2007 - 09/19 [Wed] - 07:36

 今日は直しに出していた春・秋物のスーツを取りに行ってきました。お直し代は3千円でした。このスーツを作ったお店は知り合いのおしゃれな税理士に紹介してもらったところで、その税理士の着ているスーツがいつも素敵なので私もそのような良いスーツを作ってみたいと思って紹介してもらったのです。私は体も小さく、10年くらい前から吊しでサイズを合わせようとしても百貨店などでは気に入ったものが買えなくなってきてしまったので、ずっとイージーオーダーのスーツばかりを作ってきており、自宅の近くの商店街で良いお店がないか探していたのです。


 ところがですね、作ってもらったスーツを実際に身につけてみるとどうにも気に入らないわけです。そもそも最初の寸合わせの時からほとんど採寸するわけでもなく「こんなので大丈夫かよ」と思っていたのですが、できあがったものを着てみると採寸時よりも一サイズ上のジャケットになっているわ、ズボンも腰と太股まわりがぶかぶかだわ、どうにも不細工なスーツになっていました。しかもそのスーツを作ってから私の体型がすっかりシェイプアップされてウエストなど3-4㎝ほど細くなってしまったので、ベルトで締めると貧乏タック入りまくりでなおさら悲惨な状態になってしまいました。


 生地はゼニアで悪くないのですが、たとえ生地がゼニアであっても仕立てが悪ければ屁の突っ張りにもなりません。そんなこんなでサイズがあまりに自分の体に合っていないので着るのもイヤになってきていたのですが、直すにしてもあんなにあっさりした採寸しかしないようなお店に直しに出すのもなんだかなぁ、と二の足を踏みながら結局一年以上経ってしまいました。


 そうは言ってもまた10月の衣替えからこのスーツを着ないといけないし、と言うわけでつい先日意を決して買ったお店に直しに出したわけです。そこでズボンのウェストと尻・太股まわりを絞ってもらうことと、ジャケットの袖丈を少し詰めて更にブカブカのウエストを絞ってもらうようにお願いして帰ってきました。でもこのときにお店のご主人が直すときにはいろいろと手際よく対応してくれるので、「あれ、買ったときとだいぶ雰囲気が違うやん。」と感じながら服を預けて帰ってきました。


 そして直してもらったものを今日取りに行ってきたわけなのですが、お店でも一度着て確認はしましたが家で改めて直されたスーツを着てみたところ、なかなか良いじゃないですか。ジャケットの絞りや袖丈もいい感じで、ズボンもベストでないまでも全く問題ない程度に直してくれています。何より鏡に映したシルエットが全く以前のものより改善されていて体によく合っています。


 「やればできるじゃない。」と今はご主人に感心しているわけですが、件の税理士の服をあれだけおしゃれに仕上げられるわけですからそもそもできるはずだったのです。そういえばその税理士にお店での採寸の淡泊さを話したときに、「ああ、あの店はそんなもん、そんなもん。でもあの店の直し屋はめちゃくちゃ腕がエエから気にいらんところは直したらええねん。」と言われていたことを思い出しました。


 その話を聞いた直後は「エエっ、そんなんより最初からちゃんと作ってくれなあかんやん。」と不思議に感じていましたが、今回直してみてその話がよく分かりました。つまりこのお店は最初に作った服をお直しして自分に合わせていくお店なのではないか、と言うことがなんとなく理解できたわけです。最初に作った服はフルオーダーで言えばいわば仮縫い状態で、仮縫いを着たって体に合っているわけがなく、それは直さなきゃちゃんとした服にならないわけです。それに私は初めてこの店でスーツを作ったわけですしね。


 お店にスーツをお直しにもっていったとき、お店のご主人が「やっと来たか」という感じでにこやかに迎えてくれた様子を思い出すと、なおさらそうなのではないかと納得してしまいました。もしかするとご主人は「おいおい、お前、直しもしないでよく今まで着てたな。」とずっと不思議に思っていたのかも知れません。まあ何にしてもずいぶん良いスーツに様変わりして10月から仕事に着ていくのが楽しみになりました。ただ家に帰って着たときに一カ所だけお直しをお願いすることを忘れていたことを見つけました。それは袖の太さで、ジャケットのウェストが絞られて体にフィットした分、かえって袖の太さが目立つようになってしまいました。


 まあそれも今回直した部分に比べればそれほどでもないし、きちんと長袖のシャツを着てみないと何とも言えないので、まあどうしても気に入らなければまた直せば良いんじゃないかと思っています。一度お直しをしないといけないのは確かにめんどくさいですが、体にぴったり合ったスーツに仕上がるのであればこれも悪くないのではないかと思うようになったおかげで、またこのお店で秋・冬物を作ろうかなー、と思っています。やっぱり良いスーツを作ってくれるかどうか分からないと次をお願いできませんものね。

誰が「減価償却の自己金融効果」なんて考えた!

2007 - 09/15 [Sat] - 12:56

 「減価償却の自己金融効果」なんて一体誰が言い出しっぺなのでしょうか。私はこの理屈のおかげで変なお客から何度も質問を受けて、そのたび何度も同じ説明をするのに分かってもらえなくてほとほと困っています。

 税理士試験の科目でも財務諸表論でこの「減価償却の自己金融効果」って勉強しますよね。私の記憶によればたしかこの自己金融効果とは「減価償却費は経費には計上されているが資金流出を伴わない経費であるため、その減価償却費相当額を内部に留保する自己金融効果を持つ」といった一節だったと思います。

続きを読む »

「減価償却の自己金融効果」の続き!

2007 - 09/15 [Sat] - 03:17

 「減価償却の自己金融効果」についての続きです。もう一つついでに学問的に書けば、固定資産に投下した資金を流動化して現預金等で回収することを「減価償却の自己金融効果」と呼ぶわけですが、これこそが机上の空論であることを説明しておきたいと思います。

 この理論が言いたいことはわかりますよ。分かりやすく説明するなら前回のブログに書いたのと同じケースを想定して、B/Sにおいて当初100万円投資された固定資産は毎年の減価償却を通じて10万円ずつ簿価が減っていく。その減った分はB/S、P/Lでどうなっているのかと言えば・・、

続きを読む »

あらまぁ、安倍ちゃん退陣

2007 - 09/13 [Thu] - 02:20

 まあ今日は驚きましたねぇ。あっさりと安倍首相辞任ですよ。まったく、なんじゃそりゃ、と言いたくなりますね。


 ほんの数週間でケツ割るくらいなら第二次安倍改造内閣など作らずにさっさと参院選で負けたときに辞任すべきでしたね。本当に空気を読むことができない人ですね、安倍ちゃんは。あれだけ満を持しての登場だっただけに、ただのボンではないのではないかと多少期待していたのですが、こうやって一年間を見てみるとやはり何もできないただのボンでした。昔の細川前総理と一緒ですわ、所詮いいとこのお育ちのいいボンは首相に祭り上げられることはあっても何もできまへん。政治のように人の裏を調整するような仕事ができるほど安倍ちゃんは世間で鍛えられていなかった、ということがあっさりと露呈されただけでしたね。


 桝添さんなんか厚生労働大臣になってこれから年金問題に本格的に手を付けようかという矢先だったのに、何もしないまま辞職ですよ。もう一体安倍ちゃんは何考えてんでしょうねぇ。一年以内に年金の不明な5万件でしたっけ、を解決する、なんて言っておきながら自分から突然辞任です。しかもその理由を表向きには民主党の小沢が党首会談に応じてくれないから、だなんて子供の言い訳じゃあるまいし、誰か横から上手く入れ知恵してくれる奴はいなかったんでしょうかねぇ。そんなの「私より小沢さんの方が上手でした。」って負けを認めてるのと一緒ですよ。バカ丸出し。


 もちろん彼が辞任するに至る経緯にはもっと裏の話があるでしょう。しかし外交では北朝鮮に対しては拉致一辺倒の無策で応じ、アメリカに対しては小泉路線の継承、内政は年金問題の対処の問題や大臣の任命に関する失態。結局安倍ちゃんはこの一年何も結果を残すこともなく、また将来に希望を持たしてくれるわけでもなく、最後に政治を引っかき回すだけ引っかき回してなんの責任も取らずに「や~めた」っとさっさと辞任です。まあ、小泉がさんざん批判されながらも任期を全うしたのと比較すると安倍ちゃんの政治家としての力量がいかにたいしたことがなかったか、というのが白日にさらされますね。


 次に誰が総理になるのか知りませんが、その問題も含めて安倍ちゃんの職の投げ出し方はひどすぎますね。こんな奴が日本国の総理だなんて笑っちゃいますよ、ホントに。「安倍ちゃんは若いのだから勉強し直して再登板を」なんて言う政治家もいますが、ダメダメ、こんな50歳くらいにもなって何も世の中が分かってない奴なんてもう無理ですよ。彼は所詮一兵卒にしかなれない器で、リーダーじゃないんです。こんなにも世間の空気や人間の機微を理解しない奴がリーダーになったら世の中不幸ですよ。まあそういう意味では一年で降板したのは幸いなのかも知れませんが。


 こうなると次はどうなるか、といえば世間は再び小泉のような強力なリーダーシップを持った人間を求めてくるわけですが、その人材は多分自民党にはいません。小泉が再登板すれば世間は喜ぶでしょうが、きっと小泉にその気は全くないはずです。彼は彼で計算高い人に見えますから、せっかくキレイに終わったところを再登板してボロを出すようなことはしないでしょう。それにやはり総理はしんどいですしね。自民党では他には桝添くらいしか思いつきませんが、彼は賢すぎるのでまだまだ政治を動かすことはできないでしょう。


 それによく言われている麻生では多分上手くいかないと思いますねぇ。彼の大きくゆがんだ口がちょっと気になるんですよね。シニカルで何か曲がったことを強く考えていることがあの口元に表れていますのでねぇ。あんな斜に構えた人をリーダーに据えるのはやはり今の日本の政治にとって得策だとは思えませんね。


 じゃあそうなると民主党の小沢しかいませんねぇ、今は。でも小沢さんも結構きついですよぉ。政治家としては安倍ちゃんと違って超一流ですが、ちょっと強気一辺倒なところが顔を出すとやっかいですからね。今までどれだけの党を作りそれを潰してきたことか。結局自分が作った党では組織を上手くまとめ上げることができず、また自分の思い通りのことができず、最終的に今民主党に合流しているだけですからねぇ。その気の短さと、リーダーとしての人間性の欠如が少し気になるんですよね。


 まあどうなりますかね。これだけ無責任なリーダー像を見せつけられると国民の多くはなおさら自民党に期待しなくなりますからね。今自民党の状況ははっきり言って最悪ですから、小沢が策を弄して政権に揺さぶりをかければ自民党は下手をすれば分裂するかも知れませんよね。そして小沢が表舞台に立つのか、或いは以前のようにキングメーカーとして再び君臨するのか、彼の狙いはどちらでしょうねぇ。小沢のタイプからすれば彼は参謀の方が力を発揮しそうな気はしますけれどもねぇ。


 次の首相を誰にするか、これは日本の政局にとって大変大きな問題です。自民党最大の危機と言ってもいいかも知れません。当然これは我々税理士にとっても税理士制度や税制改正問題で大きな影響がありますから十分注意する必要がありますね。

政治家の帳面も監査したら?

2007 - 09/03 [Mon] - 10:13

 今日のニュースでまたしても元大臣である政治家が経費を五重計上していて、その結果自民党を離党するという話が出てましたねぇ。自身から離党を申し出るということは、ちょっとヤバそうなことになりそうだなって自分自身も分かってるってことですかね。まあ以前から何回もブログに書いていますように、私自身は政治家のその実行力というか、まあ政治家というだけあって無理難題を無茶苦茶な方法で解決してしまう、綺麗な言葉で言えば問題解決能力?汚い言葉で言えば狡さ?は凄いなと思いますが、決して尊敬すべき方々ばかりではないなと思っています。


 そんな政治家達がこぞってその収支報告書における会計内容がおかしいわけですよねぇ。でも政治家はとりあえず人様からお金をかき集めたり、税金から給料をもらっている立場の人間である以上、会計の帳簿と報告内容くらいはある程度体裁を整えてもらわないといけないんじゃないでしょうかねぇ。


 このように会計帳簿や会計報告の内容が不正だった場合や違法だった場合には民間企業ではどのようなことがチェック機能として働いているでしょうか?そりゃあ言わずもがなの「監査」ですよねぇ。政治家なんて、特に国会議員なんて人数が知れているんですからきちんと会計報告書を公認会計士に監査させれば良いんじゃないですか?他人のお金を使って活動をしている以上、これは国会議員全員に義務づけてもいいんじゃないでしょうか。


 まあそんなことをすれば当然議員と会計士が癒着するでしょうが、もし議員の不正会計が発覚すれば会計士も一緒に処分すればいいじゃないですか。大体今の時代において政治家の帳簿や政治資金報告書の内容が適正かどうかが公正な第三者によって全くチェックされていない、ということ自体がおかしなことじゃないですか。大企業の監査をすることに比べればたった一人の政治家の帳面をチェックすることなど会計士であれば朝飯前でしょう?個人企業の帳面の確認より下手すれば簡単かも知れません。


 本気で政治の金について綺麗に公開するつもりであるならば、政治家自身がそういった監査を義務づける法律の制定に前向きに取り組むべきだと思いますね。もちろん「そのつもりが本当にあるならば」という大前提が必要ですがね(笑)。なんだかんだと理由を付けてこういった法律の制定を政治家自身が阻止しようとするならば、まあ政治における金というものはそういうものだ、ということですね。もしかすると私が知らないだけで既に監査は義務づけられているのかも知れませんが、これだけお粗末な事件が次々と出てくるわけですから監査がない、或いは監査をしているとしても全く役に立っていない、というのは明らかですよね。


 結局政治のお金なんて何に使ったかわかんない金、ってことですよ。そりゃあ儲かりますわね、政治家は。その人達に多額の献金をして金がない、金がない、って言ってる某士業団体って何?って感じですね、ヘヘッ。

 | HOME | 






プロフィール

もりり

Author:もりり
当ブログにお越しいただきありがとうございます、税理士のもりりです。のんびりと、時々辛辣に日々感じたいろいろなことを自由に書いていきたいと思います。

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード